明後日は能『羽衣』

明後日1222日日曜日は、いよいよ能『羽衣』を舞います。

健康管理は今のところ完璧。この季節特有の、乾燥による喉の痛みなどが出て風邪のケが有っても、様々な対策をして気合で乗り切っています。

せっかく横浜能楽堂さんから頂いた大事なお役。出来る限り最高の調子で舞台を勤めたいと思います。

先週土曜日の能『班女』から間もなく能『羽衣』を舞うということが驚異的、と驚いて頂くことが多いのですが、だいぶ前から時間をかけて並行して稽古をしていますので、私としては特段大変に思いませんが、全ては当日の体調次第。受験生の方も同じでしょう。

しかし、過去何度か、最悪の体調で能の本番を迎えたことがありましたが、そういうときに限って良い評価を頂いたりするのはどういう訳でしょうか‥。余計なことを考えず、衒いも無く「無心」になっているのかもしれませんね。

なお、この催しのチケットは完売していて、キャンセルが出ない限り当日券の取り扱いは無いようです。悪しからずご了承下さい。


能『絵馬』を舞います(1月26日名古屋宝生会定式能)

来たる令和2年1月26日(日)名古屋宝生会定式能にて、能『絵馬』を舞います。

前シテは、老翁姿で登場しますが、実は天照大神(アマテラスオオミカミ)。

後シテは、天照大神が男体で登場し、激しい神舞を舞った後、天の岩戸を模した作り物に隠れ、「天岩戸隠れ伝説」を舞台上に再現します。

先月、この役を勤めるにあたって伊勢神宮に参拝して参りました。

他に、能『江口』シテ 玉井博祜、狂言『太子手鉾』シテ 奥津健太郎、仕舞『老松』衣斐正宜、仕舞『昭君』辰巳大二郎。

入場料(全自由席) 一般5,000円、学生2,500円

 

チケットのお求め、お問い合わせは、当ホームページ内【お問い合わせ】または、名古屋宝生会(nagoyahoushokai@castle.ocn.ne.jp)まで。


『班女』有難うございました

本日、五雲会にての能『班女』おかげさまでなんとか無事舞い勤めることができました。大勢のご来場誠に有難うございます。

 

ちょうど1週間後には、横浜能楽堂普及公演にての能『羽衣』が控えております(こちらはは販売1ヶ月で完売しており、当日券が出るのか定かではありません)。続けてお越し頂くお客様には、暮れも押しつまったなかのご来場、心より感謝申し上げます。

 

これから1週間、体調に留意して、良い舞台をお見せできるように精進致しますので、何卒宜しくお願い致します。

 


第2回 能楽「飛座」公演

第二回 能楽「飛座」公演の新しいパンフレットができました。

「新しい」というのは、10月に催すはずだった会が大型台風の為残念ながら延期になってしまったことでリニューアルされた、ということです。

A3二つ折りになってより詳しい解説や見どころ説明なども加わり、一見の価値あり。

来年(令和2年)3月15日(日)名古屋能楽堂にて開催。

会主の内藤飛能さんは、半能『西王母』と能『八島』の2番を勤めます。私もまだ、「2番能」は勤めたことがありません。

『西王母』には、ご長男の瑞駿(みずはや)さんが子方で出演。

見どころ満載の催しです。ぜひご来場下さい。


第64回 学生能・狂言の会 チラシ

ステキなチラシが出来ましたね。

先日もクラウドファウンディングのことをお知らせ致しましたが、私の指導する、愛知教育大学能楽部と、愛知県立大学能楽部が合同で能『羽衣』を出すほか、やはり二校合同の舞囃子『高砂』や仕舞多数。

また、名東高校能楽研究部が招待出演させていただき、舞囃子『安宅』を、シテ・地謡にとどまらず囃子(笛・小鼓・大鼓)も全て高校生で上演します。そのほか、名東高校も仕舞数番。

2月8日土曜日名古屋能楽堂です。皆さんご予定頂き、若い情熱溢れる舞台を観にご来場下さい。

 


いよいよ『班女』

いよいよ、今週土曜日の五雲会は、能『班女』を舞います。

明後日木曜日は申合せ(リハーサル)。

普段は慌しく過ごしていますが、お役の前は出来る限り休みをとって、万が一の場合(風邪や怪我などの回復の時間)に備えたり、曲に関する書物を読み込んだりして事にあたるようにしています。

もちろん稽古も充実させます。ただ、若いときのように、ガムシャラに稽古に勤しむと、身体を壊したり、本番にピークを迎えることがだんだん難しくなってきましたので、舞台での稽古に留まらず、イメージトレーニングをしたり、精神の充実をはかります。

他に、能『巻絹』木谷哲也、能『融』小倉伸二郎と狂言一番。ご来場をお待ちしております!


