1月23日(日)名古屋宝生会定式能
次週1月23日(日)13時開演・名古屋能楽堂にて、本年第1回名古屋宝生会定式能が催されます。
能は『春日龍神』シテ内藤飛能・『源氏供養』シテ竹内澄子の2番。
そのほか、仕舞『田村クセ』衣斐正宜・『西行桜クセ』佐藤耕司、狂言『寝音曲』佐藤融・井上靖浩。
『春日龍神』を勤める内藤飛能さんは、昨年11月の同名古屋宝生会定式能において、名古屋にての初めてのシテ(『西王母』)を勤め、さっそく今回再びシテを勤めます。
内藤さんは、私同様名古屋出身で、東京芸大卒業後、宝生宗家の住み込みの内弟子修業をしており、現在内弟子頭として東京の宝生流の楽屋の若者たちの中心として精進しています。
若々しい、エネルギッシュな舞台を見せてくれることでしょう。
『源氏供養』は、今回「舞入」という小書(こがき・特殊演出)が付きます。曲中、「イロエ」という、舞台をひと回りするだけの短い舞の代わりに、「中の舞」という、3つの楽器のみで奏する6・7分の舞を舞います。
シテの竹内澄子さんは、自身の同門会「七彩会(にじのかい)」を指導しつつ、愛知県立大学・愛知教育大学の能楽サークルも熱心に指導し、名古屋の宝生流にとって、無くてはならない存在です。
美しい紫式部の舞をご期待下さい。
チケットは、5,000円(学生2,000円)。ホームページの「お問い合わせ」にて受け付けます。もちろん、当日受付にてもお買い求めいただけます。
ご来場お待ちしております。