ありがとうございます!

本日、皆さまのお陰で、なんとか第5回和久荘太郎演能空間を催すことができました。

 

このような非常事態のなか、お越し頂いたお客様には、心より感謝申し上げます。

また、「本当に残念ですが」というお言葉を頂いた上で、お越しになれなかったお客様の温かいお言葉にも、いたく励まされました。

 

通常の公のイベントや催しならば、間違いなく「公演中止」の判断をして告知するべき事態だったと思いますが、演能空間は、中止ができない事情が多々あります。

もちろん、「役者としての意地」という面もありますが、この催し、内情をこの機会に恥を忍んで申しますと、妻と私二人で、和久家の家計のみでやっている、小規模の催しなのです。事務員やスタッフを抱えてやっている、景気の良い大規模な催しに見ていただいているかもしれません(自意識過剰?)が、そうではないのです。夢を壊してしまったかもしれません。

立派でキレイなチラシ(自画自賛で恐縮ですが)からは想像できないと思いますが、毎回、100万円弱の赤字を抱えながら、催しております。

 

そのような状況の為、「払い戻し」のご希望のご連絡には、誠実な対応ができなくて、本当に申し訳なく思っております。

 

本日の公演にお越しになれなかった方は、是非とも、当ホームページ内「お問い合わせ」に、お名前とご住所をお知らせ下さい。本日お客様に配布した、演能空間パンフレット(能楽評論家・金子直樹氏の解説文付き)や、今後の公演のご案内を郵送させて頂きます(事情により、10月末頃の発送となります)。

 

これで、私はめげていません。また次に向かって邁進致します!

 

本日は、本当に有難うございました!


9月30日は必ず開催致します(第5回和久荘太郎演能空間)

既に報道でご存知の通り、台風24号が接近しており、9月30日(日)名古屋能楽堂にて開催予定の「第5回 和久荘太郎 演能空間」開催の可否について、お客様から数件お問い合わせを頂きました

 

主催者として声明を出させて頂きますが、中止の選択肢は無く、必ず開催致します。

 

ただ、お客様には安全第一にて、その時のご判断にてお気をつけてご来場頂きますよう、お願い致します。

なんとか、台風が回避され、皆さまがご無事でお越し頂けることを心より念じて、お待ちしております。

 

和久荘太郎 演能空間 主宰      宝生流能楽師 和久荘太郎

 


第5回 和久荘太郎 演能空間 指定席残りわずか!

次の日曜日に迫った、「第5回 和久荘太郎 演能空間」(2018年9月30日 日曜日 名古屋能楽堂)の指定席は、現時点(9月25日)で、残り12席となりました(カンフェティ販売分含む)。貴人席(正面最後方 ボックス席)のみです。ご希望の方は、お早めにお申し込み下さい。

 

自由席は、まだ余裕があります。ご来場を心よりお待ち申し上げます。

 

お申し込みは、和久荘太郎 演能空間 事務局(メールアドレス info@hosho-waku.net)、または演能空間ホームページまで。


販売開始しました(第5回 和久荘太郎 演能空間 於・名古屋能楽堂)

「第5回 和久荘太郎 演能空間」(於・名古屋能楽堂)のチケットの販売を開始しました。

当ホームページ内に、演能空間特設ページを開設しましたので、ご覧ください。

ホームページ内からチケットの申し込みが可能です。

また、座席の細かい指定をご希望の方は、カンフェティチケットサービスからお求めいただけますので、ご利用ください(セブンイレブンにてチケットのお受け取りとなります)。


チラシ欲しい方、ご連絡ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先ほど、拙宅に実際の紙のチラシが届き、見て感激!

上の写真のように、シルバーの文字がちりばめられています。写真ではわかりにくいのですが、左下のキャストや、最下部の日付・会場・チケット・後援などの情報部分も。バックの緑が映えます!パソコン画面上の画像では、全く伝わりません。

実際の、本物のチラシの送付をご希望の方は、当ホームページ内お問い合わせまでご連絡ください。

なお、近日開設予定の、当ホームページ内演能空間ページにてチケットご購入の方には、もちろんチケットと共に、このチラシも同封してお送り致します(カンフェティにてご購入の方には、チラシはお届けできませんので、別にご連絡ください)。


第5回 和久荘太郎 演能空間 チラシ完成!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本年9月30日(日)名古屋能楽堂にて開催の、「第5回 和久荘太郎 演能空間」のチラシが完成しました!(JPGデータは上記画像をクリック、PDFデータは以下からダウンロードしてください)

   第5回和久荘太郎演能空間チラシ

チケット販売開始は、6月25日(月)。

当ホームページ内に、「第5回 和久荘太郎 演能空間ページ」を近日開設予定。ホームページ内でのチケットご購入可能。また、座席指定をご希望の方は、カンフェティチケットサービスにてもご購入頂けます。

その他、名古屋能楽堂、名古屋市内プレイガイド3か所にても販売(こちらは自由席のみ)。

今回、指定席は正面席のみですので、指定席は早いうちの完売が予想されます。指定席をご希望の方は、6月25日(月)以降、できるだけお早めにお申し込みください。

なお、全ての座席において、当日券は1,000円増しとなっていますので、いずれも事前のご予約をお勧めいたします。


「第5回 和久荘太郎 演能空間」曲目変更のお知らせ

来年(平成30年)9月30日(日)、名古屋能楽堂に於いて開催予定の「第5回 和久荘太郎 演能空間」の番組を以下の通り変更致します。

 

