わくわく動物ランド⑥
和金達。最初は、45センチ水槽から始めて、60センチ、90センチと水槽を大きくしたら、それに合わせてどんどんみんな大きくなりました‥。
そして、数年かけて弱い子は淘汰されていき、最終的に現在の数で安定。
なんの飾り気も無い水槽に、高級魚でもない和金を入れていますが、ボーっと眺めていると、癒されるのです。
水換えは相変わらず大変ですがね。
わくわく動物ランド④
フトアゴヒゲトカゲと同じ2階の住人、以前もご紹介しました、ベルツノガエルのベルちゃん(♂)。相変わらず元気いっぱいです。
そして、となりの棚の2階には、アカハライモリのみゆきちゃん(♀)。みゆきちゃんの仲間は、7匹いたのですが、新天地を夢見て脱走し、行方不明になったり、あるいは干からびて発見されたりして、現在は独り住まいです。
(続く)
わくわく動物ランド③
それでは、2階の住人。
左の方に、ひょっこり顔を出してこちらを伺っています。上からのぞくと…、
いました。フトアゴヒゲトカゲのいさむちゃん(♂)です。うちに来て3年目。約45cmで立派な成人男性です。
ひなたぼっこ大好き。バスキングライトで温まった石の上におなかを乗せて休むのが好き。
フトアゴヒゲトカゲは、爬虫類の中でもトップクラスで人慣れするトカゲ。私の手に乗せると、高いところが好きなので、よじ登って頭まで上がります。性質はおとなしく、名前の由来である、アゴの下のトゲトゲは、鋭そうに見えますが、実は柔らかいので、刺さるようなことはありません。
子供時代は、野菜は一切与えず、昆虫のみで育てますが、アダルトの現在はリクガメ同様に野菜中心で、たまにフトアゴヒゲトカゲ専用フードをあげ、週一くらいのペースで、おやつ程度に昆虫(ミールワームやコオロギ)も与えます。
アップにも堪えられる男前。
ケージの側面から撮影。夜が近づくと、この登り木に登って眠ります。
威嚇しているのではありません。ひなたぼっこ中に、呆けて口が空いてしまうのです。
(続く)
わくわく動物ランド②
これが、マンションの3階と2階。いずれも、特注の木製ケージです。
では、まずは3階の住人から。
ヘルマンリクガメ3頭。名前は、大きい順に、「大ちゃん(♀)」「忠ちゃん(♀)」「正ちゃん(♂)」です。うちに来て3年目になります。
大ちゃんの甲長はおよそ28cm。おばあちゃんのような優しい顔立ちとおっとりした性格です。
忠ちゃんは約27cm。水浴びが好きな大食いの女の子。
正ちゃんは小柄で20cm。発情期真っ盛りのわんぱく野郎。なぜか若い(比較的)忠ちゃんには見向きもせず、大ちゃんにしばしばちょっかいを出す熟女好き。
ケージの横から撮影。私が顔を見せると、エサをもらえると思ってみんなわらわらと集まってきます。
イソップ寓話の『ウサギとかめ』では、「かめの歩みは遅いもの」という一般認識の前提があり、それが後半に覆るからお話として成立します。しかし、うちのカメはかなり足が速うございます。
エサは、基本的に野菜。鉄分の高い小松菜が大好物。他に、キャベツ、チンゲン菜、豆苗、キュウリ、レタスなど。食欲旺盛で、小松菜ならば1日に半束はきれいに食べ尽くします。
たまにおやつとしてリクガメ専用フードをあげます。嗜好性が高く、あまりあげすぎると野菜を食べなくなるため、ほどほどに。
昨今は、天候不順の影響で葉物野菜が高騰していますので、エサ代がばかになりません。
ヘルマンリクガメの寿命は、30年~50年と言われています。現時点で最長老の大ちゃんは、推定9歳なので、計算すると、おそらく私よりも長生きすることになります。残された家族が引き継いでくれることでしょう。
(続く)
わくわく動物ランド①
「新しい家族」シリーズは、2014年から始まり、投稿が途絶えたり途絶えなかったり(この言い回し、最近流行っているようです)で、ヒメニオイガメの卵の投稿で終わっていました。
実は、投稿していないだけで、その間に沢山の新しい子が増えましたが、天寿を全うした子や、不慮の事故や病気で天国に召された子など、枚挙に暇がありません。
なぜ投稿が滞ったかというと、私が、本業(もちろん「能」です)を疎かにして、ペット飼育という遊興に耽溺している、と誤解を招くのを恐れたからです。なるほど、客観的に考えて、もし私がこんなブログを見たら、「そんな暇があったら稽古しろよ」と心の中で悪態をつくことでしょう。
しかし、最近やや開き直ってきて、これは私の「唯一の趣味である」と。
誤解頂きたくないのですが、これと「能」以外何もしないのではありません。ただ、世にいう「読書」とか「映画鑑賞」、ましてや「家族と過ごす」や「仕事が趣味」など、これらは、私にとっては当たり前のことであって、特段「趣味」とは言えないと考えているために、ペットの世話を「唯一の趣味」と公言しようと思います。
世話をしている時だけ、仕事のストレス(ほとんどありませんが)から心を解き放つことが出来るのです。
と、散々言い訳をしたところで、早速我が家の「わくわく動物ランド(主に爬虫類)」をご紹介しましょう。
これが、現在のわくわく動物ランドの全容(側面より)です。これでも以前よりもだいぶ縮小しました。
これが、前面からの様子。見た通り、棚が三階建てのマンションになっていて、各階に動物たちが住んでいます。その左側にも小さな棚があり、その上に住居が。
おや、能く見ると、二階に顔だけ出している子がいます!
(続く)
新しい家族 13
「うーん‥何これ。」
この物体を見た初めての感想です。
我が家の着替え部屋(兼 亀部屋)に、2つ綺麗に並んで置いてありました。昨日までは無かったのに。
しかし、程なく推理し、これはうちの子(亀)が産んだ卵だと確信。
昨夜、ヒメニオイガメのみどりちゃん(♀)が、脱走していたのを捕まえて水槽に戻したのを思い出しました。
ミズガメ(湖沼に生息する亀)は、水中では産卵できず、陸を探して産む習性があり、それで脱走を繰り返していたのでしょう。
(つづく)
新しい家族12
前回の続き。
ベルツノガエルのベルくん、2週間おきのエサやりの貴重な写真です。
専用のエサをピンセットでチラつかせると‥
目にも留まらぬ速さで身体の倍以上の口を開けて(この時、私は毎回「ビクッ」とたまげてしまいます」、
ピンセットごとバクリ‼︎
ピンセットを手でよけて、
無事完食。と思ったら、
「ゴックン」と目をつぶって飲み込むのです。これがかわいい‼︎
ごちそうさまでした。
新しい家族11
ちょうど2年前の投稿以来の、久々の新しい家族シリーズ。
今回は、「ベルツノガエル」の「ベルくん」です。
かわいいですね。ウチに来て約1年。最初は、500円玉位の大きさで、まるでカエルのオモチャだったのが、現在体長10センチ。引き締まった身体をしています。
数ヶ月で成人(成蛙)したある夜、得体の知れない叫び声のような、まるで古い洋館の大きなドアが開くような音が毎日聞こえるようになって、やがてベルちゃんの鳴き声だと気付き、オスと判明。発情期にメスを求めて鳴くのです。
その日から「ベルちゃん」は、「ベルくん」になりました。
給餌は、現在2週間に1回ほど。この大きさになると、それ以上やると健康を害するそうです。
【つづく】