「学生能・狂言の会」クラウドファウンディングご支援のお願い

昨日は、「渋谷能 第7夜」にて、舞囃子『安宅』、無事勤めることが出来ました。満席のご来場、誠に有難うございました。

 

今日は、名古屋能楽堂にて「衣斐正宜舞台生活65年記念能」の為、名古屋に向かっております。衣斐師の『卒都婆小町』の後見を勤めます。出演者ながら、楽しみにしております。

 

さて、来たる来年(令和2年)2月8日土曜日に、名古屋能楽堂にて、「学生能・狂言の会」が開催されます。私の指導する、愛知教育大学能楽部と、愛知県立大学能楽部が、合同で能『羽衣』を作り上げます。シテはもちろんのこと、地謡も全て学生のみで。

夏の合宿から今に至るまで長期計画で稽古を進めており、現在ほぼシテ・地謡ともに完成しており、あとは芸術的価値を高めることに力を注いでいます。

 

ここで問題となるのは、お金のこと。仕舞・舞囃子ならばいざ知らず、能となると、面・装束の拝借料、ワキ方・囃子方への謝礼、舞台使用料その他、莫大な費用が必要です。最初から、そこを何とか皆で出資し合って能を出す覚悟があってのことなのですが、この度全国的・全流儀的に見ても初めての試みではないかと思いますが、数ヶ月前、愛教大の学生の代表者から、クラウドファウンディングでご支援を募ることの相談を受け、「やってみたら良い」と了承しました。

その後、様々工夫を重ねて、写真・動画撮影、掲載文章の推敲などを重ねて、この度クラウドファウンディングが始動しました。

 

ところが、嬉しいことに、始動後たった1日間で目標額を達成!ご支援頂いた方々には、私も心より御礼申し上げますが、目標金額を、学生さん達が遠慮深く、少なめの「10万円」に設定した為の、早期の実現となったわけです。

そこで、独自にもう一段階上の目標額「30万円」を設定して、引き続きご支援を募ることと致しました。

そのクラウドファウンディングのホームページはこちら。また新しいコメントもご覧下さい。

 

昨日学生さんから、金春流能楽師の本田布由樹師がご支援頂いたことを報告受け、ちょうどその夜「渋谷能」にて楽屋でお会いすることになっていたので、心より御礼申し上げましたら、「学生が能を出すことの大変さはよくわかっているので」との温かいお言葉を頂きました(こんなに男気のある方とは知らなかった!)。

もし宜しければ、皆様ご支援のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


舞囃子『安宅』を舞います(渋谷能第7夜 セルリアンタワー能楽堂)

本日は、渋谷能第7夜。セルリアンタワー能楽堂にて、舞囃子『安宅』を舞います。

能楽五流派の立ち会い形式。気合い入れてきます!


能楽第二回「飛座」公演 【延期】

明後日土曜日10月12日開催予定の「能楽第2回『飛座』公演」(内藤飛能師主催)は、延期する、とのお知らせを、先程内藤飛能師ご本人からご連絡頂きました。

 

ギリギリまで悩んでの苦渋の決断だと思います。お客様や出演者の安全を最優先にお考えになったことと思います。気を揉んだことでしょう。

本来、私のブログで率先してお伝えすることではないことは重々承知しておりますが、私も先日のブログでご紹介しておりますのと、私の社中でもチケットを買って頂いておりますので、広く、迅速にお伝え出来るように、取り急ぎこの場で僭越ながらお知らせ致します。


能『班女』を舞います(12月14日土曜日宝生能楽堂「五雲会」)

来る12月14日(土)、宝生能楽堂「五雲会」にて、能『班女(はんじょ)』を舞います。詳細は、上記画像をクリックしてご覧下さい。

 

先日の演能空間の『烏帽子折』は大曲ですし、12月22日(日)横浜能楽堂にて頂いたお役の『羽衣』も能の代表曲であり、有難くも大変なことですが、実はこの『班女』が先の2番に劣らず、「能」としての表現が誠に難しい、情感の深い曲です。

 

狂女物と鬘物(三番目物とも)両方の要素を備え、しかも、笹を持つ他の狂女物とは雰囲気を異にする『班女』。恋人と別れに際して交換した、形見の扇に対して、静かな、しかし強い執心があります。「扇物狂い」とも言われる所以です。

他の狂女とは違い、失われた子供をたずね歩くのではなく、吉田少将(よしだのしょうしょう。ワキ)という高貴な男性を恋うる遊女。ワキにも、品位が要求されます。

初役です。深い考察の上稽古を重ねて本番に臨みます。

この『班女』と、1週間後の『羽衣』は、この曲の為に自分用に仕立てた「箔」という金箔を置いた着付の装束を下ろします(昨年10月17日の当ブログ参照)。1年半、桐箪笥で寝かせました。楽しみ。

入場料5,000円(学生2,500円)

チケットのお申込み、お問い合わせは、当ホームページ内お問い合わせまで。