法玄寺 千灯供養 「能の夕べ」
一昨日、三保羽衣薪能の後、やっと演能空間以来一時帰宅し、昨日は足利市の法玄寺にて、「能の夕べ」と題した夜のコンサートに出演しました。
今回は、笛(熊本 俊太郎師)と太鼓(澤田 晃良師)と私の3人で。千灯供養他の行事の後、1時間ほどのミニコンサート。『高砂』の待謡(まちうたい。「高砂や〜」)の体験もして頂きました。120名以上の方にご観覧頂き、やり甲斐がありました。
コンサートの様子は、当然、私自身では撮影できませんでしたが、上はコンサート開演前の千灯供養の様子。「南無阿弥陀仏」を唱えながら、火の点いた蝋燭を消さないように、60人ほどで輪になってリレーのように回して、斜面の上の祭壇に千灯を供えます。コンサート開演1時間前でしたので、密かに私も参加しました。
山門や境内も、蝋燭でライトアップ。誠に風情があります。
このお寺、実は妻の実家の菩提寺。そのゆかりで、今回お声がけ頂きました。800年の歴史を持つ、足利氏先祖創建の大変由緒あるお寺で、「人間だもの」の相田みつをさんのお墓もあります。