久良岐能舞台 宝生流講座研鑽会
今日は、宮城県仙台市にての催しにて、仕舞2番の地謡と能『通小町』(シテ 武田孝史)の副後見を勤めてまいりました。
昨日は、久良岐能舞台にて、久良岐能舞台主催の「宝生流講座 研鑽会」が催されました。
珍しく晴天に恵まれました。
入り口。
この舞台に私は月3回稽古に参りますが、訪れる度に季節の移り変わりが感じられるところが素晴らしい。いかにも「能を稽古しに来ている」ことを、師匠も弟子も実感します。
最初は、素謡『鶴亀』。私の関わる発表会では、これを全員で無本で謡うことが恒例になっています。初め謡えなかった方も、毎回謡っていれば、いつのまにか謡えるようになるもの。
現在、久良岐能舞台の宝生流講座生は12名。最近新しくお2人がお仲間入りなさいました。
研鑽会にては、私のお弟子さんの会「涌宝会(ゆうほうかい)」の会員にもお声掛けして、総勢36名での出演となりました。
素謡と仕舞の会で、土屋 周子師をお招きしてご助演願い、素謡の地頭を数番勤めて頂き、皆さんの刺激になりました。
終演後は、フレンチレストランにて懇親会。土屋師や私のご挨拶、初舞台の方のご紹介などなど、和気藹々とした朗らかな催しでした。