凜太郎1
お久しぶりです。
いつ見ても足利の初詣の写真、そろそろお怒りの声が聞こえてきます。
暦の上では春となり、寒い中でも少し気がワクワクしてきます。
昨日、立春能(女流能楽師の催し)にて、息子・凜太郎(5歳)が『善知鳥(うとう)』の子方を勤めました。
やることは大してありませんが、一所に1時間以上片膝を立てて座っていなければならない、大変辛抱のいる役。
「辛くなったら後の楽しいことを思い出せ」
とよくよく言い聞かせて、何とか無事勤めました。
「後の楽しいこと」とは、ご褒美のレッドキング(ウルトラ怪獣)の人形。
『善知鳥』という、悲壮極まりない曲の最中に、彼の頭の中はレッドキングでいっぱいだったという訳です。
まだ5歳。物でつるのも一つの方法です。楽しみが無ければ、こんな難行苦行誰もやりません。
舞台を乗り越えて行く楽しみも、実は父は所々に設定してありますが、本当の面白さはあとで自分で見つけてもらいます。
<続く>