衝動買い パート2

サツキ。またまた衝動買いしてしまいました‥。白藤と同じ花屋さんで。

 

だってひと株から紅白の花が綺麗だったから。


白藤

数日前、近所の花屋さんにお仏壇の花を会に行くと、店頭でこれが超破格で売られていたので、衝動買いしてしまいました。

 

道行く人が皆立ち止まって

「きれいねえ」

と惚れ惚れとして見ていました。

 

しかし即売されなかったのは、おそらくその大きさ。結構な高さ(120センチ以上)があり、枝ぶり良く横にも広がっているので、ご年配の女性には運べないのかと。

 

私はジャケットスタイルでもなんのその。肩の上に軽々と担いで持ち帰りました。

 

信号待ちしていると、

「あら、あの藤売れちゃったわ!」

という聞こえよがしな声がチラホラと。皆さんすみません。


知らん間に

庭のシラン。昨年すっかり枯れ果てて跡形も無くなったのに、知らん間に出て綺麗な花を咲かせました。

 

オダマキも。可憐ですね。

 

昨年の第一回目の緊急事態宣言の折に、全ての舞台が無くなって時間ができたので、庭に和の草花を植えたのです。

宿根草は、放っておいても次の年に生き生きと芽が出て生命力を感じさせます。

 

昨日は久しぶりの休日だった為、庭を手入れしたのでした。腰痛くなっちゃいましたが、自分でお灸したらすっかり快復。


百花撩乱(まではいかないけど)

庭の草花が色とりどりになってきました。

手前がキキョウ、カワラナデシコ、奥にホタルブクロ。

 

キキョウ。昨年植え付けて表向きは枯れて無くなったものが、忘れた頃に出てきて驚きました。ヘソクリを見つけたような心境でしょうか。

 

カワラナデシコ。いわゆる「大和撫子」です。恥じらいながら咲いているようで、愛でたくなります。

 

ホタルブクロ。最近、桐生のお弟子さんのお宅からいただいてきたもので、もう終わりかと思い花がらを摘んで来年に期待して植え付けたのですが、二番花なのか、どんどん新しい花が咲きます。

 

ユウガオ。まだ咲いていませんが、ネットを貼って準備万端。種から育てて選び抜いた苗を下に植えてあり、蔓がだいぶ巻きついてきています。この後、アサガオも種から育てて植え付けようかと。そうすれば朝夕絶え間なく花を愛でることができます。

 

他にも、ムクゲがピンクの蕾をつけています。コムラサキシキブ、女郎花も小さな蕾のもとをつけ始めました。

 

またいずれ。


鹿の子百合じゃないよ

庭の満開のカノコユリ(鹿の子百合)。いや、多分カノコユリではありません。

 

昨年、カノコユリの球根を買って、大事に愛でて育てたのですが、立派な白い蕾が出来てきて、

「あれ、カノコユリって赤いのでは?」と思いつつ、

「これから赤くなるのかな」

とワクワク待っていたら、いつまで経っても赤くならずに、素敵な白い百合が咲きました。

 

おかしいな、と思いつつ図鑑を見たら、これ、多分「テッポウユリ」じゃん!

 

花屋さん間違って送ってくれたのかも。でもいいや、これも可憐で愛おしいから。


田植え

今日は一日休みにしてあったので、田植え(バケツ植え)をしました。

 

桐生のお弟子さんから先日頂いた苗。すぐには植えられなかったので、仮に庭植えして命脈を保ってもらっておいて、バケツ、土、肥料などが揃い、天気と私の休みが合致した今日を狙って田植え。

麦わら帽子に長靴、腰には蚊取り線香。

 

土いじり大好き。


シャガの花

拙宅の庭のシャガの花。小さくて可憐です。

 

シャガの葉。昨年、久良岐能舞台がある久良岐公園からいただいてきたものが庭に根付いて、地下茎でだいぶ増えました。

 

能『敦盛』『草薙』などの、草刈り男役の持ち物として、シャガの生花(葉)を竹の棒に挟んだものをその都度作ります。

 

昔は、能の家の庭には、シャガの他に笹、木賊(とくさ)、薄(すすき)などを植えて、舞台の小道具として自前で用意したということを聞いていますので、昨年シャガを植えてみたら、葉のみを鑑賞しても涼しげで良いのですが、花がこんなに可憐だとは。

 

笹や木賊は、シャガ同様地下茎で広がりますが、繁殖力が並大抵ではないので、一度植えるとあとが困るのでやめておきます。


春の和花

早いものでもう2月。お久しぶりです。心身共に元気いっぱいで過ごしております。

 

おかげさまで良い年を迎えることができ、家族で京都旅行などができた正月でしたが、7日に私の恩師が亡くなったため、喪に服す気持ちで投稿を控えました。いずれこの恩師のことについては、お話しするときがくると思います。

 

その後も慌しい日々を過ごし、能『絵馬』(名古屋宝生会定式能)も無事舞い勤め、様々舞台が続きましたが、やっと昨日は少し休みが取れました。

 

自分の稽古やたまった事務作業、夜は家族で妻の誕生日パーティー。本当は来週なのですが、舞台の為家にいませんので、1週間先取りでお祝い。

 

日中、近所の巣鴨の地蔵通りに季節の良い和花が出る花屋を見つけ、いくつも衝動買いして庭に植え付けました。

緒環(オダマキ)。紫色の花が愛おしい。つぼみから今か今かというエネルギーを感じます。

 

水仙(スイセン)。芳香が素晴らしい。1輪ですが、おそらく球根で増えていくのでしょう。来年も楽しみです。

 

沈丁花(ジンチョウゲ)。花が咲くと香りが楽しみです。

 

梅。狭い庭なので、あまり大きくならないように剪定していかなければ。

 

土いじりをしているときは、日常の些末なことはすっかり忘れています。これは趣味と言って良いかなあ、と思い始めています。


夕顔の花

甲府のお弟子さんの稽古の為、8時ちょうどのあずさ2号、いや、5号車中。

 

昨夜からだいぶ秋らしくなりましたね。寝苦しくないはずの夜に、なんだか昨夜は考えごとばかり浮かんで(大方楽しいこと)寝つけなかったので、ふと庭をながめると、大輪の夕顔が咲き誇っていました。

 

暗闇にぽっかりと白く浮かんだ夕顔の花。初夏に朝顔の苗と共に庭に植えて行燈作りにしました。朝顔ばかりが咲き乱れ、夕顔はなかなか咲かず。つぼみが膨らんで、漸く今夜咲くか、と待ちに待っても、力尽きてぽとりと悲しげに落花。

 

それもそのはず、夕顔は、今どきのように朝夕の気温差があると咲くことができるのです。

朝顔と絡まって咲く夕顔たち。今夜もたくさんの白き花が、己れ独り笑みの眉をひらいてくれそう。


猫の額1

最近、拙宅の小さな庭を整理して耕し、和の草花を植えています。

 

枝垂紅葉(シダレモミジ)。ゴールデンウィークに娘と日比谷の花屋さんで良いのを見つけました。秋の紅葉が楽しみ。

 

シャガ。能『芦刈』『敦盛』のシテの持ち物です。来週の豊田市能楽堂『芦刈』でも、生花を持ちます。春に白い花を咲かせます。久良岐能舞台の庭園に自生しているのを職員さんから分けて頂きました。

 

石蕗(ツワブキ)。冬に黄色い花を咲かせます。名古屋駅の花屋で見つけ、新幹線で持ち帰りました。カエルの置物がピッタリ。

 

クチナシ。これも名古屋の花屋から。良い香りがします。

 

桔梗(キキョウ)。これも名古屋から。

(続く)