父の日
今日は、本来ならば名古屋宝生会定式能の日。
6月第3日曜日は父の日であると同時に、名古屋宝生会定式能の日と決まっているので、父の日に家にいたことは一度たりともありません。
しかし、この新型コロナ禍により、本日の名古屋宝生会定式能は来年の1月24日(日)にそのままの番組内容で延期、と決定したので、自宅にいられるはずでしたが、代わりに岡崎のお弟子さんの稽古日にしたため、結局は自宅にはおりません。
昨日の五雲会にて能『善知鳥』のシテを勤めたあと帰宅すると、家族(妻1人、子供2人)が「父の日パーティー」をしてくれました。
ケーキとワインでお祝い(おめでたくはないと思いますが)。各々グラスを持ち、妻が、
「ほら、2人とも、なんて言うの?」としむけると、娘が、
「いただきます!」
みんなズッコケました(娘もボケるようになりました)。
ワイワイ喋りながら食事して、今日の舞台の感想を述べたり、ようやく始まった学校の様子を聞いたり。
嬉しい父の日イブでした。
『善知鳥』(五雲会)ありがとうございました
昨日は、自粛明けで都内初めての能の催しとなった「五雲会」にて、能『善知鳥』をお陰様で無事舞わせて頂きました。防疫対策にご協力頂いた上でのご来場、誠に有難うございます。
次回のシテは、9月19日(土)五雲会(宝生能楽堂)にて、能『呉服』を舞います。
その頃には、客席数の制限無く、遠慮なく宣伝させて頂ける状況になっていることを祈ります。