能楽第二回「飛座」公演 【延期】

明後日土曜日10月12日開催予定の「能楽第2回『飛座』公演」(内藤飛能師主催)は、延期する、とのお知らせを、先程内藤飛能師ご本人からご連絡頂きました。

 

ギリギリまで悩んでの苦渋の決断だと思います。お客様や出演者の安全を最優先にお考えになったことと思います。気を揉んだことでしょう。

本来、私のブログで率先してお伝えすることではないことは重々承知しておりますが、私も先日のブログでご紹介しておりますのと、私の社中でもチケットを買って頂いておりますので、広く、迅速にお伝え出来るように、取り急ぎこの場で僭越ながらお知らせ致します。

愛知教育大学能楽部

今日は、愛教大(愛知教育大学)能楽部の稽古の後、やっと東京行き新幹線にて帰宅中。

 

愛教大は、私の常宿から電車だと少し遠回りとなり2時間弱かかるところ、車ならば約40分間。カーシェアで車を借りて、月2回指導に参ります。

 

竹内 澄子師から引き継いで3年目。当初部員は2人しかいませんでしたが、学生さんの懸命な勧誘活動により昨年は3人入部、今年は5人入部して、計10人に。良い流れが出来てきました。

 

愛知県立大学能楽部と連携して活動していますので、お互い良い仲間で刺激になるようです。

 

2月の名古屋能楽堂にての発表会「学生 能・狂言の会」に向けて、皆稽古に励んでいます。

桜山舞台稽古

昨日は、豊田市能楽堂にて「東海巽会」(辰巳満次郎師ご社中発表会)、今日は、桜山舞台(名古屋)にてのお弟子さんの稽古。

 

名古屋の稽古場が「桜山舞台」(名古屋市瑞穂区駒場町。地下鉄「桜山駅」徒歩6分)に確定してから、もう少しで3年が経とうとしています。

それまでは、ジプシーのように転々としていましたが、あるお弟子さんのおかげでまるで一箇所に居を構えた感じです。

 

月2回(曜日不定。月曜日多し)。朝から夜21時まで稽古しています。まだまだ余裕があります。ご興味をお持ちの方は、ぜひ一度ご見学にお越し下さい。

涌宝会の稽古のパンフレットをお送りもできます。

お問い合わせは、当ホームページ内「お問い合わせ」まで。

富士山

今日は、名古屋にて早朝からある催しの申合せの為、始発の新幹線。そして夕方からは奈良・興福寺塔影能に出勤(能『井筒』地謡)。

 

新幹線車窓から撮影。雪の無い、尾根と稜線がくっきりした富士山。年に約100回新幹線に乗っていますが、こんなのはまず見られません。

昨日は、山梨県側からこの富士を見ていました。武田神社の能舞台から見下ろす富士も格別ですが、静岡県側から見上げる富士も素晴らしく、甲乙つけがたし。

山梨文化学園 謡の団体稽古

今日は、甲府のお弟子さんの稽古。

 

甲府では日帰りで、山梨文化学園にての、謡の団体稽古の後、武田神社にて個人稽古。

この山梨文化学園の稽古も、はや5年程になります。月1回1時間を半年間全6回で、一番(一曲)を一通り稽古します。

団体稽古の良さは、みんなと一緒に謡っているうちになんとなく謡えるようになってくるところ。1人で謡うのは恥ずかしい、という方も、小さい声でみんなで謡って楽しめば良いのです。

その先へ行きたくなったら、個人稽古にお越しいただきます。団体稽古、個人稽古両方の良さがあります。

今日からまた新しい曲『吉野静』が始まります。現在約10名の講座生。まだ40名はお越し頂けます。甲府近辺の方は、ぜひ一度ご見学にお越しください。

詳しくは、山梨文化学園ホームページへ。

いつも良い子じゃありません

今日は、飛鳥舞台(拙宅舞台)のお弟子さんの稽古の後、久良岐能舞台のお弟子さんの稽古。

 

「いつご飯食べてるんですか?」

 

