能楽第二回「飛座」公演(10月12日土曜日名古屋能楽堂)
来たる10月12日土曜日、名古屋能楽堂にて、内藤飛能師主宰の個人演能会「飛座」の第二回公演が開催されます(詳細は上の画像をクリックしてご覧下さい)。
私が主宰する「和久荘太郎 演能空間」と同じく、催しの企画、配役、運営、広報、チラシデザイン・印刷、チケット印刷、チケット販売などのほか、申合せ(リハーサル)、本番の役者の弁当の手配、出演者への謝金の支払い、公演後の税金の支払いなどなどの、全ての雑用を自分でやる、リサイタル公演。
私は、これらを妻と2人でやっているので、飛能さんのご苦労が能く分かります(案外、事務員がやっていると思っていらっしゃる方が多いのです)。
飛能さんにはまだ小さいお子さんが3人いますから、そのようななかで奥様も大変なご苦労だろうと推察しています。
同じ志を持つ者として、応援しております。皆さま、ご予定いただきぜひご来場下さい。チケットのお求めは、上記のチラシの申し込み先まで。
飛能さん自身は今回の飛座にて、2番能を勤めます。半能『西王母』はご長男の瑞駿(みずはや)さんと。能『八島』は義経の能。気合いの入った舞台が観られることでしょう(私も後見や地謡で出演)。
来週9月23日の「演能空間」の能『烏帽子折』では、後半、飛能さんは「若武者」という重要な役にて、私の熊坂長範(くまさかのちょうはん)役と、夜討に関しての相談をセリフの掛け合いで繰り広げ、しかも牛若丸に対して一番に斬って出ます(そして一番にやられてしまいます‥)。
どうぞお楽しみに!