名東高校能楽研究部員から

先日の誕生日に、名東高校能楽研究部員のみんなから、手作りのクッキーを頂きました。よくご覧ください。様々な種類の能の面(おもて)をかたどっています。能面でないお面も挟み込んであったりして中々ウィットに富んだ作品。

道成寺の釣鐘と蛇体も!

後で聞いたら、本当にみんなで作ってくれたらしく、心から嬉しく思いました。

ウチの子供たちも大喜びで、美味しく頂きました。

 

と思ったら、一昨日の稽古で男子部員2人から、下の写真の物を頂きました。

なんと、東レのメガネ拭き。高級なんじゃないですか、もしかして。お金使わなくていいんだよ。

しかしさすが、メガネ男子仲間。よく分かってる。本当に拭きやすくて重宝しています。最近新しいメガネを発注したところなので、手入れが楽しみ。

 

みんなの「気持ち」が嬉しい。

かわいいです、高校生。


カーシェア2

(続き)

頻繁な出張先の名古屋では、東京のようには交通網が張り巡らされていないので、大変重宝します。常宿のホテルの近隣に、カーシェアの基地が沢山有り、名東高校へは車で行くことが増えました。もちろん、お金はかなり余分にかかりますが、時は金なり、移動の無駄も減り、炎天下にや大雨のさなか、重い荷物を引いて歩き回ることが少なくなり、段々と若くなくなってきた身としては、本当に助かります。

 

こんなに便利なカーシェアですが、当然、借りた車は元の基地に返却せねばなりません。欲を言えば、「乗り捨て」が可能になればなおのこと良いなあと。レンタカーは、中々の料金が加算されますが乗り捨てが可能です。

 

と思っていたら、昨日の日経に、「セブンイレブン・ジャパンによる『自転車シェア』が始まる」旨の記事を読みました。カーシェアの自転車版で、セブイレブンを基地として貸し出し、しかもなんと、どこのセブイレブンに返しても良いとのこと。すばらしい!実は私、自転車も持っていないのです…(もちろん自転車乗れますがね)。セブイレブンならば、近所に3つはあります。やった!カーシェアと自転車シェアを組み合わせれば、私は水を得たうおの如し。行動範囲がかなり広がります。元来新し物好きの私、今か今かと「自転車シェア」を待っています。

 

「覚え物の時間が減ってしまう」、のポリシーはいずこへ…。


カーシェア1

車(自家用車)を持っていません。

 

子供が小さい時は、妻の為にも車が欲しいと思うことはしばしばありましたが、維持費の問題や、東京は駐車場代が高いこと、また、私自身が車をそう頻繁に乗るわけではないので勿体ない、そして、東京は交通網が発達しているので、車が必ずしも必要でない、などの理由で見送ってきました。

 

若い時から、「車を持たないのは、(能楽師として)身体を鍛える為だ」と言い張っていました。実は今でもこれが最大の車を所持しない理由です。また、運転してしまうと、稽古をする時間が減ってしまいます。私は、移動中が一番集中して謡を覚えることができるのです。むしろ、移動中以外は全く覚え物をしない(出来ない)、ということが習慣づいてしまいました。だから、稽古時間を減らしたくないので、新幹線や電車に人と連れ立って乗車することがあまり好きではありません。

 

運転自体は、家元(先先代及び先代)の内弟子時代、家元やそのご家族の運転で、都内はもちろん、かなりの長距離も頻繁に運転しましたので、不安はありません。家族旅行などで必要な時は、レンタカーを借りていました。

 

ところが最近、「カーシェア」が大変使い勝手が良くなってきたことがわかり、半年程前から頻繁に利用しています。月会費もそう高くありません。15分からの短時間の利用も可能、もちろん、レンタカーのように数日借りてしまうことも可能。自宅の近くに、カーシェアの基地がかなり沢山有り、予約いっぱいで借りられないということもまずありません。予約は、スマホで便利に。時間の変更やキャンセルも自由にできます。最近、ガラケー(この言葉、好きではありませんが)からスマホに戻したこともあり、大変便利。出張や旅行先でも、スマホを使って基地を検索して予約。気軽に借りられます。まるで、全国各地に自分の車を持っているような感覚。

(続く)

 


「満次郎の会」(能『景清』)と「叶石会」

昨日の名古屋宝生会定式能は、約300名のお客様にご来場頂きました。誠に有難うございます。

終演後一度帰京し、本日午前は宝生能楽堂にて能『景清』の申合せ、夕方から名古屋能楽堂にての「叶石会(きょうせきかい)」の申合せの為、新幹線車中です。

能『景清』(シテ 辰巳満次郎)は、11月25日(土)「満次郎の会」にて上演。景清の娘役は、満次郎氏のご子息・和磨氏で、私はその従者役。

「叶石会」は、12月2日(土)名古屋能楽堂にて開催、石井流大鼓方・河村総一郎・眞之介両氏のご社中発表会。宝生流は、舞囃子2番、居囃子3番の出演。私は全て地謡を勤めます。


