流行り

電車内でスマホに首っ丈の風景は当たり前になりました。

かなり前(20年位前?)ですが、成人男性が電車内で漫画雑誌を広げていることが批判の対象になった時代がありましたが、スマホに関してそういう形の批判があまり聞かれなくなったのは、老若男女問わずスマホを熱狂的にいじっていますので、人の批判も出来ないということかと思います。

かく言う私も、今このようにしてスマホでブログを投稿していますから何も言えないのですが、ある一定のルールを自分に課しています。電車内に関して言えば、謡を覚えている最中はスマホを触らないこと。電車に乗ったらスマホを触るのではなく先ず本を広げることなど。優先順位としては、

謡を覚える(または型のイメージトレーニング)→本を読む→人間観察→スマホ

となります。まあ、かなり変わり者の部類でしょうか。

車内の人間観察のなかで、本に熱中している人(特に若い人)を見るとなんだか安心します。

最近、耳からうどんのようなものが飛び出ている人が多いのに皆さんもお気づきでしょう。アップル社のワイヤレスイヤホンですね。あれもなかなかに面白い風景です。

今夏の私の中でのヒットは、首元から顔に向けて2つの風が出るように設計された扇風機!。ヘッドフォンを首にファッショナブルに掛けたように見える画期的商品。USB端子で充電できるようです。先日、電化製品店で見かけて購入を迷いましたが断念。これは毎夏流行っていくと思います。

手であおぐ扇子や団扇という光景も、いずれ前時代的となって見られなくなっていくのかもしれません。

来夏は私を電車で見かけたら、耳からうどんを出して、首にファッショナブルな扇風機を掛け、スマホを熱狂的にいじっているかもしれませんので、そのときは優しく見守って下さい。


岡崎の稽古(花朋会敷舞台)

昨日は1日休みが取れて、カーシェアにて日帰りドライブ。東名高速を東に走って、アウトレットなどに行き帰ってきました。お盆休みの始まりの割にはそこまでひどい渋滞は無く、家族でリフレッシュ。

 

今日は岡崎のお弟子さんの稽古の為、新幹線車中です。

岡崎の稽古は、約15年前に始めた当初、お弟子さんは3人のみ。不思議に、1人おやめになると1人お入りになる、というのが10年ほど続いて、月2回の稽古に行くたびに赤字を抱えていましたが、継続は力、その後少ししずつ増えて、現在は常時10人位はお越し頂くまでになりました。名古屋の桜山にての稽古と、両方に、月4回お越し頂く奇特な方もいらっしゃいます。

稽古場は、花朋会敷舞台という、本格的な能舞台。見所(けんしょ。客席のこと)も広く、年末には毎年、持ち主の方が個人演能会を催していらっしゃいます。

まだまだ人数に余裕はありますので、ご興味がおありの方はご遠慮なくお問い合わせの上、ご見学にお越しください。お問い合わせは、当ホームページ内「お問い合わせ」まで。


久良岐ナイト

今日、久良岐能舞台の稽古に行ったら、玄関先にこんなものが!

 

かなりドキッと、たまげました。職員さんに問うと、明後日3日に「久良岐ナイト」が開催されるとのこと。

講談師を招いて怪談を聞き、広大な久良岐公園自体がお化け屋敷になるそうで、その準備。驚かさないでよ(ご興味のある方は、久良岐能舞台045-761-3854まで)。

しかし、久良岐能舞台の職員さんも、いつも面白いことをよくお考えになります。

 

今日は、新しい受講生の方がお入りになって嬉しい!(けど、きっと驚かれたことでしょう‥。)


求められています

昨日、都営三田線車内にこんな広告が。

 

連絡してみようかな‥。


七城 雅さん

この度、宝塚音楽学校を卒業された、「七城 雅(ななしろ みやび)」さんです。

元は、私が指導する名東高校能楽研究部員で、2年生から宝塚音楽学校に転校し、2年間の学校生活を経て、同期の能楽研究部員と同じ年に卒業となり、上の葉書を私のもとにご丁寧に送ってくれました。

宝塚の試験では、「鞍馬天狗」の謡を披露したとのこと。きっと試験官の心を動かしたことでしょう。

4月から5月にかけて、初舞台の公演がありますので、なんとしても、日帰りで観に行きたいと思います。

背の高い美人で、これはきっと売れますよ!皆さん、お名前を覚えておいて下さい!


