わくわく動物ランド②

これが、マンションの3階と2階。いずれも、特注の木製ケージです。

では、まずは3階の住人から。

 

ヘルマンリクガメ3頭。名前は、大きい順に、「大ちゃん(♀)」「忠ちゃん(♀)」「正ちゃん(♂)」です。うちに来て3年目になります。

大ちゃんの甲長はおよそ28cm。おばあちゃんのような優しい顔立ちとおっとりした性格です。

忠ちゃんは約27cm。水浴びが好きな大食いの女の子。

正ちゃんは小柄で20cm。発情期真っ盛りのわんぱく野郎。なぜか若い(比較的)忠ちゃんには見向きもせず、大ちゃんにしばしばちょっかいを出す熟女好き。

 

 

ケージの横から撮影。私が顔を見せると、エサをもらえると思ってみんなわらわらと集まってきます。

イソップ寓話の『ウサギとかめ』では、「かめの歩みは遅いもの」という一般認識の前提があり、それが後半に覆るからお話として成立します。しかし、うちのカメはかなり足が速うございます。

 

エサは、基本的に野菜。鉄分の高い小松菜が大好物。他に、キャベツ、チンゲン菜、豆苗、キュウリ、レタスなど。食欲旺盛で、小松菜ならば1日に半束はきれいに食べ尽くします。

たまにおやつとしてリクガメ専用フードをあげます。嗜好性が高く、あまりあげすぎると野菜を食べなくなるため、ほどほどに。

昨今は、天候不順の影響で葉物野菜が高騰していますので、エサ代がばかになりません。

 

ヘルマンリクガメの寿命は、30年~50年と言われています。現時点で最長老の大ちゃんは、推定9歳なので、計算すると、おそらく私よりも長生きすることになります。残された家族が引き継いでくれることでしょう。

(続く)