【一噌流】有料動画配信開始(笛三流派 宝生流和久荘太郎 舞物集)
「能楽笛三流派 宝生流和久荘太郎 舞物集」の【森田流】【藤田流】に続き、【一噌流】の有料動画販売を開始いたしました。これで、有料動画販売に関しては、三流派全て揃ったことになります。以下のサイトをご覧下さい。
https://vimeo.com/hoshowaku/vod_pages
購入マニュアル動画はこちら。https://youtu.be/VD7K7nI7uug
【収録曲目及び販売価格(全て税込)】
※カギカッコ内は想定曲
1 中之舞(太鼓物)「胡蝶」1,000円
2 男舞(達拝掛リ)「小袖曽我」1,000円
3 男舞(山伏掛リ)「安宅」1,000円
4 男舞(破掛リ)「小督」1,000円
5 神舞(三段)「弓八幡」1,000円
6 神舞(五段)「高砂」1,000円
7 早舞「絃上」1,000円
8 序之舞(大小物)「江口」1,200円
9 神楽(序無シ)「巻絹」1,200円
10 楽(大小物・富士太鼓ノ掛リ)「富士太鼓」1,200円
11 翔(狂女物)「玉葛」800円
12 舞働「竹生島」800円
13 破之舞(大小物・イロエ掛リ)「松風」800円
14 破之舞(太鼓物)「胡蝶」800円
15 羯鼓 「花月」1,000円
16 盤渉楽(太鼓物・邯鄲掛リ)「邯鄲」1,800円
以上16曲
単品での購入とは別に、16曲セット販売もあり、特典映像が付いて販売価格15,000円(1,600円引き)。
Blu-ray及びDVD(16曲+特典映像+各曲に対しての私のコメント及び三流派収録曲目録の冊子付き。販売価格17,000円)は12月初旬に販売開始致します。販売開始しましたら、当ブログにてお知らせ致します。
コロナ禍でのお稽古や、お囃子のお稽古にお役立て下さい。または鑑賞用にもお求め頂けたらと思います。
出演者は、
シテ 和久荘太郎
笛 一噌幸弘
小鼓 田邊恭資
大鼓 亀井洋佑
太鼓 大川典良
【一噌流】版には、基本的なものを揃えました。特殊なものを見たい場合は、【森田流】【藤田流】版をご覧ください。
【藤田流】版、販売開始しました!(能楽笛三流派 宝生流和久荘太郎 舞物集)
「能楽笛三流派 宝生流和久荘太郎 舞物集」の【森田流】に続き、【藤田流】の有料動画販売を開始いたしました。以下のサイトをご覧下さい。
https://vimeo.com/hoshowaku/vod_pages/page:1/sort:date
購入マニュアル動画はこちら。https://youtu.be/VD7K7nI7uug
【収録曲目及び販売価格(全て税込)】
※カギカッコ内は想定曲
1 中之舞(大小物・急之舞)「紅葉狩」1,000円
2 男舞(達拝ガカリ)「七騎落」1,000円
3 男舞(山伏ガカリ)「安宅」1,000円
4 男舞(破ガカリ)「敦盛」1,000円
5 神舞(三段)「養老」1,000円
6草之神舞「右近」1,000円
7 早舞(泣ガカリ)「海人」1,000円
8 序之舞(太鼓物)「羽衣」1,200円
9 神楽 「龍田」1,200円
10 楽(太鼓物・邯鄲ガカリ)「邯鄲」1,200円
11 翔(特殊なもの)「女郎花」800円
12 舞働(特殊なもの)「船弁慶」800円
13 破之舞(大小物・イロエ掛リ)「松風」800円
14 破之舞(太鼓物)「羽衣」800円
15 羯鼓 「放下僧」1,000円
16 盤渉楽(大小物)「天鼓」1,800円
以上16曲
単品での購入とは別に、16曲セット販売もあり、特典映像が付いて販売価格15,000円(1,600円引き)。
Blu-ray及びDVD(16曲+特典映像+各曲に対しての私のコメント及び三流派収録曲目録の冊子付き。販売価格17,000円)の販売も11月中に開始致します。販売開始しましたら、当ブログにてお知らせ致します。
【藤田流】版には、比較的特殊なものを収録しています。例えば、中之舞は途中から鬼の本性を表す急之舞。『女郎花』特有の翔や『船弁慶』特有の長刀を振るう舞働。また、宝生流特有の「大小物(太鼓が入らない)」の盤渉楽。あとは、シテは中之舞を舞うのに、囃子は男舞を演奏する『敦盛』。
コロナ禍でのお稽古や、お囃子のお稽古にお役立て下さい。または鑑賞用にもお求め頂けたらと思います。
出演者は、
シテ 和久荘太郎
笛 竹市学
小鼓 船戸昭弘
大鼓 大倉慶乃助
太鼓 澤田晃良
藤田流は名古屋独自の流派。竹市師の素敵な音色をご堪能ください。
『翁』を舞わせて頂きます(1月10日(日)月波能特別会 宝生能楽堂)
明年1月10日(日)宝生会「月波能(月並能改め)」にて、『翁(おきな)』を披かせて頂く運びとなりました(上記チラシをクリックして下さい)。
『翁』は、「能にして能にあらず」といわれる、儀式的な曲で、古来能役者ではなく神官などの宗教者が勤めていたものを、能役者が代わって勤めるようになり、初めは座(今でいう「流派」)の長老が勤めていたものを、能の中興の祖・観阿弥親子が初めて座の大夫(たゆう。今で言う「家元」)が舞い勤めたのを初めとして、代々家元のみが勤めてきたものですが、近代に入り、宝生流では弟子家(家元直属の職分能楽師)にも勤めさせて頂くようになりました。現在でも、ほとんどの流派は家元または分家筋のみが勤めることになっています。
また、この曲を勤めるにあたって、「別火精進」という、いわゆる精進潔斎を、本番約1ヶ月前より禁肉食・禁酒などをして心身を清め、当日は、舞台上で翁面を掛けることによって、神職ではなく「神」自体になり、天下泰平、国土安穏を祈る、という、私にとってはおこがましく畏れ多いお役です。
このようなことで、一世一代のお役をこの度頂戴し、おそらく二度と舞うことはありませんので、このような時世ですが、もし宜しければ皆皆様お運び頂けましたらと存じます。
一般販売は、11月14日(土)10時開始。
また今回、宝生会の番組編成が大幅に変更されてからの初めての会で、「月波能特別会」といわれるだけあって、番組が大変豪華です。
『翁』の他、『葛城・大和舞(家元)』、『烏帽子折(武田孝史)』、また『翁』の三番叟を野村萬斎氏ご子息・裕基氏が勤め、また野村万作・萬斎親子による狂言『鶯』。
また今回特別に『翁』に、「烏帽子之祝儀」という小書(特殊演出)がつきます。これは烏帽子の祝言の謂われを三番叟が語るもので、今回「烏帽子折」が留に上演されることからこの小書が付きました。私自身、このような小書は初めて聞きました。これも見ものです。
以下に席種と料金をお知らせいたします。
【税別料金ですのでご注意下さい】
S席 12,000円(正面席)
A席 10,000円(正面席後方及び左側)
B席 9,000円(脇正面席)
C席 8,000円(中正面席)
自由席 6,000円(脇正面席後ろ及び正面席右側一部)
※学生は全種1,000円引き。
11月14日(土)10時より一般販売開始。チケットのお申し込みは、宝生能楽堂オンラインチケットサービスまたは、宝生会事務局(03-3811-4843)までお願い致します。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。