酉の市(巣鴨 大鳥神社)

昨日、能『松虫』を勤めた五雲会終演後の夜、来る年の家族の健康と商売繁盛(?)を願って、酉の市に参りました。

 

家元(先先代及び先代)の、住み込みの内弟子時代(18歳〜30歳)からの恒例で、その折は浅草の鷲(おおとり)神社に参って、宝生家の熊手を入手しましたが、独立してからは巣鴨近辺に住まいしていますので、巣鴨・大鳥神社に毎年参ります。

 

独立してすぐ結婚したので、最初は夫婦のみでしたが、いつの間にか大きいのが2人くっついてくるようになりました。

いずれそう待たずして、また2人だけになってしまうのでしょう。貴重な人生の一コマかもしれません。


明日(11月19日日曜日)名古屋宝生会定式能

明日(11月19日日曜日)、名古屋能楽堂にて、今年最後の名古屋宝生会定式能が催されます。

 

12時半からの事前解説を、今回は私が担当致します。

 

13時から、

能『小督』内藤飛能

狂言『柑子』鹿島俊裕、佐藤友彦

仕舞『井筒』玉井博子、『三井寺』竹内澄子

能『黒塚 白頭』宝生和英

 

私自身は、最初の解説と、能2番の地謡及び仕舞2番の地謡を勤めます。

 

当日いきなりのご来場も、大歓迎です。

お問い合わせこちらまで。


神戸と京都

本日は、神戸と京都でそれぞれ催しの為、新幹線にて移動中です。

六甲学院創立80周年記念の催しにて、新作能『復活のキリスト』を、先ごろのイタリア公演以来の再演。シテはもちろん宝生和英宗家、やはり私はマグダラのマリア役を勤めます。

そして、終演後、急ぎ京都に向かい、有斐斎 弘道館にて、「宗一郎 能あそび」に出演致します。同世代の観世流シテ方・林宗一郎師からお招き頂いた、興味深い催し。どんなことになるのか、楽しみです。

この京都にての「宗一郎能あそび」と、先日お知らせした、明日の東京にての能『松虫』の両方にご来場頂く方もおいでで、心より感謝致します。


能『松虫』を舞います(11月18日土曜日 五雲会 於・宝生能楽堂)

今週土曜日(11月18日)、水道橋・宝生能楽堂にて開催の五雲会にて、能『松虫』を勤めます。

 

曲名が『松虫』の為、シテは松虫の精だと思われがちですが、そうではなく、若い男の幽霊。深い友情を誓った男性が先立ってしまい、後追い自殺をしてしまった男性が、この世に執心が残って、酒売りの前に現れます。

 

観る側も、演ずる側も、ちょっとつかみどころのない不思議な曲。執心物ですが、終始秋のしみじみとした風情が、夢幻能のような情感を醸し出します。日本の古典や古代中国の故事の文章を巧みに謡いこみ、秋の夜寒の酒宴の景色が浮かんできます。

 

お問い合わせ及びチケットのお申し込みは、当ホームページまで。


43歳 有難うございます!

43歳になりました。

みなさまからお心のこもったプレゼントを頂戴し、心が温かくなっています。

 

白髪はちらほら、老眼もごくわずかに発現。息子・娘はぐんぐん成長。

多少の老いは自覚しつつも、経験は深まり仕事盛り。ありがたいことです。

 

そして、みなさまの温かい気持ちに更に支えられて、今後もはりきってまいります!

 


明治神宮奉納

本日先ほど、明治神宮の秋の奉納能に出勤して参りました。

晴天に恵まれ、外国からの観光客も多く、神様のみならずお客様にもお喜び頂けたようです。

奉納の野天舞台

 

能楽協会による奉納で、毎回各流持ち回りにて奉納。

今回は、和泉流狂言『盆山』と、宝生流半能『融』(シテ 朝倉 俊樹師)。私は、地頭を勤めさせて頂きました。

 

最近、地謡後列でも重要な位置で謡わせて頂くことが多くなり、誠に有難いこと。今月も、今日から毎日のように各地で舞台出演が続きますが、東京・水道橋の宝生会の定期能以外では大半が後列で謡うので、大変な勉強と経験になります。

 

今後とも気を引き締めて稽古と舞台に臨みます。