大会無事終了2

(つづき)
また、今回、3人の涌宝会会員が「教授嘱託披露」と銘打って、舞台を勤めました。
前述の岡田真理様と、舞囃子『船弁慶』の渡邊陽介様・舞囃子『安宅』の森下光様。
懇親会の中で、特別に授与式を執り行い、家元の代読を私が勤め、お三方に教授嘱託免状をめでたく授与しました。
今後とも、宝生流の普及の為に、様々な形でご協力・ご尽力をしていただきたいと思います。
また、後に続く方が出てくれることを切望致します。
辰巳満次郎師により三本締めで景気よく締めていただき、会員の皆様、気持ちよく帰途についていただいたことと思います。
また、開会の会主挨拶ではしどろもどろでうまくお伝えすることができませんでしたが、地元名古屋の能楽師の皆さんには、弱年より育てていただいた感謝の気持ちを常に持ち続けておりますので、このような大会を本当は毎年催したいのですが、また次回、必ず数年後に催したいと思います。
来年は、7月21日(月・祝)東京・神楽坂の矢来能楽堂にて、舞囃子・素謡・仕舞などの大会を催します。
会員の皆さんは、もちろん今から万難を排してご予定いただき、来年何を発表したいか、今から楽しみにお考えになって下さい。
お客様もぜひまたご来場いただきたいと思います。