涌宝会会員名鑑12

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桜山舞台にて撮影

 

◆名前 鷲野 健

◆年齢 37歳

◆稽古歴 3年

◆居住地 愛知県名古屋市瑞穂区

◆稽古場 桜山舞台・花朋会舞台

◆現在稽古中の曲

  謡 『巴』

  能 『清経』

◆芸歴 

  仕舞『鶴亀』(初舞台)

  舞囃子『猩々』

  舞囃子『清経』

 

◆能の稽古の魅力

 はじめたばかりの頃は、仕舞の稽古をしていても体が動かずついていかない・・・

さらに先生に言われると余計にダメ・・・という感じでした。

それが三年目に入ると、体が多くのことを記憶しており

先生の動きにもついていけるようになっていました。

私自身も驚きましたが、こうなってくると稽古が楽しく熱が入ってきます。

(ついでにいうと先生も驚いていました!わたしはそれくらいのスタートでしたので。)

 

稽古を重ねていくと、頭ではなく自然と体が反応してくれるようになります。

これは舞うことに限らず、謡でも同じような気がします。

わたしはそういうことが稽古をする醍醐味、

また継続をしていく楽しみであると思っています。

 

以下は、わたし流の楽しみです。

先生は能楽界でもバリバリ活躍されている現役能楽師です。

わたしたちはプロではないものの、一演者であることには変わりはないかと。

名人上手であるプロの舞台を鑑賞しては、それを取り入れるなんてこともできるわけです。

「芸は盗むものと」よく言いますし。

わたしも先生の公演を見る際は、盗めるところがないかとたくらんでいます(笑)

 

◆涌宝会の良いところ

 やはり目玉は、年に1回大きな発表会があることでしょう。

発表会後は懇親会もあり、初めての方でも馴染めるよう趣向をこらしてあります。

会員さんが増えている大きな要因ではなかろうかと、わたしは密かに思っています。

 

◆当ブログの読者さんへ

 能は200種類近くの演目数があります。

きっとあなたにぴったりのものが見つかるはずです。


第4回 和久荘太郎 演能空間 仕舞決定!

先日お知らせした、第4回 和久荘太郎 演能空間の番組内、仕舞が未定でしたが、以下のように決定いたしました。

【仕舞】

『笠之段』小倉伸二郎

『八 島』川瀬 隆士

『松 風』髙橋 憲正

地謡 髙橋章他

 

お知らせまで!


涌宝会会員名鑑11

K.K
桜山舞台にて撮影
(現在稽古中の道具たち)

 

◆名前 K.K

◆年齢 40代

◆稽古歴 約10年

◆居住地 愛知県

◆稽古場 桜山舞台

◆現在稽古中の曲
  謡 『熊坂』
  舞 『熊坂』

◆芸歴
 学生時代に「人と違ったことをやってみたい」という思いで能楽研究会に所属しました。能を観たこともありませんでしたので、よくわからないけれど着物も着れるし…と「非日常感」が楽しかった学生時代。
就職で愛知に戻り、約10年のブランクがありました。またお稽古をしてみたいとインターネットで検索したところ和久先生のホームページに出会い、お問い合わせフォームにドキドキしながら書き込んだこと、三喜神社のお稽古に見学に伺ったこと。そして「またお稽古したい!」と突き動かされるような思いをもったこと。よく覚えています。

舞囃子『松虫』『巻絹』
能『加茂』

◆能の稽古の魅力
 一言で表すと「無心になれること」でしょうか。仕事や生活上のいろいろなことをちょっと横に置いて、その時をいかに、自分を明け渡すことができるか…(なかなかできないのですが)
 ひたすら先生の真似をしながら無駄のないように、隙のないように、無理のないように…その中で、ふとお話しの場面や主人公の心情が迫ってくる瞬間があります。年数回あるかないか…ですが、その瞬間に出会えることが魅力だと思っています。

◆涌宝会の良いところ
 和気あいあい。いろいろな方と出会えること。小学生から人生の先輩まで、親しく交わりあえることがありがたいです。年1回の大会の際に皆さんがいろいろな曲に挑戦しておられるのを拝見し、私もがんばらなくっちゃ!と思います。

◆当ブログの読者さんへ
 お稽古はものすごく贅沢な時間です。だって想像してみてください。プロの俳優さんが私だけのために約1時間うたっておどって、手取り足取り教えてくれる!それが純和風ミュージカル(=能楽)に変わるだけで「敷居が高いわ」と選択肢から外れるのはもったいないと思いません?
 わからなくっても大丈夫。だって、和久先生という水先案内人がいらっしゃいますから。わからないからこそ、先入観なく楽しめますよ。
ぜひお問い合わせフォームに見学のお問い合わせを!ご一緒にお稽古できるのを楽しみにしています。


第4回 和久荘太郎 演能空間 始動!

