【緊急】5月15日(金)「第7回 和久荘太郎 演能空間」開催中止のお知らせ

皆様に緊急のご報告です。「第7回 和久荘太郎 演能空間」(5月15日金曜日 於・矢来能楽堂)は、無念ながら開催中止を決定致しました。

つきましては、既にチケットをお求めの方には、順次こちらから中止のご報告の上、チケット代の払い戻しをさせていただきます。明日4月19日(日)よりご連絡いたしますので、一週間後の4月26日(日)までに私からのご連絡がない方は、当ホームページ内【お問い合わせ】よりご一報いただきたくお願い申し上げます。

演能空間主宰 和久荘太郎


「能暦」インタビュー記事

能暦さん(https://nohgoyomi.com/)のホームページに、「第7回 和久荘太郎 演能空間」上演に向けてのインタビュー記事を掲載していただきました。ぜひご覧ください。こちらをクリックしてください。

私にとっては恥ずかしい話もいっぱい。インタビュアーの方の話術に引き出されてしまいました。


第7回 和久荘太郎 演能空間 ホームページ開設

当ホームページ内に、5月15日(金)開催(矢来能楽堂)の「第7回 和久荘太郎 演能空間」の公式ホームページを開設致しました。

チケットの販売開始は、3月2日(月)です。座席数が230席しかありませんので、お早めのお申し込みをお願い致します。


ある夜 不思議の 夢を見る

今日は名古屋で2つの仕事掛け持ちの為日帰り新幹線。朝から牡蠣飯弁当を食べて、元気いっぱい!

 

先日の「第6回 和久荘太郎 演能空間」の開演に先立つ舞台上のご挨拶にて、次回第7回の日程・会場・曲目など決まっていないこと、また、2〜3年は間を空ける、ということを申しました。

 

しかし、数日前のある夜不思議な夢を見て、考えが変わり、来年(令和2年)5月15日金曜日18時30分開演、会場は矢来能楽堂にて「第7回 和久荘太郎 演能空間」を開催することを決めました。

今お伝えできるのはここまで。夢の内容や演目などは、いずれお知らせ致します。


二つになってぞ失せにける

一昨日の能『烏帽子折』の最後に、後シテ・熊坂長範役の私が、牛若丸役の凜太郎に切り倒される型として、幕の前で「仏倒れ(ほとけだおれ)」をしました(空中であぐらをかいて落ちる「飛上り平臥」でも良いのですが、選択はシテ本人に任されています)。

 

そう、まるで仏像がそのまま後ろに倒れるように見えることから「仏倒れ」と言いますが、体にとってリスクの高い型で、うまくやらないと後頭部を打って脳震盪を起こします。私もそう若くはないので、倒れる直前に心の中で、

 

「では みなさん おせわになりました さようなら 南無三宝」

 

と唱えて倒れました。

 

まだ映像を見ていないので何とも言えませんが、比較的綺麗に倒れたようで、後頭部を打たずに済みました(秘密のコツがあるのです)。が、下に穿く半切(はんぎれ)という袴を支える為の「腰羽根」(こしばね。通称・バネ)が見事に真っ二つに!(ここの地謡は、「一人と見えつる熊坂の長範も二つになってぞ失せにける」)

 

これが、

 

パカっと真っ二つに(手は凜太郎です)

 

凜太郎が、「バネがお父さんの身代わりになってくれたんだよ」と言って、バネを仏壇に供えてくれました。折しもお彼岸。

 

いいこと言うねえ。


能『烏帽子折』鏡の間にて

 

 

能『烏帽子折』開演前の、神聖な鏡の間でのショット。辰巳満次郎師撮影。モノクロで奥深い絵になっています。良い記念です。

 

鏡の間で、大映しの三面鏡の前に床机に腰掛けられるのはシテ一人のみの約束。たとえ子方が主役級の役柄であっても。

昨日ここで私は、「一応やっぱり主役なんだ」と自覚しました‥。


ありがとうございました(第6回和久荘太郎 演能空間)

「第6回 和久荘太郎 演能空間」は、皆さまのご声援のお陰で、盛会裏に催すことができました。お忙しいなか大勢のご来場、また、ご遠方からのご来場、誠に有難うございました。

次回「第7回」は、日時・会場・曲目共に未定ですが、本日皆さまから頂戴したアンケートをもとに誠心誠意考えて、またお客様に楽しんで頂ける催しにしたいと思いますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

演能空間主宰   和久 荘太郎


前売り券販売終了 当日券若干有り

来る9月23日(月・祝)宝生能楽堂にて開催の「第6回 和久荘太郎 演能空間」の前売り券の販売は終了いたしました。

当日券は中正面席(7,000円)、自由席券(6,000円)を若干ご用意致します。

当日の12時半から、宝生能楽堂ロビー入口受付にて先着順で販売いたします。


ご来場 心よりお待ちしております

今日は、名古屋能楽堂定例公演にて能『経政』の地謡出演の為、日帰り名古屋。

 

いよいよ『第6回 和久荘太郎 演能空間』は明日に迫りました。

稽古はもちろんのこと、事務的な準備、胴着(装束の下に着る綿入れ)一式や着物の準備も万端!気力・体力も充実!

心配は、台風17号の影響。昨年9月の名古屋能楽堂にての「第5回 演能空間」は、未曾有の勢力の台風が名古屋を直撃しましたが、急にスピードを緩めて、公演中はなんとか踏みとどまってくれました。しかし、鉄道各社の異例の計画運休判断で、新幹線その他が止まってしまった為、半数の約200名のお客様がご来場頂けませんでした。

 

今回の大型の台風17号は、関東直撃は免れそうですが東海道新幹線が風の影響を受けないかが心配。そして、台風15号で被災した千葉県の方々も、何卒ご無事で。

皆さま、台風情報を聞きつつ、お気をつけてご来場下さい。心よりお待ちしております。


カンフェティにての販売終了のお知らせ

「第6回 和久荘太郎 演能空間」のチケットは、カンフェティチケット予約サービスにての販売は終了致しました。引き続き、演能空間事務局(メール info@hosho-waku.netまたは、演能空間公式ホームページ)にての販売は、公演前日の22日(日)18時まで、前売り料金(6,000円)にて受け付けます。残席は、現時点(9月20日21時)で中正面席が約10席のみです。