新作能『散尊(サムソン)』

新作能『散尊(サムソン)』が動きはじめました。

新作能『散尊(サムソン)』
本年8月21日(火)午後7時開演
於・国立能楽堂(千駄ヶ谷)
シテ(力者サムソン)辰巳満次郎
ツレ(詩人ミルトン)金井雄資
ツレ(遊女デリラ)和久荘太郎
間狂言(ミルトンの娘)石田幸雄
笛 藤田六郎兵衛
小鼓 吉阪一郎
大鼓 亀井忠雄
太鼓 観世元伯
地謡 今井泰行他
制作 橋の会事務所
作詩 高橋睦郎
演出・節付け 辰巳満次郎
 
『失楽園』を記したジョン・ミルトンの、劇詩『闘士サムソン』を元に、詩人の高橋睦郎氏が作詩と能への変換をして、節付けと型付けを辰巳満次郎氏が行い、一曲の能に仕上がりました。
 
私は、サムソンが寵愛した敵方の美女・デリラ役という、かなり重要な役を勤めます。
 
前半、サムソンとデリラが老人・老女の姿でミルトンの前に現れ、正体をほのめかして、姿を消し、後半、サムソンとデリラが在りし日の姿で再び現れ、生前の様子を再現します。
 
国際ミルトン・シンポジウム記念行事の一環で、昨年8月上演予定でしたが、大震災の影響で一年先送りして、本年8月の上演となりました。
 
宝生流では新作能は大変珍しいことですが、シテ兼演出の辰巳満次郎師は、これまで『マクベス』『六条』『光明』などを手がけ、評価を受けてきましたので、この度の『散尊』の出来上がりも楽しみにしていただいて良いと思います。
 

全指定席
A席7,000円
B席5,000円 
C席3,500円
学生券2,000円
 
申し訳ありませんが、私のチケットの取り扱いはございませんので、お問い合わせは以下に直接お願いいたします。
なお、売り切れの際はご容赦下さいませ。
 
〈チケット取り扱い〉7月31日まで
青山キャンパス内青山学院購買会
電話03-3409-4401
店頭販売/電話予約(休祭日を除く10~17時にお申し込み、代金・送料の銀行振込によるご入金確認後に郵送)
 
主催・青山学院大学文学部英米文学科
共催・日本ミルトン協会
後援・日本英文学会/ブリティッシュ・カウンシル
助成・青山学院大学英文学会


煩悩

当ブログも投稿108回目です。
私は煩悩のかたまり。
いつ死んでも良いように今後ともはりきってまいります。


天気予報では傘マークが並んでいますが、走り梅雨にはやや早いでしょうか。
傘を無くすのが得意です。
時々病気かと思うくらい。
もともと自他共に認める「超」雨男で、傘が常に手放せませんでしたが、なぜか子供が産まれてから、体質が変わったのか、相変わらず風雨はついてまわりますが、私自身は濡れることが無くなりました。
どんなに雨が続いても、外に出ようとすると、雨がおさまるのです。
時々神かと思うくらい。
だから傘の存在を忘れます。
良い傘を買えば大事にして無くさないだろうとも思いますが、そうでもないようです。
行動範囲のあちこちの傘立てに、自分の物らしき傘が置きっぱなしになっていますが、私の物という証拠が無いので、そのままにしてあります。
先日また新しく傘を購入しましたが、遂には娘の髪を縛る飾り付きのゴムが取っ手に装着されました。
これで無くすようならば、一度お医者様にご相談しようかと思います。