京急線の事故
五雲会申合せにて『玉葛』の地謡の後、久良岐能舞台にて稽古の帰りの京急線。
先日の京急特急の大事故は、トラックの運転手さんが亡くなり誠に残念なことでした。乗客も30名超の方が怪我をされたとのこと、快復をお祈り致します。
あの日、私もあの特急に乗るはずで、桐生(群馬県)のお弟子さんの稽古の後、東武線のりょうもう号から京急線に乗り継ぎ、久良岐能舞台(京急上大岡駅至近)の稽古に直行する途中でした。
桐生の稽古場からの帰り道、お弟子さんに車で東武線足利市駅まで送っていただいているときに、車載テレビのニュースで大事故の速報を見て、
「今からこれに乗るんです!」と。
これはもう京急は当分無理だろうし、他社の振替乗車も大変な混雑になるだろうと予想して、急遽自宅に向かい、カーシェアで車を借りて、急ぎ高速道路を使って久良岐能舞台に向かい難を逃れたのでした。
お弟子さんも他の路線を使ってお休みはなく集まって頂き、通常通りお稽古ができました。
しかし、常日頃、新幹線や地下鉄でも先頭列車には乗らないように心がけていますが、今回、よりその思いを強くしました。