名古屋市鯱城学園 高年大学②

本日も、鯱城学園・高年大学の授業に行って参りました!

 

1年生文化Bクラス。

前回同様、能楽事始めとして、『高砂』の待謡「高砂や この浦船に 帆をあげて」をお稽古。皆さん、初めはどこから声を出して良いか、戸惑っていましたが、今回の稽古のみで一通り謡えるようになりました。

 

2年生文化Bクラス。

こちらも前回同様、『羽衣』の、ワキ(漁師・白龍)とシテ(天女)の掛け合い部分をお稽古。皆さん、一人二役を楽しんで頂きました。

 

これで、本年分の4コマは全て終了して、計約150名の方をお稽古したわけです。

 

皆さんに共通して言えることは、大変好奇心旺盛で、素直であるということ。少しもカッコつけたところがなく、純粋に物事を吸収しようとする意欲が素晴らしい。

 

子供時代は誰もが素直ですが、とかく大人になると、恥ずかしさやプライドが邪魔して、物事を真っ直ぐ見つめることが出来なくなることが多いと思います。これは、私自身も大いに反省すべきことで、謡をお教えしながら、実は皆さんから私が何かを得ています。

 

私も、高年大学の皆さんのように、還暦を過ぎても生き生きと、素直な人間でありたいと、心から思います。

また、齋藤孝さんの『不機嫌は罪である』を読み直そうかな。


名古屋市鯱城学園 高年大学①

本日、名古屋市鯱城学園・高年大学にて、能の謡の実技の授業を2コマ担当して参りました。

 

2年生文化Aクラスの皆さん。

「名曲『羽衣』を謡おう」と題して、能『羽衣』のシテ(天女)とワキ(漁師・白龍)の掛け合いの部分を団体稽古にてお稽古。

昨年は『高砂』の待謡(まちうたい)「高砂や〜」を稽古して、なんと高年大学の文化祭にてクラス発表をして下さったとのこと。素晴らしいヤル気!これが皆さんの若さの秘訣でしょう。

 

 

1年生文化Aクラスの皆さん。

「『高砂』を謡おう〜能楽事始め」と題して、能『高砂』の有名な一節、「高砂や〜」を団体稽古。一回の授業で、皆さんすんなり習得してしまいました。素晴らしい集中力!これも、「一生勉強」という探究心と、幅広い好奇心のなせるわざでしょう。

 

この授業を担当させて頂いてもう3年目。年1回の授業ですが、これをきっかけに、能を定期的にご覧になるようになったという方もたくさんいらして、能を楽しんで頂き、私としても大変嬉しく思います。

 

ご年配の方が能く、「若いエネルギーを頂いた」というセリフをおっしゃいますが、この高年大学では、若い私が皆さんから熟年のパワーを頂いているような気が致します。

私も、「一生勉強」「死ぬまで現役」で頑張ろうと思います。

また今週末には、別の2クラスの授業を担当致します。楽しみです。


大仏と鑑真

前回の娘の自由研究に引き続き、これは息子の夏休み自由研究。題名は「大仏と鑑真」。やはり張り子で出来ています。

 

裏表で大仏と鑑真になっています。

ちゃんと被れるようになっています(但し、目の穴は開いていませんが)。

ちなみに、妻と子供たちは被れますが、私は被れず、途中で引っかかってしまいます・・・。


能面女子

これ、娘(小4)の夏休みの自由研究の作品。題名は「能面女子」。

張り子(和紙を貼って乾かす作業を幾度となく根気よく繰り返す工作法)でできています。彩色も自分で。上出来でびっくり。

先生に、「何でこれを作ったの?」と聞かれ、「父が能楽師だからです。」と答えたとのこと。嗚呼、回答も完璧。どうぞ、今日から私のことを親バカと呼んで下さい。


台風により

今日は、名古屋の長期出張の最後で、朝から中日新聞の取材をして頂いたあと、夕方からの名東高校能楽研究部の稽古の予定でしたが、非常に強い勢力の台風21号来襲により、急ぎ帰京しております。

明朝、宝生能楽堂にて、今週末に控えた国立能楽堂にての能『安宅』(シテ 武田 孝史)の通し稽古があり、私は後見ですが、凜太郎が子方(義経役)の為、なんとしても帰らねばならないのです。そしてその後は自宅にてお弟子さんの稽古日。

 

取材の時間を1時間早めて頂き、早々に新幹線に乗って、大正解!ただ今、僅かの遅れで東京駅に到着しました。どうも、後の新幹線からは遅れがかなり出ているようで、このままいくと不通になることでしょう。

 

どうぞみなさんも、報道の通り不要不急の外出は避けて、安全にお過ごし下さい。

 


