有難うございました①(第4回 和久荘太郎 演能空間)

皆様のお陰をもちまして、去る7月23日(日)宝生能楽堂にて開催の「第4回 和久荘太郎 演能空間」は、無事終了致しました。

ご多忙な中のご来場、誠に有難うございました。

 

能楽評論家の金子直樹氏による、誠に興味深い解説は、観能時の、想像力を膨らませる大きな助けになったことと思います。優しい語り口には、私の社中や知人にもファンが多く、次回も楽しみとのお声を多数頂いています。

 

能『花月』は、11歳になったばかりの凜太郎に、シテを勤めることをお許し頂いたことに、家元には心より感謝申し上げます。何とか無事勤め、本人にとって、能の道に進む動機付けの一つになることでしょう。

 

一調『氷室』は、辰巳満次郎師の強い謡と、金春流太鼓家元・金春國直師との一騎打ち。奇しくも、先日東京にて異常気象で雹や霰が激しく打ち付け、そのさまを想起させる激しい演奏でした。

(続く)