七五三

今日は、長男(5歳)・長女(3歳)の七五三。両方のおじいちゃんおばあちゃんに集まってもらい、近所の氏神の八幡様にお参りし、ご祈祷をしていただきました。
荘太郎七五三
母が持ってきた秘蔵写真大公開。これは私の息子ではなく、私自身の七五三。息子そっくりです。髪の毛が少し茶色がかっていますが。
小田原在住の時です。
私の子供たちの写真は載せられないので、これでお許しください。


誕生日

 今日もあと少しで終わりですが、37歳になりました。
皆さまからお祝いのお言葉を頂戴して、とてもうれしい気持ちになりました。
朝、子供たちからも手紙をもらいました。凜太郎手紙
「ぱぱおたんじょうびおめでとうだいすきこんどだがしやさんにいこうねぱぱえ りんたろうより」
ちゃっかり自分の要求を書き込んでいます。以前駄菓子屋さんに連れて行ったのが嬉しかったようです。連れて行ってやるか。
ドラえもんも、以前の不気味なドラえもんに比べてうまくなってきました。
八重子手紙
下の子はまだ字が書けないので、絵を描いてくれました。マイメロディーちゃんといううさぎのキャラクターでしょうか。
2人の描く絵は、不思議といつも微笑んでいます。いい傾向だと思います。
ああ、どんどん親バカになる。親バカな親の気持ちがわかってきました。
37歳、芸に家族に更に精進したいと思います。


お大事に

立冬を境に肌寒くなってきました。
急な気温の変化で体調を崩す方が増えてきました。
「一に睡眠~」でお大事に。
(私は元気に過ごしております。)


映画監督・山崎逹璽氏講演会

達璽
11月26日(土)午後1時半より、名古屋市立名東高校内・国際教育センターにて、僕の高校時代からの親友(悪友)である映画監督・山崎逹璽氏が「時代劇映画に魅せられて」と題して講演会をします。
冒頭のチラシには、
「特撮や怪獣映画に興味を持ち始めた幼少期。名東高校で、人生を左右することになるひとりの友人(能楽師・和久荘太郎さん)に出会い、そこから古典芸能に目覚めていく。その後、目指していた映画作りの方向性が、歌舞伎や浮世絵などの伝統文化に則った「時代劇映画」へと繋がっていく。37歳、日本人最年少の時代劇監督が熱き思いを秘蔵映像を交えつつ語る。」
とあります。
おいおい、勝手に俺の名前を使うなよ、と思ったら、少し前に連絡もらっていたのを思い出しました。
逹璽くんのこの言葉はどうも本当らしく、「和久ちゃんのおかげで(せいで)こうなった」とよく言っています。
高校のクラスは違いましたが、あることがきっかけで仲が深くなりました。
それは、文化祭を控えたある日のこと、僕のクラスは、僕が監督・演出をして歌舞伎の『白波五人男』に手を加えた喜劇を作り、その稽古に励んでいました。
そこに逹璽くんがひょっこり入ってきて・・・・!
実は、僕はそれくらいしか覚えていません。昔のことをすぐ忘れてしまう性質なのです。
しかし、この前後のことは、昔のことを絶対に忘れない性質の逹璽くん本人が、この講演会で披露してくれることでしょう。
しかし、残念。この日は、僕は広島で舞台のために、講演を聴きに行くことができません。
逹璽くんは、日大の芸術学部・映画学科を卒業後、同大学院で芸術修士号を取得し、大学の卒業制作『夢二人形』がカンヌ国際映画祭に史上最年少でノミネートされ、当時の北野武監督も絶賛した、という、華々しい経歴の持ち主。
『夢二人形』は、僕もDVDを買って観ましたが、歌舞伎の様式美を採り入れた新しい手法で、心の奥をくすぐられました。
最近の作品では、『宮城野』があり、主演の片岡愛之助が名女優・毬谷友子を相手に素晴らしい演技を見せています。これも、映画の常識にとらわれず、カメラワークよりも様式美の手法で画面をとらえ、観る者を飽きさせません。
山崎逹璽オフィシャルサイトはこちら
この講演会のお問い合わせ先 052-703-3313(名東高校)
入場無料です。面白い話が聞けるかもしれません。


独り言

書きたいことは山ほどあるが、とても書けないことばかり。決してネタがないわけじゃない。
「王様の耳はロバの耳」と絶叫したい自分がいる。
だから心に決めているのは、夜中に書いたら朝見直す。お酒が入ったら書かないぞ。
いやしかし、このままいつまで理性を保っていられるのだろうか心配だ。情報発信し続けると、感覚が麻痺してくるのでは?
反面、多少の破綻を期待している方もいらっしゃることだろう。その期待に応えるのもサービスの一つでは?
あ、独り言聞かれちゃった。