と、よく聞かれますが、ちゃーんと3食食べてます。特に私は、食べないとエネルギー切れでパワーが出ないタチなので、何をおいても食事は大事にします。

でも、どうしても食べられないときは、カバンに忍ばせた非常食を食べて飢えを凌ぎます。チョコレート、ラムネ、カロリーメイトが定番。

バナナを忍ばせることもありますが、先日は、名古屋→自宅→京都→大阪→自宅→名古屋→自宅と持ち歩いて結局食べなくて、自宅でリクガメにあげたことも‥。

夜は、逆流性食道炎のケがあるので、遅い時間は消化の良いものを控え目に。食欲は旺盛なのに。これがツライ。

だから、出来るだけ18時頃までに食べ始めて沢山の量をいただきたいのですが、これもなかなか難しく。

でも、大事なヒトと会うときは別。逆流性食道炎なんかなんのその。一緒に飲んで食べて午前様(死語?)なんてことも月に何度かは。

たまにはカラダに負荷をかけて、鍛えてやらないとね。

ある夜 不思議の 夢を見る

今日は名古屋で2つの仕事掛け持ちの為日帰り新幹線。朝から牡蠣飯弁当を食べて、元気いっぱい!

 

先日の「第6回 和久荘太郎 演能空間」の開演に先立つ舞台上のご挨拶にて、次回第7回の日程・会場・曲目など決まっていないこと、また、2〜3年は間を空ける、ということを申しました。

 

しかし、数日前のある夜不思議な夢を見て、考えが変わり、来年(令和2年)5月15日金曜日18時30分開演、会場は矢来能楽堂にて「第7回 和久荘太郎 演能空間」を開催することを決めました。

今お伝えできるのはここまで。夢の内容や演目などは、いずれお知らせ致します。

おススメ鼻パッド

今日から10月。日中はまだまだ異常な暑さですが、夕方からは涼しくなってきましたね。やっと眼鏡の季節になりました。

 

汗を度々かくと、ハンカチで拭うときに一々眼鏡を外さねばなりません。また、鼻パッドが当たる部分が汗により炎症を起こしたり、汗でずれて大村崑さんのようになってしまうので、この夏はコンタクトレンズを多用していました。

 

しかし、10日ほど前に、良い鼻パッドをアマゾンで安価で見つけ、恐る恐る自分で交換してみたところ、素晴らしい!汗をかいてもずり落ちないし、鼻に跡が残りません。

しかも安価なのに、精密ドライバー付きで、鼻パッドも沢山付属。

もっと早く手に入れたかった。

 

眼鏡が当たって鼻が痛い方、鼻に眼鏡の跡が残る方、眼鏡がずり落ちる方、おススメです。

 

但し‥、精密ドライバーで鼻パッドのネジを交換するときに眼鏡(老眼入り)が必要、という矛盾。コンタクトレンズを目に入れるときに眼鏡を掛けたくなる、とか、眼鏡を探すために眼鏡が必要、というのと似ています‥。

文化庁 学校巡回公演

本日は、日帰りで埼玉県岩槻市のある小学校の文化庁巡回公演能『黒塚』に主後見にて出演。

 

この公演も、宝生流としては2年目になりますが、回を重ねるにつれて常に進化しています。

どうやったら子供たちを飽きさせないか、より興味を持たせることができるか、ということを、「影向社」(舞台設営会社)の社長さんや宝生宗家をはじめ担当の能楽師が密に話し合って、より良いものにしようと頑張っています。

こちらはいつも同じ『黒塚』でも、観客(参加者)の子供たちにとっては生まれて初めて観る『お能』。だから、我々出演者各役も気を抜かずに、真剣に毎回舞台を勤めます。

我々にとっても、勉強の場を与えられていることに若手は皆感謝しています。良い流れです。

人柄

昨日の芝宝会(佐野 登師ご社中発表会)パーティーにての一こま。SAMさんを囲んで。(私の顔が赤いのは美味しいお酒のせい)

 

初舞台にて舞囃子『鞍馬天狗』を舞われたSAMさん。さすが、言うまでもなくダンスで培われた体幹。また、何よりも感服したのが、これほどの有名人にもかかわらず、謙虚で心底真面目なところ。その道で大成した方にお会いすると皆同じ印象を受けます。能の舞台姿にも人柄が表れていました。見習わなければ。

 

佐野 登師は、時代を見据えた大プロジェクト、且つ地道な活動をなさっていて、年毎の会の発展に感服します。私が10代の昔から、折りに触れお考えを教えていただきますが、その主張は今も全く変わらない筋金入りで、ちゃんと計画を実現していらっしゃいます。私より15歳上とは思えないバイタリティ。見習わなければ。

 

良い刺激を受けました。