         能『小袖曽我』『夜討曽我』(能2番)から

         能『天鼓 盤渉(バンシキ)』(能1番)に変更

 

番組の詳細は、また改めてお知らせ致します。


有難うございました③(第4回 和久荘太郎 演能空間)

(続き)

『自然居士』の笛は、森田流の若きホープ・杉信太朗師。今回、『自然居士』『花月』とも、羯鼓(かっこ。2本の撥で腹に付けた鼓を打つ軽妙な舞事)が重なる為、(実は、ここぞとばかりに)私からたってのお願いをして、「モヂリ」という、普段と全く異なる譜(メロディー)で演奏して頂きました。

小書(こがき。特殊演出)ではなく、本来、笛方が興に乗った時に、打ち合わせ無しに即興で演奏するものですが、失敗の無いように、事前にしっかりと打ち合わせました。

 

小鼓は、演能空間当日の直前に人間国宝に指定された、大倉流宗家の大倉源次郎師。

大鼓は、葛野流家元の亀井広忠師。

このお二人で、自然居士の丁々発止の人商人とのやりとりを、大変盛り上げて頂きました。むしろ、この囃子に対抗するのに非常なエネルギーを労して大変。お二人に私の力を試されていると感じ、気合いが入りました。

 

そして、肝心要の地謡は、金井雄資師の地頭、辰巳満次郎師の副地頭という最高の陣形。強い地で、複雑な現在物の一番を作り上げて頂きました。

 

後になりましたが、凜太郎の能『花月』の陣形も、この上なく素晴らしかったこと。笛・一噌隆之師、小鼓・鵜沢洋太郎師、人間国宝の大鼓・亀井忠雄師。そして、宝生流家元・宝生和英師の地頭。

ワキの殿田謙吉師は、再会した息子・花月に対する慈愛のオーラが後見座の私からもひしひしと伝わったので、お客様からはなおのことでしょう。

 

今回は(も)、能は総合芸術、演者のお力に加えて、お客様の息を詰めたり、涙したりの、ライブのエネルギーで成り立っていることを、改めて感じることが出来た、私にとっての最大の勉強の機会となりました。

 

心より、皆様お一人お一人に感謝申し上げます。


有難うございました②(第4回 和久荘太郎 演能空間)

(続き)

野村萬斎師のご子息・裕基氏のシテによる、狂言『二人袴』は、石田幸雄師をはじめとした重鎮によるアドとの競演で、良い味を出して頂きました。見所(けんしょ。客席のこと)は大爆笑。

 

仕舞3番の初めは、私の一つ年上の先輩・小倉伸二郎師の『笠之段』。誠に風情ある舞。来年の「第5回 和久荘太郎 演能空間」では、伸二郎師に兄貴役をお願いして、『小袖曽我』と『夜討曽我』の通し狂言(歌舞伎風に言うと)をご快諾頂きました。

仕舞2番目は、若手有望株・川瀬隆士師の『八島』。若者らしい、溌剌とした義経で、合戦の景色が見えるような舞。

そして仕舞3番目は、いつも私のツレをお願いする髙橋憲正師の『松風』。この人の舞台の花は、私には無い独特の色香を持っています。

この仕舞3番を、宝生流重鎮・髙橋章師の地頭、金井雄資師の副地頭という重厚な地謡で舞って頂きました。

 

そして、私の能『自然居士』。

身売りした少女役は、水上優師のご子息・嘉(よし)君。小3で、子方の花盛り。私のシテは、彼に食われてしまったようです。

ワキの人商人(ひとあきんど)役二人は、下掛宝生流家元の宝生欣哉氏と御厨誠吾師。欣哉師の、シテに拮抗するエネルギーは凄いものがあります。武道的に言うと、少しでも隙を見せたら打ち込まれてしまう、という位の気迫をぶつけて下さいました。

ワキツレの御厨師も同様。この人の謡の圧には、無くなった御師匠(宝生閑師)と現師匠お二人の要素が詰まっていると感じます。

 

間狂言(アイ)は、『花月』に続いて野村太一郎師。お若いのに、軽妙で品のある芸の持ち主で、敢えて能2番ともお相手をお願いしました。

(続く)

 


有難うございました①(第4回 和久荘太郎 演能空間)

皆様のお陰をもちまして、去る7月23日(日)宝生能楽堂にて開催の「第4回 和久荘太郎 演能空間」は、無事終了致しました。

ご多忙な中のご来場、誠に有難うございました。

 

能楽評論家の金子直樹氏による、誠に興味深い解説は、観能時の、想像力を膨らませる大きな助けになったことと思います。優しい語り口には、私の社中や知人にもファンが多く、次回も楽しみとのお声を多数頂いています。

 

能『花月』は、11歳になったばかりの凜太郎に、シテを勤めることをお許し頂いたことに、家元には心より感謝申し上げます。何とか無事勤め、本人にとって、能の道に進む動機付けの一つになることでしょう。

 

一調『氷室』は、辰巳満次郎師の強い謡と、金春流太鼓家元・金春國直師との一騎打ち。奇しくも、先日東京にて異常気象で雹や霰が激しく打ち付け、そのさまを想起させる激しい演奏でした。

(続く)