S席完売!(第1回 和久荘太郎 演能空間)

9月22日(日)第1回 和久荘太郎 演能空間 のS席が、おかげさまで完売しました。ご購入いただいた方は、誠にありがとうございます。

これからご購入のご予定の方で、正面席ご希望の方には、申し訳ありませんが、A席(S席の後ろ)はまだ若干残っておりますので、そちらをお早目にお求めいただければと思います。

B席(脇正面席)は、まだ余裕がありますが、前方から中程まで、半分は埋まってしまいました。
「早たろう席」特典の チケットホルダーも、数に限りがありますので、お早目にお申し込みをお願いいたします。

なお、9月6日までのお申し込みには、自由席にもチケットホルダーをお付けいたします。


ホームページリニューアル!!

 明日、私の公式ホームページがリニューアルオープンいたします。

今から8年前、家元からの独立と同時に、応援していただく方々に作っていただいたホームページ。

デザインは、ウェブデザイナーの高野真氏。映画監督の山崎達璽氏プロデュース、写真撮影は、宮川舞子氏。

当時は、ホームページを持っている能楽師も少なく、洗練されたデザインは、今も決して古び
てはいませんし、同業者で、ホームページ作成の際に参考にする方もいらっしゃるようです。
本当は著作権の問題がありますが、真似されるほどのクオリティだったと理解しています。

しかし、本年9月に個人演能会「和久荘太郎 演能空間」を主宰することを機に、リニューアルを決意しました。

デザインは、前回と同じく、信頼する高野真氏に依頼。
前作の黒を基調としたクールな雰囲気から、浮遊感・安定感と能の幻想的なイメージを表現したものに仕上げていただきました。

演能空間の特設ページも現在は臨時のものですが、数日遅れて公式ホームページからリンクされます。

当ブログも、トップページにリンクされますので、引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。


草むしり

昨日は、大会が済んでからのひさびさの休日。

といっても、大量の事務作業や子供の稽古があったりして、終日のんびりとはなかなかいきません。

しかし、一日中家にいるのですから、こんな日は短パンにTシャツで過ごしていると、夏休みに入った下の娘がそれをいち早く見つけ、

「おとうさんお休みなの?」

とわくわく顔で近づいてきます。

「じゃあ今日は草むしりをしよう!」

と、日焼け止めを塗り、虫除けスプレーをかけ、麦わら帽子をかぶり、長靴履いていざ出陣!

小庭に生えた青草を、二人でせっせせっせと抜いていきます。

前の家から連れてきた枝垂れ紅葉の枝は今を盛りと生い茂り、凜太郎が小学校から持って帰ってきた朝顔は早くも青い種をつけました。

初夏に植えた千なり瓢箪は、隣のお宅に不法侵入。
ひっぱり戻してネットに絡めてやります。

バッタの子供たちが、ポップコーンのように飛び回っているのを捕まえて、ちょうど帰ってきた凜太郎が持ってきた虫かごに入れてやると、飼いたい、と。
バッタにもおとうさんとおかあさんがいることを話すと、

「じゃあ一晩だけ」と、草を入れてやります。

にわか雨。

夢のような1日。

またこの夏で、子供たちもひとまわり大きくなることでしょう。


チケット販売状況(和久荘太郎 演能空間)

 9月22日(日)「第1回 和久荘太郎 演能空間」のチケットが、思いのほか、皆様のおかげで好調に売れております。

S席 の残席があと 10席 ほど、

A席 の残席は   20席 ほどです。

販売開始以来1か月が経とうとしていて、当日までは残り2か月。良い席が残り少なくなってきました。

私としても意外ですが、このような状況ですので、出来るだけ早くのお申し込みをお願いしたいと思います(念のため申しますが、よくある「関係者席」のような席は用意しておりません。早くお申し込みいただいたお客様を最優先いたします)。

B席、自由席については、まだかなり余裕がございます。

ただ、「早たろう席」特典の「特製チケットホルダー」の数が残り少なくなる可能性があります。このチケットホルダー、すでにチケットをお求めいただいた方には、すこぶる好評で、

「デザインが良い」

「長く使えそう」

「お得感がある」

というご感想を多数頂戴しております。

私としても、嬉しい限りです。

チケットの販売及びお問い合わせは以下にお願いいたします。

【演能空間事務局】
電話  03-3655-2681(和久自宅ではありません)
メール info@hosho-waku.net

電話受付は平日9:00~18:00、メールは24時間受付。

ご住所・氏名・希望座席・枚数をお知らせください。

名古屋能楽堂・各プレイガイドにても販売しています(自由席のみ)。


大会無事終了2

(つづき)
また、今回、3人の涌宝会会員が「教授嘱託披露」と銘打って、舞台を勤めました。
前述の岡田真理様と、舞囃子『船弁慶』の渡邊陽介様・舞囃子『安宅』の森下光様。
懇親会の中で、特別に授与式を執り行い、家元の代読を私が勤め、お三方に教授嘱託免状をめでたく授与しました。
今後とも、宝生流の普及の為に、様々な形でご協力・ご尽力をしていただきたいと思います。
また、後に続く方が出てくれることを切望致します。
辰巳満次郎師により三本締めで景気よく締めていただき、会員の皆様、気持ちよく帰途についていただいたことと思います。
また、開会の会主挨拶ではしどろもどろでうまくお伝えすることができませんでしたが、地元名古屋の能楽師の皆さんには、弱年より育てていただいた感謝の気持ちを常に持ち続けておりますので、このような大会を本当は毎年催したいのですが、また次回、必ず数年後に催したいと思います。
来年は、7月21日(月・祝)東京・神楽坂の矢来能楽堂にて、舞囃子・素謡・仕舞などの大会を催します。
会員の皆さんは、もちろん今から万難を排してご予定いただき、来年何を発表したいか、今から楽しみにお考えになって下さい。
お客様もぜひまたご来場いただきたいと思います。


