能『葵上』を舞います(10月15日木曜日豊田市能楽堂)

豊田市能楽堂にて、来月1015日木曜日1830分開演の催しにて、能『葵上』のシテを勤めます。詳細は下記をクリックして下さい。

https://www.t-cn.gr.jp/6818/

解説と能を含めて1時間という構成の、初心者向け講座で、料金も一般1,000円、25歳以下500円、という破格の値段です。もし宜しければご来場下さい!


販売開始!「能楽笛三流派 宝生流 和久荘太郎 舞物集【森田流】」

「能楽笛三流派 宝生流 和久荘太郎 舞物集【森田流】」を本日より販売開始いたします。

【収録曲目及び販売価格(全て税込)】

※カギカッコ内は想定曲

1 中之舞(大小物・イロエ掛リ)「松風」1,000

2 男舞(答拝掛リ)「小袖曽我」1,000

3 男舞(山伏掛リ)「安宅」1,000

4 黄鐘早舞 「松虫」1,000

5 神舞(三段)「高砂」1,000

6 神舞(五段)「養老」1,000

7 早舞(融ノ掛リ)「融」1,000

8 序之舞(大小物)「東北」1,200

9 神楽 「三輪」1,200

10 楽(大小物)「天鼓」1,200

11 翔(修羅物)「経政」800

12 舞働 「鞍馬天狗」800

13 破之舞(大小物・イロエ掛リ)「野宮」800

14 破之舞(太鼓物)「胡蝶」800

15 羯鼓 「花月」1,000

16 盤渉楽(太鼓物)「唐船」1,800

以上16

単品での購入とは別に、16曲セット販売もあり、特典映像が付いて販売価格15,000円(1,600円引き)。

購入ページは、こちらをクリックしてください。https://vimeo.com/hoshowaku/vod_pages/

購入マニュアル動画はこちらhttps://youtu.be/VD7K7nI7uug

10月上旬より、Blu-ray及びDVD16曲+特典映像+各曲に対しての私のコメントしおり付き。販売価格17,000円の予定)の販売も開始致します。購入方法は後日、当ブログにてお知らせ致します。


能「呉服」無事 済みました(五雲会)

本日、五雲会(宝生能楽堂)にて能「呉服」、おかげさまで無事舞い勤めることができました。ご来場ありがとうございました。

 

 

機台(はただい)の作り物。本来、「作物出(つくりものだし)」の小書(こがき。特殊演出のこと)の際に出すもので、今回は小書無しでしたが、家元のご判断により特別に出すことに。五色の糸が美しく、舞台効果が高いと思います。

 

現在のこの機台は、宝生流の先輩、東川 光夫氏が先代の家元(宝生英照師)の依頼により25年程前にお作りになったもの。流儀の古い作り物の書き付けでは、五色の糸がもっと機台の全体に掛かっていて、シテはその作り物の前に座る構造でしたが、英照先生の指示で機台の中に座れる構造に改良して作られた、と記憶しております。

 

「作り物」の定義は、演能の度に作って、能が済めば壊す、ということ。これも、今回内弟子さんが苦労して作ってくれましたが、この後あえなく解体される運命にあります。もったいないですね。

 

この作り物は、学生の演能会で初お目見え。英照先生のシテ、東川氏のツレで「作物出」の小書付きで、後シテは相舞(あいまい。シンクロで舞う)でした。

当時、内弟子修行中だった私は、そのときの演能の詳細を事細かに記録してあり、その書き付け(メモ)が今回「呉服」を舞うにあたって大変役立ちました。メモは財産ですね。

 

数年内に再度舞う機会があれば、今度は「作物出」の小書で、ツレとの相舞で勤めさせていただきたいと思いました。


『能楽笛三流派 宝生流 和久荘太郎 舞物集 森田流』

文化庁の「文化芸術継続支援事業」の助成を頂き、『能楽笛三流派 宝生流 和久荘太郎 舞物集』を撮影しました。

近日、『森田流版』の販売を開始いたします。販売方法は、後日お知らせいたします。有料動画配信及び、DVDにての販売予定です。

収録内容は、以下の通り。

 

中之舞(大小物・イロエ掛リ)・男舞(答拝掛リ)・男舞(山伏掛り)・黄鐘早舞・神舞(三段)・神舞(五段)・早舞(融ノ掛リ)・序之舞(大小物)・神楽・楽(大小物)・翔(修羅物)・舞働・破之舞(大小物・イロエ掛リ)・破之舞(太鼓物)・鞨鼓・盤渉楽(太鼓物) 以上16曲。

 

舞の稽古や、お囃子の稽古のご参考に。鑑賞用にもお求め頂けましたら幸いです。販売方法は、後日お知らせいたします。

 

一噌流・藤田流も続いて販売予定。ご期待ください。


悪鬼(疫病)退治の舞『鍾馗』

悪鬼(疫病)退治の舞『鍾馗(しょうき)』を、私のYouTubeチャンネルにアップロードしましたのでご覧下さい。

横浜の「やまぐち呼吸器内科・皮膚科クリニック」のご提供により、フルバージョンにてお送り致します。


仕舞『笠之段』宣伝映像(YouTube)

私のYouTubeチャンネルに、仕舞『笠之段』(8月7日金曜日「夜能」)のPR映像をアップロードしました。こちらからご覧ください。


YouTubeチャンネル「宝生流能楽師 和久荘太郎」始動!