本年、7月23日(日)に、「第4回和久荘太郎 演能空間」を催させて頂くことになりました。

第3回までは、名古屋にて催し、大勢のお客様にご来場頂きましたが、第4回は、東京・水道橋の、宝生流の本拠・宝生能楽堂にて開催致します。

以下に、現時点での番組をお知らせ致します。


【番組】 (2月10日現在)
14時開演

解説 金子直樹(能楽評論家)

 

能『花月』
シテ 和久凜太郎
ワキ 殿田謙吉
アイ 野村太一郎
笛 一噌隆之
小鼓 鵜澤洋太郎
大鼓 亀井忠雄
地謡 宝生和英他

 

一調『氷室』
謡 辰巳満次郎
太鼓 金春國直

 

狂言『二人袴』
シテ 野村裕基
アド 石田幸雄・深田博治・中村修一

 

仕舞(詳細未定)
シテ 小倉伸二郎・髙橋憲正他

 

能『自然居士』
シテ 和久荘太郎 
子方 水上嘉
ワキ 宝生欣哉
ワキツレ 御厨誠吾
アイ 野村太一郎
笛 杉信太朗
小鼓 大倉源次郎
大鼓 亀井広忠
地謡 金井雄資他

(今後、番組の変更の可能性があります)


ご案内のチラシ配布及びチケットの発売開始は、5月末の予定。

 

7月23日(日)宝生能楽堂です。みなさま、どうぞご予定下さい。

 


ある能楽師の日記1

朝5時半起床。この時季の早起きは、朝の光が入ってこないから、いつまでもまどろんでいたくなる。しかし、意を決して「えいっ」と起き上がり、足早に着替えの部屋(兼・亀たちの部屋)へ向かって着替える。

 

よし、今日も亀たちは元気!昨日、子供たちが可愛がっているハムスターが、4年の天寿を全うしたからなあ。兄妹で庭に埋めて、墓標を立てたのを見ると、二人とも成長したなあと思う。

 

おっと、そうそう、亀ばかりじゃなくて、子供たちの顔を見なくちゃ、と隣の部屋へ。よしよし、かわいい寝顔で良い子に寝てるぞ、俺の宝物たち。今日は、お昼から名古屋でお弟子さんの稽古だけど、その前に(名古屋で)パーソナルトレーニングがあるから、お父さんは早く出ちゃうよ。まだ、ゆっくり寝てていいんだよ。って、良く寝てるわ。全然起きないや。

 

階下に降りると、妻が朝食の準備。早いから起きなくて良いって、いつも言うのに。おにぎり、味噌汁、バナナ、イチゴに緑茶、そして花粉症対策のアレルギー薬。ありがとう、いい薬です。

 

今日は妻の誕生日。誰よりも早く「おめでとう」と言えた。でも、そんな日に名古屋へ出張を入れるなんて、ゴメン。そうだ、今思い出した!妻の誕生日は、結婚記念日でもあったんだ!記念日が増えると、忘れる可能性が増えるから、と、妻の誕生日に籍を入れたんだった!それなのにすっかり忘れていた‥。ま、いっか。4月には、結婚式記念日があるし。

 

しかし、早いものでもう12年か。世間では、ゲスな振る舞いが流行ってるけど、うちはとりあえず何の問題も無く(起こさず)、仲良く続いてるな。子供も小5と小3になるし。そりゃ、俺もおじさんになるわ。
でも、能の世界では「若手」とか言われちゃうけど。いつまでも若くいられて、嬉しいような、未熟と言われているようで、悔しいような。

 

ピーターパン症候群を誘発するような思考は、もうやめようよ。早く若者に責任を持たせて心の成長を促さなきゃ。成人年齢も18歳に引き下げになることだし。

 

節分が過ぎ、いよいよ本当に後厄も明けて、心身ともに気が充満してくるのを感じる今日この頃、ようし、今日も気合い入れて、一日はりきっていこう!


