夏季錬成素謡会

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昨日8月28日、「夏季錬成素謡会」という、夏のおさらい会を飛鳥舞台(自宅舞台)にて催しました。

上の写真は、素謡『鶴亀』の直前に、全体撮影。見台(けんだい)という、謡本を見る台がありませんね。
最近、会の度に、全員で『鶴亀』を無本(謡本を見ない)で謡うことに挑戦してもらっています。会を重ねるごとに、皆さん本格的に体で覚えてきて、大分調子(音の高さ)も揃ってきました。

 

娘の独吟『養老』に始まり、件の素謡『鶴亀』があり、その後、素謡『船弁慶』。

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凜太郎には、お弟子さんの中で子方(源義経役)をさせました。

今度、10月12日に三保松原にての催しで、子方のお役を頂戴したので、その稽古も兼ねています。

 

「夏季錬成」などと厳めしい会名ですが、何のことはない、謡会を口実に皆さん集まってお食事して親睦を深めましょう、という催し。

終了後には、中華料理(チャイニーズレストラン 啓凜)にて懇親会。喉を潤し、舌を滑らかにして、話が弾みました。


中日新聞掲載記事(演能空間)

waku chunichi

9月22日(日)第1回和久荘太郎演能空間に関して、地元紙の中日新聞の取材を受け、8月24日(土)の夕刊に掲載されました。

大変好意的に書いていただき、感謝しております。


同窓会

名古屋市立名東高校の、プチ同窓会に参加しました。

 

これもFacebookのおかげ。いや、Facebookを使って、同学年を集めてくれた、Y・K君のおかげ。どうもありがとう。

個人情報保護が行き過ぎて、なかなか連絡を取る手段がありませんでしたが、Facebookのおかげで、21年ぶりの友人達とバカ騒ぎ。

 

もうその時、僕は能楽師ではありません。

 

根本的に、人間はそんなに変わるものじゃないことがよくわかりました。

それぞれの世界で、大人のフリをしているだけ。

 

ますます「人間」が好きになりました。

 

あー、楽しかった!!


じぇじぇ!

「あまちゃん」 初めて見ました。いい話ですね。

 

「朝まであまテレビ」で、まんまと朝まで。

 

あきちゃんとゆいちゃんが魅力的です。なんであんなに自然な演技ができるのでしょうか。

 

キョンキョン(小泉今日子。あきちゃんのママ)の演技も素敵。

「芸能界とかアイドルとか、チャラチャラしたの、ママ絶対許さないからね」

という言葉を、キョンキョンから聞くとは思いもよりませんでした。

 

「なんてったってアイドル」

 

他にもいい役者を揃えていますね。

 

 

この物語、みんな真剣に生きている。そこに魅力を感じるのでしょう。

 

「じぇじぇ!」初めて聞きました。巷で流行っていますが、遅ればせながら、日常会話で使わせていただきます。


肥った太った

痩せたやせたと、会う人逢うひとに言われるから、自分でも心配になってきちゃって。

  サナダ虫でもいるのかと。

 

でも、妻いわく、夏の初めの恒例行事のように、毎年同じ心配を口にしているらしく・・・。

  一番ぼくの習性を把握している人の言うことだから、ホントでしょう。

 

39年ほど生きてきて、やっと最近、どうも自分の体が燃費効率が悪いことがわかってきて。

  食糧危機が来たら、真っ先に餓死することでしょう。

 

ここ2週間ほど、意識して量を食べるようにしたら、一進一退だけど、着実に肥った太った。

  お腹だけだったりして・・・。

 

もともと大食いなのですが、食べ過ぎかも、なんて気遣ってるから痩せちゃうのかもしれません。

  燃料をたくさん入れないと、どんどん燃えてエネルギーが足りなくなっちゃうのです。

 

そうしたら、今度は、胃が大きくなってきたのか、食欲が増大。

  今度お目にかかる時は、「肥ったねえ」と言わせるかもしれません。


演能空間のチケット販売状況

穴場の席だった、A席中正面席とB席中正面席が、おかげさまで完売しました。

ご購入いただいた方は、誠にありがとうございます。

 

残るは、

 

B席脇正面席と自由席のみです。

 

両方とも、まだ余裕はありますが、早たろう席の特典である、500円割引(B席のみ)とチケットホルダープレゼントの特典(B席・自由席とも)は、9月6日までにお申し込みいただいた場合、となっております。

 

お早目のお申し込みをお待ちしております!