 

「宝生流能楽師 和久荘太郎」というYouTubeチャンネルが出来ました!

こちらをクリックして下さい。現在、「ご挨拶」の映像1本と、「和久荘太郎 演能空間」の第1回〜第7回のチラシのアーカイブ、そして、来たる9月19日(土)宝生能楽堂の五雲会にて舞う、能『呉服』の宣伝ビデオを出してあります。

 

まさかこの私がYouTubeを始めるなど、自分でも思いもよりませんでした。あるお弟子さんのお勧めと後押し、そして企画・制作によるもので、恥ずかしながら、まだ自分では何もしておりません。

 

立派な器ができて、この後は私が何を投稿するんだろう、とお思いでしょう。そう、色々と私の中にも構想が浮かんできています。

 

撮影用の三脚や、苦手なお話をするためのワイヤレスのピンマイクまで買ってしまいました。準備は着々と進めていますが、あとは私のやる気や体調、時間の余裕などの機が熟するのを待っています。無理はしません。

 

もし宜しければ、チャンネル登録をして、新しい投稿をお待ちいただけましたらありがたく思います!


虎馬

本日、「4月月並能延期公演」にて、能『八島』のツレを勤めました(シテ 佐野 登)。

 

催し名の通り、4月の月並能が新型コロナ禍により延期した催し。私は元々『八島』のツレではなかったのですが、本日に延期したことにより、本来の演者が不都合になった為、代役として勤めました。

 

この『八島』のツレには、若いときに苦い思い出があり、ある意味トラウマだったのですが、本日何とか無事勤めることができ、やっと克服しました!

 

18年前(27歳のとき)、『八島』のツレを勤めた折に、曲中のクライマックス(いわゆる「錣引きの語り」)で、大間違いをしたのです。「平家方」と「源氏方」に関して、逆のことを言ってしまい、終演後楽屋にて、当時ワキを勤められた故・宝生閑師に強くお叱りいただいたのです。

 

舞台に関して、過去のうまくいったことは記憶から外れていることが多いのですが、失敗は全て覚えています。その代わり、日常の記憶に関しては「そんなことあったっけ?」ということがほとんど。私の場合、ただでさえ脳みそのシワがそれほど多くないのに、「能」に関して「脳」の記憶領域のほとんどを使ってしまっているため、日常生活に支障が出ることが多い、偏った人間です。

観た映画もほとんど忘れているから、毎回感動できます。読んだ本の内容も(場合によっては書名も)忘れているから、同じ本を何回も買ってしまうことも(その場合、若い方にプレゼントします)。

但し、不思議なことに「能」に関する本は覚えているのです。

 

元々、この能の道を本格的に志すまでは多趣味だったので、高校1年生で本職になると決めた時点で、その他全てのことは捨てて、能だけに注力したのです。その時の習い性がいまだに残っている面があって、生活に支障をきたすことがあります。

 

トラウマ克服の話から話が変わっていきましたが、私の中では繋がっています。


第5回 逢の会 能『橋弁慶』

来月8月2日(日)名古屋能楽堂にて、衣斐愛さんが能『橋弁慶』を舞います(詳細は上記チラシをクリックしてください)。

 

ご自身主催の個人演能会で、はや5回目。子供世代や、若い方への普及を念頭に置いた催しで、紙芝居を舞台上のプロジェクターに映し出してのストーリー解説、土蜘に使用するクモの巣を投げる体験会など、特色のある催し。

 

第1回から、私もお手伝いにあがり、クモの巣投げ体験会の講師などさせていただきましたが、今回は他の舞台の先約があり残念ながら出演は致しません(その先約も、このコロナ禍で無くなってしまいましたが・・)。

 

女性が直面(ひためん。能面を着けない素顔のこと)で演じる武蔵坊弁慶がどのようになるか、考えただけでも和久和久、いや、ワクワクしますね。

 

みなさん、このコロナ禍で名古屋でも全く舞台が無い中での、最初の舞台です。ぜひご来場下さい!

 

チケット料金は3,000円。なんと学生は1,500円。

 

お求めは、上記チラシの逢の会事務局、または当ホームページ内【お問い合わせ】にご連絡下さい。


『善知鳥』(五雲会)ありがとうございました

昨日は、自粛明けで都内初めての能の催しとなった「五雲会」にて、能『善知鳥』をお陰様で無事舞わせて頂きました。防疫対策にご協力頂いた上でのご来場、誠に有難うございます。

 

次回のシテは、9月19日(土)五雲会(宝生能楽堂)にて、能『呉服』を舞います。

その頃には、客席数の制限無く、遠慮なく宣伝させて頂ける状況になっていることを祈ります。