涌宝会大会開催(6月1日土曜日・2日日曜日)名古屋能楽堂
来る令和元年6月1日(土)2日(日)2日間にわたって、名古屋能楽堂において、「涌宝会大会」を開催いたします。
番組の詳細はこちらをクリックしてダウンロードしてください。
今回14回目を迎える涌宝会大会。涌宝会会員のみならず、他の能楽師のお弟子さんにも数名ご出演いただき、皆様のおかげで盛大な会にしていただきます。
能1番、舞囃子18番、居囃子1番、独調・独鼓8番、素謡7番、連吟3番、仕舞多数。
能は、私の古くからのお弟子さんで、教授嘱託免状(アマチュアながら指導を許される)をお持ちの岡田真理さんによる、能『羽衣 盤渉(ばんしき)』(2日日曜日)。通常の『羽衣』ではなく、「バンシキ」という小書(こがき。特殊演出)を付けさせて頂き、天女の崇高さが増します。
(「小書」は、勝手に演じることが許されず、必ず家元のお許しがいる習い物。宝生流は、他流に比べて小書が少ないのですが、その分小書が付くと位取り(格調)がかなり高くなり、難しくなります。)
私は、1日土曜日に番外舞囃子『当麻(たえま)』を、また2日日曜日には、舞囃子『橋弁慶』の弁慶役にて、小学4年生の根内カレラ君のお相手をさせて頂きます。あくまでも主役は牛若丸役のカレラ君。五条大橋においての牛若丸と弁慶の大立ち回りを、太刀・長刀・水衣などの小道具と装束を使って激しく舞います。
入場無料です。お誘いあわせの上ご来場ください!
(場内の録音・撮影は一切禁止です)