今週金・土
来る7月1日(金)、渋谷・松濤の観世能楽堂にて、「亀井忠雄の会」が催されます。
人間国宝の葛野流大鼓方・亀井忠雄師の古稀の記念の会。
観世流宗家・観世清和師の『関寺小町』、片山九郎右衛門師・観世喜正師他の『石橋』と、この上ない番組。
宝生流は、葛野流大鼓方6人による連調の地謡を、亀井保雄・雄二親子と私で勤めます。
大鼓の、しかも玄人の連調というのは大変珍しく、見たことも聞いたこともありません。
曲は、当日のお楽しみ。
残念ながら、チケットは発売当日に即完売だそうです。さすがですね。
次の日、2日(土)は、千駄ヶ谷・国立能楽堂にて、亀井忠雄師・広忠師の同門会「佳名会・佳広会」が催され、こちらは入場無料。
お弟子様方の日頃の成果が発表されます。
といっても、前日に引き続き、観世流・宝生流より錚々たる顔ぶれ。
大鼓のみお弟子様で、他の囃子も全て玄人が固めます。
私は、初番(10時開演)の舞囃子『熊坂』を勤めます。他、地謡10番ほど出演。
こちらとしても、大変勉強になる催しですから、気合いが入ってきました。
私のは置いて、その後の番組は、私自身も見所から一日中拝見していたいような曲と出演者です。
それでは。