流行り

電車内でスマホに首っ丈の風景は当たり前になりました。

かなり前(20年位前?)ですが、成人男性が電車内で漫画雑誌を広げていることが批判の対象になった時代がありましたが、スマホに関してそういう形の批判があまり聞かれなくなったのは、老若男女問わずスマホを熱狂的にいじっていますので、人の批判も出来ないということかと思います。

かく言う私も、今このようにしてスマホでブログを投稿していますから何も言えないのですが、ある一定のルールを自分に課しています。電車内に関して言えば、謡を覚えている最中はスマホを触らないこと。電車に乗ったらスマホを触るのではなく先ず本を広げることなど。優先順位としては、

謡を覚える(または型のイメージトレーニング)→本を読む→人間観察→スマホ

となります。まあ、かなり変わり者の部類でしょうか。

車内の人間観察のなかで、本に熱中している人(特に若い人)を見るとなんだか安心します。

最近、耳からうどんのようなものが飛び出ている人が多いのに皆さんもお気づきでしょう。アップル社のワイヤレスイヤホンですね。あれもなかなかに面白い風景です。

今夏の私の中でのヒットは、首元から顔に向けて2つの風が出るように設計された扇風機!。ヘッドフォンを首にファッショナブルに掛けたように見える画期的商品。USB端子で充電できるようです。先日、電化製品店で見かけて購入を迷いましたが断念。これは毎夏流行っていくと思います。

手であおぐ扇子や団扇という光景も、いずれ前時代的となって見られなくなっていくのかもしれません。

来夏は私を電車で見かけたら、耳からうどんを出して、首にファッショナブルな扇風機を掛け、スマホを熱狂的にいじっているかもしれませんので、そのときは優しく見守って下さい。