いにしへの 奈良の都の

ここ数日の間に、3人もの方に、妻の名前を聞かれました。
実は、5月26日(土)矢来能楽堂にて私の主宰する同門会を催しますが、今回初めて娘(3歳)を舞台に出します(独吟『絃上』)。
番組が完成し、能楽堂に置かせていただいておりますが、「和久」の付く女性名をご覧になって、妻が舞台に出るとお思いになったのでしょう。
妻には、稽古はしません。昔一度やってみましたが、「稽古ごっこ」をしているようで、恥ずかしくて中断してしまいました。
するならば、他の先生についてもらいます。
しかし娘はそういう訳にはいきません。
日頃、凜太郎に「稽古するぞ」と言うと、「わたしも」と付いてきます。
正直、凜太郎の稽古で精いっぱい。しかし、「お兄ちゃんばかりずるい」となるのです。
お舞台のごほうびも狙っているのでしょう。なかなか若い女性はしたたかです。
あと1ヶ月と少し。本当にできるのかしら…。