謡初めにて
写真は、元旦の宝生能楽堂にての宝生流職分の謡初めにて。
辰巳満次郎師に撮影していただきました。
最近のスマホは性能が良いですね。
満次郎師はこういうところがお茶目ですね。

これは、その謡初めの様子。私は、満次郎師(すぐわかりますね!)の右頬の辺りに、左半身のみ写っています・・・。
ところで、前列に子方達が写っていますが、凜太郎はなんとインフルエンザ(B型)罹患の為出られず…。
暮れの石清水八幡宮への旅行、帰省など中止にして、おかげで静かな正月を過ごしております。
蘭寿とむさん・市川右近さん
宝塚・花組のトップスター、蘭寿とむさんが退団するということで、大変残念に思います。
素晴らしいダンスの才能と努力。これぞ「至芸」。「らんとむ」さんがトップになる前から、一筋です。と言っても、ある方に、昨年初めて宝塚に連れていってもらって以来で、まだ5回しか見ていないのですが。
今日がその5回目。「愛と革命の詩 ―アンドレア・シェニエ―」と、「Mr. Swing!」というダンス。
ダンスの花組の評判通り、素晴らしい!客席は、皆さんノリノリの手拍子でしたが、私は息を呑んで見とれて、手拍子は出来ませんでした。
特にらんとむさん。私は、申し訳ないけれど、らんとむさんにしか目がいきませんでした。
先日は、ある先輩にお誘いいただき、明治座に『花形歌舞伎』を観に行き、歌舞伎十八番の「毛抜」と新歌舞伎の間に、市川右近さんの『連獅子』があり、堪能しました。
右近さんの踊り、やはり素晴らしい。歌舞伎役者独特の品(しな)は一切付けない、舞踊家らしい、清々しい踊りでした。能にも通じる芯の強さがあります。
『連獅子』は、能では『石橋(しゃっきょう)』の、宝生流独自の小書(こがき・特殊演出)で、これを基に幕末に歌舞伎にうつされたものですが、能に比肩するほどの面白さ。
稽古が物を言っています。そして、人柄まで表れています。宝塚然り、歌舞伎然り。
今日も良いものを吸収して帰ってきました。
誕生日ありがとうございます
39歳になりました。
Facebookやメールなどのツールで、皆さまからご祝辞をいただき、ありがとうございます。
いくつになっても、誕生日をお祝いいただくのは嬉しいものですね。
母からはすき焼き用松阪牛が届きました。いくつになっても息子は可愛いものですね(自分で言うなって)。
子供たちからは、手紙と「肩たたき券40回分」をもらいました。
肩はこりませんが、時々叩いてもらおうかな。
30代最後の1年もはりきってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ポッキーの日
まるまる一か月、ご無沙汰しました。
この間、相変わらず元気に過ごし、ブログに書きたくて書きたくてしょうがないことがたくさんありましたが、なぜか身体はその気になりませんでした。
感覚や思いつきで生きていますので、説明できる理由はありません。 敢えて言えば、気持ちが舞台にしか向いていなかったということ。
ここのところ、次から次へとお役を頂戴して、本当に役者冥利に尽きます。 一つ終わればまたすぐ後にお役が控えていて、常に舞台のことを考え続けることができます。幸せなことです。 趣味のようなもので、それに向けた稽古の日々が楽しくて仕方がありません。
だから私はこれといって他に趣味がありません。
さて今日は、11月11日「1並び」の日。「ポッキー」の日でもあるそうです。なるほど。
2日後、私は、39歳になります。キムタクと同じ誕生日。彼は2歳年上。信じられません。
10年前他界した父も、同じ誕生日でした。ちょうど30年上で、生きていれば69歳。
お仏壇の掃除でもするか。
ご先祖に、神様に、皆さまに、感謝、感謝。
これは事件か
第1回和久荘太郎演能空間終了後、ブログの投稿が滞っています。