休んで稽古

本日は、山梨県甲府の、山梨文化学園謡曲講座と、武田神社にてのお弟子さんの稽古日ですが、台風の影響による電車の運休や遅れにより、休みとさせていただきました。

 

普段ならば無理やりにでも参りますが、実は明日・明後日と大事な舞台が控えており、万が一帰りに影響があるといけないので、大事をとりました。

 

明日は、GINZA SIX内の観世能楽堂にて、「亀井広忠の会」。五流宗家揃い踏みで、宝生流は舞囃子『安宅・延年ノ舞』。私は地謡です。

明後日は、同じ会場で、「佳名会・佳広会」という、亀井 忠雄・広忠両師のご社中発表会。夥しい数の舞囃子が、宗家・名手揃いで上演されます。そんな中で、私は舞囃子3番(『百万』『箙』『融』)を舞わせて頂き、他に地謡を8番ほど謡います。

 

甲府の皆さんには申し訳ありませんが、今日はそれらの自分の稽古の時間に充てさせていただこうと思います。


やっと北区

今朝、8日ぶりに、東京都北区の自宅に帰宅しました。

さすがに、国内の出張でこんなに長いのは初めてで、海外旅行並みの荷物を3つのキャリーバッグに詰めて、常宿の名古屋のホテルに送り、用が済んだ荷物から少しずつ送り返す方式。自分では一切洗濯しません。ホテルの部屋に干す場所も無いし、そんな時間も無いので。

 

大学生の稽古、大学生の発表会の監督、素人会の申合せ、薪能、素人会、高校の合宿、桜山の稽古、という風に、今回うまく繋げることができました。

薪能(岩村城址能)では、仕舞『砧』も舞ったので、通常の紋付・袴の他に、舞用の紋付・袴も必要で、より荷物が増えました。

 

しかし、なにも仕事ばかりしていたわけではありません。合間を利用して、恩師に会いに行ったり、母・妹、古い友人、はたまた新聞記者の方などとお食事を共にしたりなど、大変有意義に過ごせた8日間でした。

毎年恒例の名東高校の合宿の日のみは、ホテルに荷物を預け、合宿所に部員や顧問と共に宿泊。大浴場では男子生徒と裸の付き合いもします。夜は花火大会と枕投げ(⁈)

 

今朝の始発の新幹線で帰京し、そのままかかりつけの病院へ。声帯ポリープ手術後の経過観察です。大変良好で安心。どんどん、もっともっと声を出しなさいと言われました。

 

そして、ただ今京急線にて横浜方面へ。月3回の久良岐能舞台講座の稽古です。

来週末には、少し休みが取れて、娘とディズニーシーへ!それまで、熱中症に気をつけて元気に頑張りたいと思います。


名古屋学生能楽連盟 8月例会

今日は、名古屋能楽堂にて、「名古屋学生能楽連盟 8月例会」という、中部地区の大学の能楽サークルが、流派を問わず一堂に会して日頃の稽古の成果を発表する催しがありました。

今年の4月から、私も愛知教育大学能楽部の指導のお手伝いをしているので、監督に参りました。

宝生流は、愛知教育大学・愛知県立大学・南山大学の3校が仕舞・連吟を発表。皆、日頃真剣に稽古に打ち込んでいることが舞台から感じられました。

連吟は、宝生流にしか存在しない稀曲『草薙』を選択して、宝生流らしいごつごつとした謡を披露。学校の垣根を超えた発表により、より連帯感を感じたことでしょう。

仕舞も若さ溢れる舞と地謡で、好感が持てました。将来の成長が楽しみです。

次回は、来年2月9日(土)に催し、舞囃子も数番出る模様。またしっかり稽古していきましょう!


中近両様から

メガネ男子2人(凜太郎と荘太郎)で、池袋のめがね屋さんに行きました。

 

凜太郎はフレームの調整。成長期の為、顔もどんどんデカくなり、ツルが当たるようになってきました。

私は、遂に中近両様の眼鏡を作りに。要するに「老眼鏡」です。まだ、さほど老眼は強くないのですが、見え方に左右差があり、眼鏡を外しても、本を読むときや、謡を覚えるときにどうしても違和感を感じ、集中力が途切れます。

眼科医のご意見を伺うと、いきなり「遠近両用」にするよりも、「中近両様」から慣れていった方がスムースに移行できるとのこと。今までいくつか作った眼鏡は、車の運転用や外出用にして、読書や事務作業には中近両様を使用する方針にします。

10日ほどで完成とのこと、心待ちにしています。

老眼鏡の完成を子供のようにワクワクして待つ、というのも、なんだか複雑な心境です。


不機嫌は罪ですね

この本、身につまされました。

現代に蔓延する「不機嫌」を、丁寧に分析して、「上機嫌のススメ」を説いています。

世界平和への道も、「上機嫌」からではないかと思いました。大袈裟ですかね。