第4回名古屋宝生会定式能

23。11チラシ表23.11チラシ裏
 11月20日(日)午後1時開演、名古屋能楽堂において、今年度最後、第4回の名古屋宝生会定式能が催されます。
能『海人』シテ・衣斐愛、能『善知鳥』シテ・辰巳満次郎。他、仕舞『三輪クセ』和久荘太郎、『熊坂』内藤飛能、狂言『禰宜山伏』。
入場券料、一般5000円・学生2000円。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
チケットご購入、お問い合わせはこちらまで。


不覚

不覚にも、テレビドラマを見て号泣してしまいました。
『妖怪人間ベム』。
言わずと知れた、40年以上前のアニメの実写版です。子供のころ再放送を良く見ていました(今私は36歳)。
最近、テレビはほとんど見ませんが、帰宅すると家族が早く寝ていたので、たまたまつけたら可愛い「ベロ」の鈴木福くんが。この子は本当に愛嬌があって、演技も達者です。
亀梨くん(恥ずかしながら、最近まで「亀有くん」だと思っていた)のベロも現代風で、影もありかっこいい。
杏さんのベラの女王様ぶりも素敵。「ベラのムチは痛いよー!!」のセリフを聞きたい。
題材が良いですね。人間になりたい、そして人間と仲良くなりたいのに叶わない苦しみ。そして、その妖怪から見た人間の命の短さ、はかなさ。人間には寿命がある事を知りつつも、人間になりたいという思い。
今回の話は、心をえぐられるようでした。最近のテレビドラマでは珍しいのではないでしょうか。
ナレーターに、なんとアニメ版の時のベム役・小林清志さん。渋さが色褪せない良い声です。小林さんは、これも約40年前の時代劇『子連れ狼』(萬屋錦之介主演)でも、演技を邪魔しない素晴らしいナレーションだったのを記憶しています。あれから40年経つのに、なぜ声質が全く変わらないのでしょうか。驚きです。
妻や子供には、泣いているところは見せられませんので、来週からこっそり見ようと思います。


ワークショップ終了


本日、第4回名古屋宝生会ワークショップ、おかげさまで無事終了しました。
名古屋宝生会主催として、事前のワークショップを行うのは、長い歴史の中でも初めてのことでしたので、試行錯誤の全4回でしたが、ワークショップのやり方に正解などありません。名古屋在住のメンバーと密に相談を重ねながら、それぞれの個性や得意分野を生かせる形で取り組み、定評をいただくようになってきました。
来年度24年も、引き続き全4回とも事前のワークショップを行いますので、ぜひみなさま、お誘い合わせの上ご参加下さい。
名古屋宝生会定式能全4回の年間会員券(18000円。2000円の割引)をご購入いただくと、各回毎のワークショップ無料参加チケットが付いていますので、おすすめいたします。(ワークショップのみのご参加は1000円頂戴します。)
次回は新年1月15日(日)10時から11時半、名古屋能楽堂地下稽古舞台にて。
1月20日(日)に上演される能『小袖曽我』(シテ・内藤飛能)と『小鍛治・白頭』(シテ・玉井博子)を題材に演者の視点から解説いたします。
メンバー一同、大勢のご参加をお待ちしております。


成長

上の子供が少し大人になった瞬間。
幼稚園の送迎バスまで手をつなごうとしたら、拒否されたとき。
寂しくもあり、頼もしくもあり。


ワークショップ

明日11月3日は、毎回恒例となった、名古屋宝生会定式能のワークショップを催します。
朝10時から11時半、名古屋能楽堂地下稽古舞台にて。
来る11月20日(日)定式能にての、『海人』(シテ・衣斐愛)、『善知烏』(シテ・辰巳満次郎)の鑑賞に役立つ講座で、名古屋宝生会出演能楽師が、演者の立場から曲の解説をいたします。
今回は、『海人』の解説を当日のシテの衣斐愛さんが、『善知烏』を私が解説し、そのほか能に関連した話を内藤飛能さんがいたします。
最後に、装束付けの実演。今回は、『海人』の後シテを予定しております。
お客さまの中から、当日モデルを選出し、実際に装束の重さや着心地を体験していただきます。
このワークショップは、今年度からの企画で、我々も試行錯誤でやっておりますが、今回4回目。
来年度も引き続き各回とも催すことになりました。
参加は、事前のご連絡は必要ありませんが、定員の50名を越えると、申し訳ありませんがお断りする事もあります。
参加費1000円。名古屋宝生会定式能の年間会員券をご購入いただいている方は、付属のワークショップ参加チケットを切り離さずにお持ちいただければ参加費はいただきません。
みなさまのご参加をお待ちしております。