中日新聞夕刊(6月28日)

中日夕刊 

先の、6月16日(日)名古屋宝生会定式能について、詩人の村瀬和子氏が、中日新聞夕刊にて文章を寄せていただきました。

私の『大江山』後シテ(酒呑童子の本性・鬼)の写真、台から飛び降りる瞬間ですが、頭ギリギリですね…。

励みになります。

さらに良い舞台を勤められるよう頑張ります。


初体験3

(つづき)

そんな状態がかれこれ20分くらい続いたでしょうか、やっと回復してきて、視界が開けて口がきけるようになり、これがおそらく「貧血」というやつだと理解しました。

そりゃ、これは朝礼で倒れるわ、と思いました。
座ってたってこんなにツラいんだから。

次の日、朝一で舞囃子『春日龍神』という激しい曲を舞わなきやいけないから、ちょっと心配しましたが、その後は元気いっぱい。妻には心配をかけました。

でも妻曰く、私と同じく、7月13日の名古屋での社中発表会での対応や、9月22日第1回和久荘太郎演能空間のこと(チケット払い戻しなど)を考えていたようで、普通ならばパニックになるであろうシチュエーションの中、能楽師の妻として、頼もしい限りですな(?)。

原因はわかりませんが、以前はこういうとき、私は「気合いが足りない」からだと解釈していましたが、アニマル浜口ではないのです。

厄年はまだ先ですが、大事な家族の為に、これからはちょっとだけ気をつけようと思います。


初体験2

(つづき)

先日ある催しの後、たまには、と妻と待ち合わせして食事をしていたら、椅子に座っているのに立ちくらみが!(これは「座りくらみ」というのでしょうか)

視界が狭まり、見ている風景・画面がオレンジ色の絵の具をぶちまけたような映像になってきて、意識もうろうとして、あくびが止まらなくなり、手の指がツってきました。

「これはマズいかも(料理はおいしかったのですが)」と思い、妻に「倒れたらあとはヨロシク」と言おうと思ったのですが、叫べど声は出でばこそ。

「こんな良い店で失禁したらどうしよう」

とか、

9月22日第1回和久荘太郎演能空間はどうしよう」

などと余計なことを考えながら、店員さんに

「お客様どうしました?!」

などと騒がれたらいやだな、と思っていました。

しかしさすが妻は、顔面蒼白の私の顔を見て全ての事情を察し、店員さんが騒ぎ立てないよう、我々の平静を装い私の回復を待ちました。

(つづく)


初体験

「痩せたね」
と、最近たくさんの方から言われます。そうなんです。痩せてしまったのです。
大体夏の初めに、毎年言われます。
いわゆる「夏痩せ」です。
汗かきだから、暑くなり始めると無駄に脂肪を燃焼してしまいます。
燃費が悪く、エネルギーを貯めておけないのです。砂漠のラクダが羨ましい限りです。
最近のアメリカの研究では、少し太っているくらいの方が長寿の傾向があるとのこと。
どうしたら太れるかと、試しに暴飲暴食をしても、全く太れません。
昨春の健康診断の結果は、全く問題なし。善玉コレステロールとやらが異常に多いらしく、「善玉」というその名の通り、多い分にはその方が良いとのこと。
これ以上言い過ぎると「イヤミだ」とか、「贅沢な悩みだ」などと言われますが、本人にとっては、真剣な悩み。
どこも身体は悪くないのに、なぜ?
と思っていたら、先日、生まれて初めての「貧血」体験をしました。
(つづく)


チケットホルダープレゼント (和久荘太郎 演能空間)

 9月22日(日)名古屋能楽堂にて開催予定の

「第1回 和久荘太郎 演能空間」

6月中旬のチケット販売開始以降、売れ行きは好調です。
このまま最後まで行けば、と思います。

さて、今回お早目のお申し込み(早たろう席)の特典として、私がデザインした「特製チケットホルダー」をプレゼントいたします。

既にチケットお求めの方から、これがなかなかご好評を頂いておりまして、クリアファイル製のしっかりしたもの。

9月22日の当日が済んでも、能や映画・コンサートなどのチケットを挟んで携帯していただき、時々「演能空間」当日のことを思い返していただければ、という思いで、船弁慶をイメージしてデザインしました。

デザインは、チケットが届いてからのお楽しみ、ということで・・・。

なお、更に「早たろう席」の特典として、S・A・B席に限り500円引きとなります。

いずれの席も、良い席は大分売れてきています。
お早目のお申し込みをお待ちしております。