史跡「殺生石」

私の授業を受けている川村学園女子大学の学生さんが、明後日11月30日(金)夜能にての、能『殺生石』の鑑賞前に、実際の那須野に存在する、史跡「殺生石」を撮影してきてくれました。

後ろに見える、注連縄を張った石が、「殺生石」。

「殺生石」のアップ写真。

 

私も、『殺生石』を初演した9年前に参りました。今回も行きたい気持ちは有ったのですが、時間か取れず断念したところでしたので、雰囲気を伝えてくれて嬉しく思います。

 

「殺生石」は、近寄る人や生き物を殺してしまう呪いの石として伝わります。

今も、温泉地とて、火山性の亜硫酸ガスなどが微量ながら噴出していて、その量が多い日は、立ち入りを禁じられることもあります。

その石の前には、荒涼とした賽の河原が広がります。ここに、玄翁は訪れ、怪しい女と会話を交わすのです。


桐生稽古場始動!

群馬県桐生市広沢町にある、「伝統芸能研修所」。宝生流愛好家で篤志家の方がご自宅2階に建てた稽古舞台を、そのお孫さんが遺志を継承して移設された素晴らしい能舞台。

もう既に、「稽古舞台」ではなく、立派な「能楽堂」です。

 

中正面側から。

 

この舞台で、一昨日からお弟子さんのお稽古を月1回のペースでさせて頂くこととなりました。

長年桐生で稽古場を持つ葛野流大鼓方家元・亀井広忠師の鶴の一声によって、そのご社中が人数を集めて頂き、このような運びとなりました。

この地域(桐生・足利)で稽古場を持つことは、足利出身の妻との縁もあり、10年来の念願でしたので、亀井広忠師とご社中には、心より感謝しております。

当流名手の先達のご尽力によって、元々宝生流の盛んな地域ではありますが、更なる発展を心掛けて、大事に育てていきたいと思います。

折にふれてご紹介してまいります!


近影


中日新聞に

9月18日の中日新聞夕刊に、今度の(2018年9月30日日曜日)「第5回 和久荘太郎 演能空間」の取材記事を掲載して頂きました。


NHK-FM能楽堂『烏帽子折』の録音2

今回の『烏帽子折』の録音、大変奇遇なことで、実は、来年(2019年)9月23日(月祝)「第6回 和久荘太郎 演能空間」(於・宝生能楽堂)にて、能『烏帽子折』を凜太郎の子方にて私がシテで勤めることが決まっており、そのこともあって、家元が凜太郎に今回のお役をご指名いただいたのです。

しかも、地謡は武田孝史・朝倉俊樹・山内崇生の三師にて依頼済み。今回の録音とほぼ同じメンバーです。この録音があったから、来年『烏帽子折』を勤めるのではなく、私の『烏帽子折』計画及び依頼のほうが先、という奇遇。これを好機と、またはりきって参りたいと思います。

ですから、皆様には、来月(9月9日)にラジオの音で聴いて頂いた素謡『烏帽子折』を、来年の演能空間の舞台上にて立体化した能『烏帽子折』をご覧いただく、という、2段階のご鑑賞をしていただくのが一興かと存じます。

演能空間の『烏帽子折』の間狂言(盗賊の棟梁)は、先頃、東京オリンピック・パラリンピック開会式・閉会式の演出統括責任者に選ばれた野村萬斎師。間狂言とは別に本狂言(曲目未定)も萬斎師にお願いしておりますのでご期待ください!