結婚はいいよ

今日の『安宅』は無事済み、金森良充さんの『道成寺』も折り目正しく素晴らしい出来栄え。12年前、私はあんな風には出来なかったなあ。

 

また今日は、私達夫婦の16回目の結婚記念日。17年目に入りました。子供たちも大きくなるわけだ。中3と中1。私もおじさんになるわけだ。

 

奇しくも、ある後輩から結婚のお知らせが皆さんに配られました。この世情で披露宴はすぐにはできないけれど、そんなこと関係無く、心から幸せな家庭を築いてほしいと思います。

仕事で家を顧みないお父さんは、もう流行らないよ(と、自分にも言い聞かせるのです)。

『安宅』申合せ

今日は、明後日11日(日)開催の、月浪能特別会の申合せ。

 

私は、能『安宅』の同山(どうやま。「同行山伏」の略称)の1人。今まで数えきれないほどこの役を勤めていますが、謡も多いのですが、やることが多く複雑で、何度やっても中々に難儀します。

回数を重ねていくと、チームワークや連帯感が育まれてきて、なんだか楽しくなってきます。

 

月浪能特別会のトメは、金森良充(かなもりよしみつ)さんの『道成寺』の披き(ひらき。初演)。彼らしい、折目正しい良い舞台を観せてくれることでしょう。楽しみです。

入学感謝礼拝式

今日は、娘の中学校の入学感謝礼拝式。桜はほとんど散ってしまいましたが、色とりどりのツツジの花や藤の咲きかけの花が新入生を祝福して迎えてくれました。

小道の草花が美しい学校。このような環境で学べることがありがたいことです。

私も、行事ごとに通うのが楽しみ。

 

子供2人とも私立校に入れたから、私もますます頑張らなくては!健康第一に、今後も舞台やお弟子さんの稽古等々、はりきっていきます!

日帰り

名古屋にて、ある会議にお邪魔して、今後の名古屋の宝生流の発展の為のお話・お願いをしてきました。

 

昨年65周年を迎えた「名古屋宝生会定式能」。来年以降、名古屋宝生会は新しい形で生まれ変わります。出演能楽師のみならず、地元に根ざした能楽愛好家の方々と共に、発展的な形を模索しています。皆さんのお陰で面白い方向に進めそうです。

 

その後、岡崎のお弟子さんの稽古へ行き、帰りの新幹線車中。今日は珍しく日帰りです。

杣月会

本日は、宝生能楽堂にて「杣月会(そまづきかい)」という、土屋 周子師のお弟子さんの発表会の助演に参りました。徹底した感染防止対策のもと開催。

 

この世情でも皆さんしっかり稽古を積まれたことが、舞台成果からありありとわかりました。

 

トメは、土屋師による舞囃子『海人』。文化・芸能の灯を絶やすわけにはいかない、という気骨が感じられました。

久良岐能舞台の庭

昨日の、久良岐能舞台へ向かう山門からの小道。新緑がまばゆい。

 

キンシバイの枝垂れた花が美しい。

 

月3回稽古に参りますが、来るたびに季節のうつろいが感じられて、ここに来る幸せを噛みしめています。

 

一念発起

新年度に入り、ふとこのブログを思い出し、そろそろ投稿すべきかな、と思い立ちました。

 

去る1月10日の『翁』の披きに向けてSNS断ちをしたのは良いのですが、『翁』が済んでもその習慣が残ってしまいました。

 

さて、息子は中学3年生になり、娘は行きたい学校に無事合格し、今日から中学1年生。新しい生活に家族全員「わくわく」しています。

 

私自身は、今日は、明後日土曜日に催される土屋周子師のご社中発表会「杣月会」の申合せ(リハーサル)と、久良岐能舞台講座のお弟子さんの稽古。いずれも、感染防止対策を徹底して行っています。

 

皆さんも、希望に満ちた新しい生活を!

『翁』おかげさまで

昨日1月10日(日)、月浪能特別会においてお陰様で『翁』を何とか無事に披かせて頂きました。新型コロナ厄災の最中に大勢のご来場、誠に有難うございます。

世阿弥のいう「時々の初心」を胸に置き、より精進を重ねて参りますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
(尚、1か月間の精進潔斎の為、一切の投稿を控えて参りました。)

虎馬

本日、「4月月並能延期公演」にて、能『八島』のツレを勤めました(シテ 佐野 登)。

 

催し名の通り、4月の月並能が新型コロナ禍により延期した催し。私は元々『八島』のツレではなかったのですが、本日に延期したことにより、本来の演者が不都合になった為、代役として勤めました。

 

この『八島』のツレには、若いときに苦い思い出があり、ある意味トラウマだったのですが、本日何とか無事勤めることができ、やっと克服しました!

 

18年前(27歳のとき)、『八島』のツレを勤めた折に、曲中のクライマックス(いわゆる「錣引きの語り」)で、大間違いをしたのです。「平家方」と「源氏方」に関して、逆のことを言ってしまい、終演後楽屋にて、当時ワキを勤められた故・宝生閑師に強くお叱りいただいたのです。

 

舞台に関して、過去のうまくいったことは記憶から外れていることが多いのですが、失敗は全て覚えています。その代わり、日常の記憶に関しては「そんなことあったっけ?」ということがほとんど。私の場合、ただでさえ脳みそのシワがそれほど多くないのに、「能」に関して「脳」の記憶領域のほとんどを使ってしまっているため、日常生活に支障が出ることが多い、偏った人間です。

観た映画もほとんど忘れているから、毎回感動できます。読んだ本の内容も(場合によっては書名も)忘れているから、同じ本を何回も買ってしまうことも(その場合、若い方にプレゼントします)。

但し、不思議なことに「能」に関する本は覚えているのです。

 

元々、この能の道を本格的に志すまでは多趣味だったので、高校1年生で本職になると決めた時点で、その他全てのことは捨てて、能だけに注力したのです。その時の習い性がいまだに残っている面があって、生活に支障をきたすことがあります。

 

トラウマ克服の話から話が変わっていきましたが、私の中では繋がっています。

百花撩乱(まではいかないけど)

庭の草花が色とりどりになってきました。

手前がキキョウ、カワラナデシコ、奥にホタルブクロ。

 

キキョウ。昨年植え付けて表向きは枯れて無くなったものが、忘れた頃に出てきて驚きました。ヘソクリを見つけたような心境でしょうか。

 

カワラナデシコ。いわゆる「大和撫子」です。恥じらいながら咲いているようで、愛でたくなります。

 

ホタルブクロ。最近、桐生のお弟子さんのお宅からいただいてきたもので、もう終わりかと思い花がらを摘んで来年に期待して植え付けたのですが、二番花なのか、どんどん新しい花が咲きます。

 

ユウガオ。まだ咲いていませんが、ネットを貼って準備万端。種から育てて選び抜いた苗を下に植えてあり、蔓がだいぶ巻きついてきています。この後、アサガオも種から育てて植え付けようかと。そうすれば朝夕絶え間なく花を愛でることができます。

 

他にも、ムクゲがピンクの蕾をつけています。コムラサキシキブ、女郎花も小さな蕾のもとをつけ始めました。

 

またいずれ。