大会無事終了

一昨日の7月13日(土)、「司宝会・涌宝会合同大会」が無事終了しました。
前日の申し合わせ(リハーサル)でほとんどの皆さんが厄を落として、本番は驚くほど上手でした。
大概、申し合わせで少し上手くいかない方が、本番で上手くいくものなのです。
終了後の懇親会では、司宝会会主の佐藤耕司師の挨拶に始まり、引き続き、涌宝会会主の私による、脳みその構造が疑われそうな挨拶の後、宝生和英家元の御発声の乾杯のお言葉でそれも浄化されて、和気あいあいと皆さん会話が弾みました。
途中、能を舞われた司宝会の芳賀カズ子様と涌宝会の岡田真理様のスピーチをいただきました。
お二人とも能を舞うのは今回で2回目。素晴らしい出来栄えでした。
また機会があれば舞ってみたいとのお言葉、そうでしょうね。面と装束をつけて「主役」を勤め、約20人の能楽師各役が自分一人の為に一曲を作ってくれる最高の贅沢。
再来年は我が涌宝会も、10周年を迎え、当流本拠地の水道橋・宝生能楽堂にて「涌宝会10周年記念大会」を催す予定ですから、我こそは能を、と手を挙げて下さる方が出てくれることをこれから待ち望んでおります。
(つづく)


和風総本家

 テレビ東京 木曜日 午後9時の『和風総本家』、途中から観ました。

「ニッポンの再生職人」
職人たちの再生技術、素晴らしい!

碁盤の再生職人、手水鉢の再生職人、着物の再生職人。
どれにも言えるのが、妥協の無い心意気と、手間暇を全く惜しまない「もの」に対する愛情。

それらの再生技術が、思いのほか安い技術料であるのを聞くと、大丈夫かな、と思います。

仕事の価値ってなんだろう。お金儲けをしたくてそれらの職業に就くならば、もっと割りの良い仕事があるはずだし。または、もっと高いお金を取っても良いはずだし。

それらに共通するのは、依頼者(お客さま)の「笑顔」ではないかと。

私の職業も同じです。


今週末

私の社中の発表会(司宝会・涌宝会合同大会)も、 今週土曜日(7月13日)に迫ってきました。

その前日、同じく名古屋能楽堂にて、能2番・舞囃子13番・連調1番の申合せ(リハーサル)が、非公開にて行われます。

会主の私同様、会員の皆さんが年を追うごとに、発表会に出演する、ということに慣れてこられたようで、私も発表会間際の稽古が楽になってきました。
各人が発表会当日に向けて、いつから追い込みをかけたら(本気になったら)良いのか、ということがつかめてきたのだと思います。

そう、学生時代の試験勉強のように・・・。

今日は、発表会当日に向けた準備と事務作業で、一日を費やしました。

午前9時半開演、17時終了予定。
会の留めに、私は番外舞囃子『弓八幡』を勤めます。
入場無料。途中入退場可。

社中の皆さんの稽古の成果を、ぜひご高覧下さい。


9月1日(日)ワークショップ開催!(演能空間)

 9月22日(日)第1回和久荘太郎演能空間をより楽しんでいただくためのワークショップ(事前講座)を、9月1日(日)岳見町ぎゃらりぃ(名古屋市瑞穂区岳見町。地下鉄名城線 総合リハビリセンター駅より徒歩3分)にて開催いたします。

詳細未定につき、決まり次第、当ブログや公式ホームページにてお知らせいたします。

今回は、初めて能をご覧になる方を対象としますが、私自身もお客様と身近にふれあえる会にしたいと思いますので、見巧者の方も、もしよろしければ初めて能をご覧になる方をお連れしてぜひご来場下さい。

あくまでも以下は予定ですが、
能『船弁慶』を中心に、演者である私が実演を交えたお話を。
15時開始、17時終了。途中、30分間ほどの休憩を兼ねて、ぎゃらりぃの庭でお茶とお菓子を皆でいただきます。

定員は40名を予定しています。
参加料金は改めてお知らせします。9月22日のチケットをすでにお持ちの方、もしくは当日ご購入いただける方には、料金割引を考えております。

以上の情報のみでも、参加のご予約いただける方は、こちら(info@hosho-waku.net)までご連絡下さい。


ご心配おかけしました

先日の当ブログにて、貧血初体験を披露しましたが、予想外に皆様からご心配いただき、大変恐縮しております。
ご心配おかけして申し訳ありません。
話の種として、「これは書けるぞ」という軽い気持ちで披露してしまいました。
現在、何事もなく元気に過ごしております。
今後は体調管理に気をつけてまいります。
梅雨も明けたようです。本格的な暑さに負けないよう、皆さまもどうかお元気でお過ごしください。