チラシ

 9月22日(日)「和久荘太郎 演能空間」本チラシ、良いデザインが上がってきました。

これから修正にかかり、5月中旬完成予定です。

どこかにチラシのコンテストがあれば、「グッドデザイン賞」を受賞するのでは、と思うくらい。

お楽しみになさってください。


4月14日(日)NHK-FM「能楽鑑賞」 『唐船』

 本日、渋谷のNHK放送センターにて、素謡『唐船』の収録が無事終了しました。

以下の日程で放送されます。

 

平成25年4月14日(日)朝6時~6時50分 NHK-FMラジオ「能楽鑑賞」

素謡『唐船』

シテ  金井雄資
ワキ  山内崇生
唐子  鶴田航己
日本子 和久凜太郎
地謡  和久荘太郎・澤田宏司・金森隆晋

 

このほか、以下も同時放送します。

素謡『氷室』(後シテより)

シテ 金井雄資
地謡 山内崇生・和久荘太郎・澤田宏司・金森隆晋

 

素謡(能の一曲を謡のみで表現する)は通常、子方の役も大人が勤めますが、今回はNHKからのご要望とあって光栄なお話。
ただ、この4月にやっと小学生になる6歳ですので、まだ発音も少し赤ちゃんぽさが残っており、まだ身体が出来上がっていませんので、調子(音程)もどうしても不安定になります。

お話を頂いた時、本当にお受けして良いのか迷い、シテの金井師と家元にもご相談しましたが、温かいご返答を頂きましたので、身命を賭してお受けしました。

それからというもの、近日他のお役も重なっています(『善知鳥』『高野物狂』『桜川』)が、それらの稽古と並行して、本日に向けて『唐船』の猛特訓の日々。
成果のほどは、早朝で申し訳ありませんが、皆様に聴いていただきたいと思います。
もちろんのこと、決して満足のいく出来ではありませんが、現段階ではよしとしました。

シテの金井師には、温かく精密な稽古をしていただき、収録後にご褒美を頂戴して、上機嫌の凜太郎。こうして、この世界も脈々と繋がっていくのです。
褒めて伸ばす教育ばかりではだめですが、こういう面も必要です。楽屋全体でファミリーとして、子方を育てていく土壌。ありがたいですね。