新しい家族7

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ちょうど一年前、こんな感じで500円玉大だったミシシッピニオイガメ(生後4か月)。

 

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現在の姿。

 

 

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前は、掌に乗せても可愛かったのに、

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今は必死で抵抗します。

 

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甲長は2匹とも10センチメートルほど。甲羅の文様も変わりました。最大15センチくらいまでは大きくなるようです。

 

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それでも、こんな面白い表情を見せてくれます。可愛いですね(私だけかも)。

名前は、「ゲンキ♀」と「コウラ♂」。どこかで聞いたような名前ですが、宝生流の若手能楽師兄弟とは全く関係ありません。
子供達が命名。「ゲンキ」は元気だから。「コウラ」は触るとすぐに甲羅に頭と四肢を引っ込めるから。

 

水生亀は、ほとんど水の中で生活する為、水が汚れると体調を崩してしまいますので、最低でも5日に一度の掃除(理想は3日に一度)。
全ての水を入れ替えるのですが、おおよそ30リットル!

先ず電動ポンプで大きいバケツ2個に排水して、それをトイレに流しに行くこと2回。
そして、水槽・フィルター・ヒーターなどを掃除して、ここは2階なので、1階の風呂場から適温(26度前後)に調整した水を、またバケツ2個に入れて、階段を2往復します。

急な階段を大きなバケツ(容量10リットル)を前後に2つ携えての重労働は、さながら『融』の前シテ・汐汲みの翁のよう。既にして、本年9月20日(日)の第3回和久荘太郎演能空間(名古屋能楽堂)の能『融』の稽古を、身をもってしているようです。

基本的に一切の世話は私が致しますが、飼い初めの頃は子供達も手伝ってくれました。「万国共通、水汲みは子供の仕事」と言い聞かせて手伝わせていましたが、徐々に父の偏見だということがバレ始め、また子供は階段に水をよくこぼすので、それを怒っていたら、最近はめっきり手伝ってくれなくなりました・・・。

甲羅は、放っておくと緑色の苔が付いてきますので、時々磨いてやります。

もちろん、「亀の子束子」で。