久良岐能舞台 謡初

昨日1月11日、久良岐能舞台・宝生流講座の初日にて、謡初を致しました。

 

写真は、素謡『鶴亀』。他に、素謡『橋弁慶』・『猩々』。

 

例年ですと、私が全曲地頭(地謡の統率者)を勤めるのですが、今回は、私が声帯ポリープ切除手術後、まだ謡のリハビリが進んでいないことが予想されたため、講座生の皆さんのお計らいにより、皆さんのみで謡って頂きました。

私は、唯一の観客として見所(けんしょ。観客席のこと)で拝聴。ハラハラすることもなく、飽きずに聞かせて頂きました。私が謡わなくても、十分に謡えることが分かり、大変嬉しくなりました。今後は、少しずつこのような試みをしていくのが良いと実感。今後の発展が楽しみです。

終演後は、和気藹々とお食事会。

 

現在、講座生は9名。月3回木曜日の17時からお稽古しています。遅い時間帯も可能。初心者も、ご経験者も大歓迎ですので、ご興味お持ちの方は、ぜひご見学にお越しください。

お問い合わせは、当ホームページ内お問い合わせ、または、久良岐能舞台(電話045-761-3854)まで。