名古屋学生能楽連盟 8月例会

今日は、名古屋能楽堂にて、「名古屋学生能楽連盟 8月例会」という、中部地区の大学の能楽サークルが、流派を問わず一堂に会して日頃の稽古の成果を発表する催しがありました。

今年の4月から、私も愛知教育大学能楽部の指導のお手伝いをしているので、監督に参りました。

宝生流は、愛知教育大学・愛知県立大学・南山大学の3校が仕舞・連吟を発表。皆、日頃真剣に稽古に打ち込んでいることが舞台から感じられました。

連吟は、宝生流にしか存在しない稀曲『草薙』を選択して、宝生流らしいごつごつとした謡を披露。学校の垣根を超えた発表により、より連帯感を感じたことでしょう。

仕舞も若さ溢れる舞と地謡で、好感が持てました。将来の成長が楽しみです。

次回は、来年2月9日(土)に催し、舞囃子も数番出る模様。またしっかり稽古していきましょう!