リュックサック
最近、リュックサックを愛用しています。しかもスーツやジャケットスタイルに。
店員さんにたずねましたら、震災以来、やはり売れているようです。自転車通勤に切り替えたり、いつでも逃げられるように、ということでしょうか。
僕は別の理由で、実は長年腰痛に悩まされてきましたが、ここ数ヶ月症状がひどくて、片手で長時間重い荷物を持つのがつらく(むしろ両手に持ちたい)、ランドセル以来ですが背負うことにしました。
背負ってみると、あら楽ちん。傘もさせるし、さらに荷物を持てる!いや、それは悪循環だからやめておこう。
しかし、着物一式が入るくらいの大容量のを買ったので、普段持ち歩かなかったものまでどんどん詰め込んでしまって、結局腰に来ているかも。
さすが、米国TUMI社のカバンは機能的。ポケットが充実していて、どこに何をしまったかわからなくなります(どっちなんだか)。
さる御方には
「トゥミ(罪)を背負っているのか」
といわれ、それいただき。
とても気に入っていますがたったひとつ不満は、「着物に合わない」こと。
スーツにリュックは増えてきましたが、さすがに着物にリュックは…。
背負いたければ、やはり風呂敷でしょうか…。
着物が楽で好きですが、外に出歩くことは少なくなりました。
『雲雀山』も済んだし、この辺で気合いを入れて腰を治します!
再び罪を背負って生きるのです
今朝、名古屋から帰宅し、昼食のみ妻と頂いたのも束の間、只今は川村学園女子大学に、2コマの授業の為向かっております。
最近、老いも若きも、本当にリュックサックを背負っている方が多くなりましたね。
2011年3月11日の東日本大地震の1週間後、私は即座にリュックサック(TUMI製)を買い求め、当時、東京芸大の助手をしていた為、スーツ姿にリュックで上野の森に通いました。
まだ当時は、スーツにリュックの組み合わせは極少数派で、能く違和感を指摘されましたが、なんのそので闊歩していました。
今となっては当たり前の格好。むしろオシャレなのでしょう。スマホが普及して、手が空くのが便利であることも一因のようです。
私自身は、助手の任期終了後はしばらくリュックは封印していましたが、最近心境の変化あり、再び陽の目を見ることになりました。
今日もスーツにリュック姿ですが、やはり楽ちん!7年ほど前のように、人から嘲笑されることもなくなりましたので、堂々としたものです。
TPOさえ気を付ければ、快適なリュック生活が再び始まり、なんだか足取りも軽くなります。