9月14日(土)五雲会 能 『阿漕』

9月五雲会表 9月五雲会裏

来る9月14日(土)宝生能楽堂(東京・水道橋)にて催される五雲会におきまして、

能 『阿漕(あこぎ)』

のシテを勤めますので、ご案内申し上げます。

 

「あこぎ」と聞くと、「アコギな商売」や「アコギなやつ」という言葉が浮かんできますが、まさにその通りで、その語源となった話を、能として作り上げています。

 

伊勢神宮に供える魚を捕る禁漁区である、「阿漕が浦」で、夜な夜な密漁を繰り返した阿漕という男(伝説では「阿漕の平治」という)が、遂に見つかり、簀巻きにされて、沖に沈められます。

そこから、強欲をむさぼることを「あこぎ」と言うようになりました。

 

能は、

日向の国(九州)から、伊勢神宮参拝に来た僧(ワキ)が、途中阿漕が浦に立ち寄ると、年老いた漁師(前シテ)に出会うところから始まります。

実は、この浦の沖に沈められた男の幽霊であることをほのめかし、疾風怒濤に消え失せます(中入)。

僧が弔いの読経をしていると、阿漕の幽霊(後シテ)が網を持って現れ、業が深い生前の漁の有様を見せ、今は捕りなれた魚が悪魚毒蛇となって、身を責めて苦しめられています。罪を重ねた阿漕を助けてくれと、また波の底に沈んでいきます。

 

会は正午始、 『岩船』・狂言・『清経』・『半蔀』・狂言・『阿漕』 の順です(途中入退場可)。

『阿漕』は、16時50分~18時10分の予定です。

 

今回、9月五雲会のチラシを、シテ番の4人で自主制作致しました。より多くのお客様にご来場いただきたい一心です。

お誘いあわせの上お越しくださいませ。

 

チケットは、全席自由で一枚5,000円です。

 

チケットのお申し込み及びお問い合わせは、以下をクリックしてください。

 

    宝生流能楽師 和久荘太郎 Website お問い合わせ


9月1日(日)演能空間・事前講座開催(岳見町ぎゃらりぃ)

9月1日(日)15時より、岳見町ぎゃらりぃ(名古屋市瑞穂区岳見町2-3)にて、9月22日(日)第1回和久荘太郎演能空間をより楽しんでいただくための事前講座(ワークショップ)を開催いたします。

 

   演能空間ワークショップチラシ

 

上記をクリックししていただくと、チラシのPDFが見られます。

 

 

私が舞う能『船弁慶』を中心に、内藤飛能氏と共に、実演を交えて物語りを進めていきます。

どなたもお越しいただきたいと思いますが、特に、ほとんど能をご覧になったことのない方はこの機会にこそぜひどうぞ。

 

ご来場いただいた方には、第1回和久荘太郎演能空間チケットを、早たろう席よりも更に500円割引にて販売いたします。

9月22日の演能空間にいらっしゃるか、まだ迷っている方はぜひまずはこの事前講座にお越しください。

 

終了後、引き続き岳見町ぎゃらりぃ内で、簡単なお茶会をします。

コーヒー・紅茶・抹茶・手作りジンジャーエール(おススメ)など8種類のソフトドリンクからお選びいただき、皆さんと交流の場を設けたいと思います(お菓子付き)。

 

 

定員40名。予約制で、以下にお電話か、メールにてお申し込みください。

03-3655-2681(演能空間事務局) ennohkuukan@gmail.com(事前講座専用アドレス)

 

参加料は2,000円(ソフトドリンク・お菓子代含む)ですが、演能空間のチケットを既にお持ちの方は、事前講座当日お持ちいただければ、1,500円にてご参加いただけます。

 

ご来場を心よりお待ちしております。


カブトムシ

少年の夏休みと言えばカブトムシ。

 

私も子供の頃、よく早起きして、田舎に採りに行きました。

凜太郎にも、同じ体験をさせてやりたいのですが、都心に住んでいるとそういう環境になく、また私自身、子供をカブトムシ採りに連れていく時間がなく、屈辱的ではありましたが、6月頃に初めてカブトムシの幼虫を買いました。

ペットボトル位の大きさの筒形の容器に、マット(土)と幼虫が入っていました。

早くも7月中旬にはサナギになり、成虫となって産まれたのはメス。

急いで凜太郎とペットショップに走り、大きな飼育ケースとマットを買い、移してやりました。

エサは、私が子供の頃はスイカを与えたものですが、今は、カブトムシがおなかを壊す、と売られている専用のゼリーを購入。冷蔵庫に入れたら間違って食べてしまいそうなきれいな色をしています。

 

メスだけではかわいそう、と言いだしたので、8月に入ってから一度子供たちを連れてカブトムシを探しにバスを乗り継いで数軒回りましたが、見つからず。貴重な休みを半日つぶして、炎天下の中遠出したのに。

子供よりも落胆している父親を、「おとうさん、元気出して」と励ます子供たち。

あまりの暑さに3人でアイスクリームを食べながら、最後の望みを託して、親しい友人に電話をして事情を説明すると、数日後、なんと凜太郎の為にカブトムシ(オス1匹とメス2匹)とコクワガタ(オス)とカナブンを捕まえてきてくれました。

凜太郎、大喜び。

お父さんも大喜び。 その友人を尊敬のまなざしで見てしまいました。

 

お父さんらしいことをあまりしてあげられていない、都会の父親。忙しいのはありがたいですが、もっと人間らしい父親の背中をみせてやりたいと思う、この夏の父でした。


満次郎ガールズさん、ありがとう

「満次郎ガールズ」さんが、ブログで「第1回 和久荘太郎 演能空間」の大宣伝をしてくださいました。
(下のリンクをクリックしてください)

能楽師 辰巳満次郎先生 ファンブログ

ありがとう、いい薬です(古)。