「お疲れでしょう」
「大変でしたね」
皆さんやさしいお言葉をかけていただきますが、全然疲れていません。ますます元気に過ごしています。
ただ、さまざまな事後処理に追われていて、投稿が滞っているのです。
自分では「疲れていない」と思いこんでいますが、やはり疲れているのでしょうか。
一日中、どうもおかしいな、とは感じてはいたのですが、入浴時にびっくり。
なんと下着を2枚重ねではいていました・・・。
夏季錬成素謡会
昨日8月28日、「夏季錬成素謡会」という、夏のおさらい会を飛鳥舞台(自宅舞台)にて催しました。
上の写真は、素謡『鶴亀』の直前に、全体撮影。見台(けんだい)という、謡本を見る台がありませんね。
最近、会の度に、全員で『鶴亀』を無本(謡本を見ない)で謡うことに挑戦してもらっています。会を重ねるごとに、皆さん本格的に体で覚えてきて、大分調子(音の高さ)も揃ってきました。
娘の独吟『養老』に始まり、件の素謡『鶴亀』があり、その後、素謡『船弁慶』。
凜太郎には、お弟子さんの中で子方(源義経役)をさせました。
今度、10月12日に三保松原にての催しで、子方のお役を頂戴したので、その稽古も兼ねています。
「夏季錬成」などと厳めしい会名ですが、何のことはない、謡会を口実に皆さん集まってお食事して親睦を深めましょう、という催し。
終了後には、中華料理(チャイニーズレストラン 啓凜)にて懇親会。喉を潤し、舌を滑らかにして、話が弾みました。
同窓会
名古屋市立名東高校の、プチ同窓会に参加しました。
これもFacebookのおかげ。いや、Facebookを使って、同学年を集めてくれた、Y・K君のおかげ。どうもありがとう。
個人情報保護が行き過ぎて、なかなか連絡を取る手段がありませんでしたが、Facebookのおかげで、21年ぶりの友人達とバカ騒ぎ。
もうその時、僕は能楽師ではありません。
根本的に、人間はそんなに変わるものじゃないことがよくわかりました。
それぞれの世界で、大人のフリをしているだけ。
ますます「人間」が好きになりました。
あー、楽しかった!!
じぇじぇ!
「あまちゃん」 初めて見ました。いい話ですね。
「朝まであまテレビ」で、まんまと朝まで。
あきちゃんとゆいちゃんが魅力的です。なんであんなに自然な演技ができるのでしょうか。
キョンキョン(小泉今日子。あきちゃんのママ)の演技も素敵。
「芸能界とかアイドルとか、チャラチャラしたの、ママ絶対許さないからね」
という言葉を、キョンキョンから聞くとは思いもよりませんでした。
「なんてったってアイドル」
他にもいい役者を揃えていますね。
この物語、みんな真剣に生きている。そこに魅力を感じるのでしょう。
「じぇじぇ!」初めて聞きました。巷で流行っていますが、遅ればせながら、日常会話で使わせていただきます。
肥った太った
痩せたやせたと、会う人逢うひとに言われるから、自分でも心配になってきちゃって。
サナダ虫でもいるのかと。
でも、妻いわく、夏の初めの恒例行事のように、毎年同じ心配を口にしているらしく・・・。
一番ぼくの習性を把握している人の言うことだから、ホントでしょう。
39年ほど生きてきて、やっと最近、どうも自分の体が燃費効率が悪いことがわかってきて。
食糧危機が来たら、真っ先に餓死することでしょう。
ここ2週間ほど、意識して量を食べるようにしたら、一進一退だけど、着実に肥った太った。
お腹だけだったりして・・・。
もともと大食いなのですが、食べ過ぎかも、なんて気遣ってるから痩せちゃうのかもしれません。
燃料をたくさん入れないと、どんどん燃えてエネルギーが足りなくなっちゃうのです。
そうしたら、今度は、胃が大きくなってきたのか、食欲が増大。
今度お目にかかる時は、「肥ったねえ」と言わせるかもしれません。



