娘語録

家にいられる時は、子ども達が幼稚園から帰って来ると、今日あったことを務めて聞くようにしています。
先日も娘(4歳・年少)に、どんなことがあったか聞くと、「うーん」と言ってなかなか言わないので、何かイヤなことでもあったのかと心配になって、
「詳しくお話しして」
というと娘は、
「詳しくは、ホームページで」
家族4人大爆笑。
しかしマスコミの洗脳は凄い…。


Chinese Restaurunt 啓凛

今日は、とても良い日でした。心から幸せな気持ちになりました。

その幸せついでに、うちの近所に良いお店を見つけました。

「Chinese Restaurunt 啓凛」

長年宝生流とおつきあいのある、中華料理人・林訓美(りんくんび)さんと本日お話をしていて、私の住いの近くに、林さんの後輩である宮脇啓功シェフが1年半前に開いた中華料理屋があることがわかり、ご紹介いただいたので早速行ってきました。

さすが林さんのご紹介、この辺りでは珍しい本格的中華料理。リーズナブルで美味しい!
各品とも小サイズも用意してあるのが、子供連れや女性客にはありがたい。

お店ご自慢のエビチリ、絶品。
干し貝柱とフカヒレの海鮮あんかけチャーハン、最高。
チャーシュー麺、毎日食べたい。
デザートの杏仁豆腐、上品な味。
揚げたてのごま団子、子供には食べさせてはいけない(舌が肥えてしまう)。

素敵な宮脇シェフもさることながら、綺麗な奥様も子供たちに優しく対応していただき、大満足で帰宅。

JR埼京線板橋駅から徒歩4分、都営三田線西巣鴨駅からはおよそ徒歩8分。

着席で60人以上の宴会もできるとのことなので、うちの舞台での謡初めや浴衣会のあとの懇親会を考えようと思います。

うちに遊びに来ていただけば、ご案内いたします!


ドラえもん将棋

将棋盤3

凜太郎(息子・6歳)のドラえもん将棋盤です。

昨年勤めた、能『花筐(はながたみ)』の子方のご褒美に、シテの小倉健太郎師からいただいた品で、おかげさまでこれをきっかけに息子が将棋にハマりました。

将棋は、駒の動きを覚えるのが意外と大変なゲームですが、ドラえもん将棋は写真のように駒ごとに動ける方向を表示してあり、子供ならずとも初心者にはありがたい代物です。

僕が家にいると思えば、すぐにこの将棋盤を手に戦いを挑んできます。

僕は、将棋をちゃんと習ったことはなく、定石なども知らず自己流で、決して得意ではありませんが、初めのうちは子供のこととて、軽くあしらって勝たせてやったり、手加減していました。
しかし、徐々に三手先くらいまで読めるようになってきて、これはいい加減なことを教えずにちゃんと習わせた方が良いと考え、週1回の将棋教室に(妻が)連れていくようになりました。

さすが餅は餅屋、行くたびに定石を覚えてきて、逆に僕が教わる始末。
毎週楽しく通っているようです。

今度の4月から小学生。能だけでなく、何でもやってみて、自分の好きなことをたくさん見つけてほしいと思います。

今のところ、能が大好きだと言っていますが、それはこの将棋盤のように、皆様からのご褒美やお褒めのお言葉目当てが半分でしょうか。

父は、アメとムチの使い分けが大変です。


抱負

 本年も張り切ってまいります。

当ブログも、だらだらと3年目を迎えました。

たかが一能楽師のくだらない日常や、宣伝めいた文章に飽き飽きしながらも、なんとなくつい見ちゃう、くらいで結構ですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ブログに先行して、宝生流能楽師としては当時かなり先駆けて、2005年に、応援していただいている方々にホームページを開設していただき、自らの情報発信をしてまいりましたが、こちらもなかなか十分な更新をしないでおります。

何しろ8年前ですから、使用している写真も30歳当時のもの(現在満38歳)。私も若輩ながら、それなりに年を重ねておりますので、あと数年すれば、写真の不一致および誇大広告でジャロ(公共広告機構)に投書が行くかもしれません。

本年は、数え年で論語に云う不惑(ふわく・まどわず)の40歳を迎え、自身の飛躍の年としたく、9月22日(日)名古屋能楽堂にて「和久荘太郎演能会」という催しを立ち上げます。
家柄も何も無い私が無謀、僭越とは思いますが、気力・体力ともに充実している今やらなくていつやれるのか、と自問自答し、今から2年前に私の親・兄貴・師匠と仰いでいる辰巳満次郎師にご相談の上、家元・流儀長老のお許しをいただいて、ご批判・お叱りを覚悟の上、勉強・普及・力試しの為に、主催・自演させていただくこととなりました。

たびたびお目にかけている先行チラシ(下部掲載)には、まだチケット料金や販売方法などの詳細は掲載しておりません。
6月中旬のチケット販売開始に向けて、本チラシは5月頃の完成の予定です。

親交があり、信頼のおける、あるデザイナーさんの力を得て、現在ロゴマークなどが出来つつあります。

ホームページにも、「和久荘太郎演能会」専用のタブを作成するつもりです。

当ブログにて、進捗状況をお知らせいたしますので、今後とも駄文にお付き合いください。
演能会チラシ表演能会チラシ裏