1月30日(土)千葉にての催し 2新聞掲載記事

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縁あって、1月30日(土)に、上記のような催しをさせて頂きました。

写真の中で、装束(唐織)を着けている凜太郎君(私の息子と同じ名前)、歴史に興味があるらしく、知識豊富で、興味深く私の話に聞き入ってくれました。
将来が楽しみです。

無料体験のご案内(山梨文化学園)

来る3月18日(金)11時から11時半までの30分間、山梨文化学園(甲府駅至近)にて、私が講師を務める、能楽~謡曲(宝生流)~講座の無料体験が実施されます。

以下をクリックして、山梨文化学園ホームページをご覧ください。

 

        山梨文化学園ホームページ

 

半年間、月1回(金曜日)計6回を一区切りとして、次の4月からは3年目を迎える当講座。

団体稽古にて、臆することなく初めての方でも安心して楽しく稽古が出来ます。

4月からは『土蜘(つちぐも)』を、やはり全6回にて稽古いたします。

折良く、私自身も4月16日(土)に、能『土蜘』を東京・水道橋の宝生能楽堂にて勤めます(詳細は後日当ブログにてお知らせ致します)。

お近くの方、もちろんご遠方からでも大歓迎ですから、ぜひ一度体験にお越しください。

現在9名の、男女織り交ぜた、年齢層の幅広い、お人柄の良いお仲間がお待ちしています。

休業のご報告

皆さまには大変驚かれることと存じますが、本日都下某病院に入院しまして、明日、声帯ポリープの切除手術を受けることとなりました。

それに伴い、舞台活動及びお弟子さんの稽古などを3週間ほど休ませて頂くこととなりました。

東京の宝生会主催の催しは、3月別会能は代役をお願いし、4月月並能から復帰致します。

各方面には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、この機会にしっかり治療・養生して、元気に舞台復帰したいと思いますので、何卒ご容赦頂きますようお願い申し上げます。

経過につきましては、当ブログにてご報告致します。

子方一考

一昨日、満次郎の会・大阪公演にて、息子の凜太郎が、能『隅田川』の子方を勤めさせていただきました。

ハラハラドキドキ。

曲の最後の最後で、子供の幽霊として、自分自身を弔う大念仏と共に「南無阿弥陀仏」を唱えます。

それまでの一時間以上、塚(お墓)の作り物の中で、気配を消して、行儀よくしていなければ台無しです。
お墓の中に、子供がいることをお客様に感じさせてはなりません。

何とか無事、勤めることが出来ましたが、お父さんは疲労困憊。

自分の舞台は、長年の訓練で、マインドコントロールを出来るようになってきました。
子供は違います。大人の精神的フォローが必要です。そこに師匠は神経を使うのです。文字通り、「神経衰弱」です。

