第4回 和久荘太郎 演能空間 仕舞決定!

先日お知らせした、第4回 和久荘太郎 演能空間の番組内、仕舞が未定でしたが、以下のように決定いたしました。

【仕舞】

『笠之段』小倉伸二郎

『八 島』川瀬 隆士

『松 風』髙橋 憲正

地謡 髙橋章他

 

お知らせまで!


第4回 和久荘太郎 演能空間 始動!

本年、7月23日(日)に、「第4回和久荘太郎 演能空間」を催させて頂くことになりました。

第3回までは、名古屋にて催し、大勢のお客様にご来場頂きましたが、第4回は、東京・水道橋の、宝生流の本拠・宝生能楽堂にて開催致します。

以下に、現時点での番組をお知らせ致します。


【番組】 (2月10日現在)
14時開演

解説 金子直樹(能楽評論家)

 

能『花月』
シテ 和久凜太郎
ワキ 殿田謙吉
アイ 野村太一郎
笛 一噌隆之
小鼓 鵜澤洋太郎
大鼓 亀井忠雄
地謡 宝生和英他

 

一調『氷室』
謡 辰巳満次郎
太鼓 金春國直

 

狂言『二人袴』
シテ 野村裕基
アド 石田幸雄・深田博治・中村修一

 

仕舞(詳細未定)
シテ 小倉伸二郎・髙橋憲正他

 

能『自然居士』
シテ 和久荘太郎 
子方 水上嘉
ワキ 宝生欣哉
ワキツレ 御厨誠吾
アイ 野村太一郎
笛 杉信太朗
小鼓 大倉源次郎
大鼓 亀井広忠
地謡 金井雄資他

(今後、番組の変更の可能性があります)


ご案内のチラシ配布及びチケットの発売開始は、5月末の予定。

 

7月23日(日)宝生能楽堂です。みなさま、どうぞご予定下さい。

 


ある能楽師の日記1

朝5時半起床。この時季の早起きは、朝の光が入ってこないから、いつまでもまどろんでいたくなる。しかし、意を決して「えいっ」と起き上がり、足早に着替えの部屋(兼・亀たちの部屋)へ向かって着替える。

 

よし、今日も亀たちは元気!昨日、子供たちが可愛がっているハムスターが、4年の天寿を全うしたからなあ。兄妹で庭に埋めて、墓標を立てたのを見ると、二人とも成長したなあと思う。

 

おっと、そうそう、亀ばかりじゃなくて、子供たちの顔を見なくちゃ、と隣の部屋へ。よしよし、かわいい寝顔で良い子に寝てるぞ、俺の宝物たち。今日は、お昼から名古屋でお弟子さんの稽古だけど、その前に(名古屋で)パーソナルトレーニングがあるから、お父さんは早く出ちゃうよ。まだ、ゆっくり寝てていいんだよ。って、良く寝てるわ。全然起きないや。

 

階下に降りると、妻が朝食の準備。早いから起きなくて良いって、いつも言うのに。おにぎり、味噌汁、バナナ、イチゴに緑茶、そして花粉症対策のアレルギー薬。ありがとう、いい薬です。

 

今日は妻の誕生日。誰よりも早く「おめでとう」と言えた。でも、そんな日に名古屋へ出張を入れるなんて、ゴメン。そうだ、今思い出した!妻の誕生日は、結婚記念日でもあったんだ!記念日が増えると、忘れる可能性が増えるから、と、妻の誕生日に籍を入れたんだった!それなのにすっかり忘れていた‥。ま、いっか。4月には、結婚式記念日があるし。

 

しかし、早いものでもう12年か。世間では、ゲスな振る舞いが流行ってるけど、うちはとりあえず何の問題も無く(起こさず)、仲良く続いてるな。子供も小5と小3になるし。そりゃ、俺もおじさんになるわ。
でも、能の世界では「若手」とか言われちゃうけど。いつまでも若くいられて、嬉しいような、未熟と言われているようで、悔しいような。

 

ピーターパン症候群を誘発するような思考は、もうやめようよ。早く若者に責任を持たせて心の成長を促さなきゃ。成人年齢も18歳に引き下げになることだし。

 

節分が過ぎ、いよいよ本当に後厄も明けて、心身ともに気が充満してくるのを感じる今日この頃、ようし、今日も気合い入れて、一日はりきっていこう!


新しい家族12

前回の続き。

ベルツノガエルのベルくん、2週間おきのエサやりの貴重な写真です。

ベルツノガエル2

専用のエサをピンセットでチラつかせると‥

 

ベルツノガエル3

目にも留まらぬ速さで身体の倍以上の口を開けて(この時、私は毎回「ビクッ」とたまげてしまいます」、

 

ベルツノガエル4

ピンセットごとバクリ‼︎

 

ベルツノガエル5

ピンセットを手でよけて、

 

ベルツノガエル6

無事完食。と思ったら、

 

ベルツノガエル7

「ゴックン」と目をつぶって飲み込むのです。これがかわいい‼︎

 

ベルツノガエル8

ごちそうさまでした。


新しい家族11

ちょうど2年前の投稿以来の、久々の新しい家族シリーズ。

今回は、「ベルツノガエル」の「ベルくん」です。

ベルツノガエル1

かわいいですね。ウチに来て約1年。最初は、500円玉位の大きさで、まるでカエルのオモチャだったのが、現在体長10センチ。引き締まった身体をしています。

数ヶ月で成人(成蛙)したある夜、得体の知れない叫び声のような、まるで古い洋館の大きなドアが開くような音が毎日聞こえるようになって、やがてベルちゃんの鳴き声だと気付き、オスと判明。発情期にメスを求めて鳴くのです。

その日から「ベルちゃん」は、「ベルくん」になりました。

給餌は、現在2週間に1回ほど。この大きさになると、それ以上やると健康を害するそうです。

【つづく】


久良岐の早梅

久良岐の梅

昨日の、久良岐舞台庭園。早咲きの梅です。

今日は、節分。確実に春が近づいています。