涌宝会会員名鑑 10

柴田美穂子
桜山舞台にて撮影

 

◆名前  柴田 美穂子 

◆年齢  60代  

◆稽古歴  3,5 年

◆居住地  愛知県安城市 

◆稽古場  花朋会舞台(岡崎市)  

◆現在稽古中の曲

  謡 『融』   

  舞 『融』  

 ◆芸歴 

 遙か昔、中学生の時、教育自習生のきれいな先生が実習終了のお別れ会で「四海波静かにて~」と謡って下さったのが、私と能楽との最初の出会いでした。その記憶もあり大学では「能楽研究会」に入り、謡・仕舞を故竹腰勝一先生に習いました。その頃、名古屋の能楽堂は熱田神宮の中にあり、宝生会定式能もそこで行われていました。最初の鑑賞は故・宝生英雄先生の『小督』で、学生券はなんと400円でした。適当なお稽古と能楽鑑賞を楽しんだ4年間が過ぎ、その後、能楽との関わりは、数年に一度の鑑賞くらいに留まりました。

還暦になり、仕事も辞め、さて今後「脳の活性化を図る」ためには何をしようかと考えた時、能楽が頭に浮かびました。早速、ネットで先生を探したところ、幸運にも和久先生に巡り会うことが出来ました。涌宝会では仕舞『玉葛』、舞囃子『草紙洗』、『杜若』を発表させていただき、今年は舞囃子『融』に挑戦する予定です。

 

◆能の稽古の魅力

 能の稽古の魅力は、日常を離れ、故事や物語の世界に身を投じることが出来ることです。私たちはワキやシテの言葉を介して周りの景色を見、シテの状況・心情を知り、それを謡うことによって疑似体験します。ですから「浦さび渡る。景色かな」(『融』より)を明朗な声では謡えない(和久先生言)わけです。より、その場にふさわしい謡い方が出来るようにしたいものです。

仕舞はシテの心情を動作によって、より具体的に表現していると思います。当然、シテによって舞い方も違ってきます。光源氏のモデルと言われている『融』に雄々しい動きは似合いません。品よく、身体の中に力を込めて(和久先生言)舞わなくてはいけません。稽古を積むことによって、理解力、表現力が少しずつ向上していく。これも魅力の一つです。

 

◆涌宝会の良いところ

 名古屋のお弟子さんは若い方が多く、「謡初」の時も華やかです。小学生の元気な謡、高校生の切れのよい仕舞、毎年見るのが楽しみです。私自身の励みにもなります。

昨年は和久先生がシテを勤められた『舎利』『歌占』『海人』『紅葉狩』を見せていただきました。先生が演じられる「能」はいつも心が動かされます。今年は、まずは3月の『吉野静』が楽しみです。友達にも先生のファンが多くいます。公演情報がすぐにキャッチでき、チケット入手も先生にお願いできるところも「涌宝会」の会員のメリットかと思います。

 

◆読者の方へ

 まだ、「能」をご覧になったことのない方は、是非、能楽堂に足をお運び下さい。初めは『船弁慶』・『安宅』・『葵上』などがお勧めです。「うあー、面白い」と思われた方は、是非「涌宝会」にご参加下さい。先生のご指導の丁寧さは、折紙付です。


新しい家族12

前回の続き。

ベルツノガエルのベルくん、2週間おきのエサやりの貴重な写真です。

ベルツノガエル2

専用のエサをピンセットでチラつかせると‥

 

ベルツノガエル3

目にも留まらぬ速さで身体の倍以上の口を開けて(この時、私は毎回「ビクッ」とたまげてしまいます」、

 

ベルツノガエル4

ピンセットごとバクリ‼︎

 

ベルツノガエル5

ピンセットを手でよけて、

 

ベルツノガエル6

無事完食。と思ったら、

 

ベルツノガエル7

「ゴックン」と目をつぶって飲み込むのです。これがかわいい‼︎

 

ベルツノガエル8

ごちそうさまでした。


新しい家族11

ちょうど2年前の投稿以来の、久々の新しい家族シリーズ。

今回は、「ベルツノガエル」の「ベルくん」です。

ベルツノガエル1

かわいいですね。ウチに来て約1年。最初は、500円玉位の大きさで、まるでカエルのオモチャだったのが、現在体長10センチ。引き締まった身体をしています。

数ヶ月で成人(成蛙)したある夜、得体の知れない叫び声のような、まるで古い洋館の大きなドアが開くような音が毎日聞こえるようになって、やがてベルちゃんの鳴き声だと気付き、オスと判明。発情期にメスを求めて鳴くのです。

その日から「ベルちゃん」は、「ベルくん」になりました。

給餌は、現在2週間に1回ほど。この大きさになると、それ以上やると健康を害するそうです。

【つづく】


久良岐の早梅

久良岐の梅

昨日の、久良岐舞台庭園。早咲きの梅です。

今日は、節分。確実に春が近づいています。