こんなことでは、9月21日(日)の第2回演能空間の能『橋弁慶』(シテ 辰巳満次郎)の子方を勤めさせた後に、自分の能『葵上』を勤められるか、と思いますが・・。

甘いかもしれませんが、真剣に、舞台とお客様に向き合おうとすると、子方の心身フォローに心を砕きます。

また、舞台成果も大事ですが、何よりも行儀作法。楽屋での立居振舞が大事と考えます。

脱いだ靴をそろえる、手をついて挨拶する。大人と同じ作法が求められます。一事がバンジージャンプ。子供であり、一人の役者であるのです。

さて、次は3週間後の6月14日(土)五雲会にての、能『善知鳥』の子方(シテ 山内崇生)。『橋弁慶』の牛若丸役と同時進行で、稽古を進めてまいります。

お父ちゃん、今後も神経衰弱の毎日・・・。

山梨文化学園にて 謡曲教室開講

山梨県甲府市のJR甲府駅前、山梨文化学園にて、4月より謡曲講座が開設され、私が指導いたします。

月1回金曜日10時〜11時で謡のみ。団体稽古ですので、初めての方でも安心。
半年で『鶴亀(つるかめ)』『猩々(しょうじょう)』を一通り稽古します。

受講料は6か月で16,200円。

無料体験教室を、3月28日(金)10時〜11時で開催いたします。

お問い合わせ、お申し込みは、山梨文化学園(電話055-231-3090)まで。

缶コーヒー 「ワンダ」 新CM

この題名を見て、とても能楽師が発信するブログとは思えません。

でも、黙ってはいられません。
10月から放映されている、AKB48出演の、缶コーヒー「ワンダ」のコマーシャルをご覧になりましたでしょうか。
そうです、サラリーマンの後ろから壁を壊してAKBが現れたり、シャッターを突き破ったり、自動販売機から現れて、

「朝は赤!」

と赤い缶コーヒーを差し出す、あれです。

最初に登場する、グレーのスーツを着た長身の男性が、私のお弟子さんで俳優の湯浅景介さん。
私、テレビをあまり見ないのに、たまたま自宅のテレビジョンの電源をオンすると、このコマーシャルを頻繁に見ます。

本日の稽古にて本人に聞いたら、「一度も見ていない」と。

私なんか、5・6回は見たのに。

以下をクリックすると、メイキング映像が見られます。

https://www.youtube.com/watch?v=56HiBNFReB8&feature=youtube_gdata_player

 

演能空間のチケット販売状況

穴場の席だった、A席中正面席とB席中正面席が、おかげさまで完売しました。

ご購入いただいた方は、誠にありがとうございます。

 

残るは、

 

B席脇正面席と自由席のみです。

 

両方とも、まだ余裕はありますが、早たろう席の特典である、500円割引(B席のみ)とチケットホルダープレゼントの特典(B席・自由席とも)は、9月6日までにお申し込みいただいた場合、となっております。

 

お早目のお申し込みをお待ちしております!

演能空間ホームページ 正式公開!

先日、演能空間特設ページ(仮)を公開しましたが、「仮」ではない、「正式」の特設ページを本日公開しました。

下記のタイトルをクリックして下さい。

第1回 和久荘太郎 演能空間

一見、「何が変わったの?」とお思いになるでしょうが、よくご覧ください。
演能空間の定番の写真の下に、4つのタブが出来、細分化されました。

「チケット・公演情報」のタブをクリックしていただくと、演能空間のチケットを購入するためのフォームがあります。

どうぞご覧ください!

ホームページリニューアル!!

 明日、私の公式ホームページがリニューアルオープンいたします。

今から8年前、家元からの独立と同時に、応援していただく方々に作っていただいたホームページ。

デザインは、ウェブデザイナーの高野真氏。映画監督の山崎達璽氏プロデュース、写真撮影は、宮川舞子氏。

当時は、ホームページを持っている能楽師も少なく、洗練されたデザインは、今も決して古び
てはいませんし、同業者で、ホームページ作成の際に参考にする方もいらっしゃるようです。
本当は著作権の問題がありますが、真似されるほどのクオリティだったと理解しています。

しかし、本年9月に個人演能会「和久荘太郎 演能空間」を主宰することを機に、リニューアルを決意しました。

デザインは、前回と同じく、信頼する高野真氏に依頼。
前作の黒を基調としたクールな雰囲気から、浮遊感・安定感と能の幻想的なイメージを表現したものに仕上げていただきました。

演能空間の特設ページも現在は臨時のものですが、数日遅れて公式ホームページからリンクされます。

当ブログも、トップページにリンクされますので、引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

中日新聞夕刊(6月28日)

中日夕刊 

先の、6月16日(日)名古屋宝生会定式能について、詩人の村瀬和子氏が、中日新聞夕刊にて文章を寄せていただきました。

私の『大江山』後シテ(酒呑童子の本性・鬼)の写真、台から飛び降りる瞬間ですが、頭ギリギリですね…。

励みになります。

さらに良い舞台を勤められるよう頑張ります。