台風により

今日は、名古屋の長期出張の最後で、朝から中日新聞の取材をして頂いたあと、夕方からの名東高校能楽研究部の稽古の予定でしたが、非常に強い勢力の台風21号来襲により、急ぎ帰京しております。

明朝、宝生能楽堂にて、今週末に控えた国立能楽堂にての能『安宅』(シテ 武田 孝史)の通し稽古があり、私は後見ですが、凜太郎が子方(義経役)の為、なんとしても帰らねばならないのです。そしてその後は自宅にてお弟子さんの稽古日。

 

取材の時間を1時間早めて頂き、早々に新幹線に乗って、大正解!ただ今、僅かの遅れで東京駅に到着しました。どうも、後の新幹線からは遅れがかなり出ているようで、このままいくと不通になることでしょう。

 

どうぞみなさんも、報道の通り不要不急の外出は避けて、安全にお過ごし下さい。

 


休んで稽古

本日は、山梨県甲府の、山梨文化学園謡曲講座と、武田神社にてのお弟子さんの稽古日ですが、台風の影響による電車の運休や遅れにより、休みとさせていただきました。

 

普段ならば無理やりにでも参りますが、実は明日・明後日と大事な舞台が控えており、万が一帰りに影響があるといけないので、大事をとりました。

 

明日は、GINZA SIX内の観世能楽堂にて、「亀井広忠の会」。五流宗家揃い踏みで、宝生流は舞囃子『安宅・延年ノ舞』。私は地謡です。

明後日は、同じ会場で、「佳名会・佳広会」という、亀井 忠雄・広忠両師のご社中発表会。夥しい数の舞囃子が、宗家・名手揃いで上演されます。そんな中で、私は舞囃子3番(『百万』『箙』『融』)を舞わせて頂き、他に地謡を8番ほど謡います。

 

甲府の皆さんには申し訳ありませんが、今日はそれらの自分の稽古の時間に充てさせていただこうと思います。


やっと北区

今朝、8日ぶりに、東京都北区の自宅に帰宅しました。

さすがに、国内の出張でこんなに長いのは初めてで、海外旅行並みの荷物を3つのキャリーバッグに詰めて、常宿の名古屋のホテルに送り、用が済んだ荷物から少しずつ送り返す方式。自分では一切洗濯しません。ホテルの部屋に干す場所も無いし、そんな時間も無いので。

 

大学生の稽古、大学生の発表会の監督、素人会の申合せ、薪能、素人会、高校の合宿、桜山の稽古、という風に、今回うまく繋げることができました。

薪能(岩村城址能)では、仕舞『砧』も舞ったので、通常の紋付・袴の他に、舞用の紋付・袴も必要で、より荷物が増えました。

 

しかし、なにも仕事ばかりしていたわけではありません。合間を利用して、恩師に会いに行ったり、母・妹、古い友人、はたまた新聞記者の方などとお食事を共にしたりなど、大変有意義に過ごせた8日間でした。

毎年恒例の名東高校の合宿の日のみは、ホテルに荷物を預け、合宿所に部員や顧問と共に宿泊。大浴場では男子生徒と裸の付き合いもします。夜は花火大会と枕投げ(⁈)

 

今朝の始発の新幹線で帰京し、そのままかかりつけの病院へ。声帯ポリープ手術後の経過観察です。大変良好で安心。どんどん、もっともっと声を出しなさいと言われました。

 

そして、ただ今京急線にて横浜方面へ。月3回の久良岐能舞台講座の稽古です。

来週末には、少し休みが取れて、娘とディズニーシーへ!それまで、熱中症に気をつけて元気に頑張りたいと思います。


名古屋学生能楽連盟 8月例会

今日は、名古屋能楽堂にて、「名古屋学生能楽連盟 8月例会」という、中部地区の大学の能楽サークルが、流派を問わず一堂に会して日頃の稽古の成果を発表する催しがありました。

今年の4月から、私も愛知教育大学能楽部の指導のお手伝いをしているので、監督に参りました。

宝生流は、愛知教育大学・愛知県立大学・南山大学の3校が仕舞・連吟を発表。皆、日頃真剣に稽古に打ち込んでいることが舞台から感じられました。

連吟は、宝生流にしか存在しない稀曲『草薙』を選択して、宝生流らしいごつごつとした謡を披露。学校の垣根を超えた発表により、より連帯感を感じたことでしょう。

仕舞も若さ溢れる舞と地謡で、好感が持てました。将来の成長が楽しみです。

次回は、来年2月9日(土)に催し、舞囃子も数番出る模様。またしっかり稽古していきましょう!


中近両様から

メガネ男子2人(凜太郎と荘太郎)で、池袋のめがね屋さんに行きました。

 

凜太郎はフレームの調整。成長期の為、顔もどんどんデカくなり、ツルが当たるようになってきました。

私は、遂に中近両様の眼鏡を作りに。要するに「老眼鏡」です。まだ、さほど老眼は強くないのですが、見え方に左右差があり、眼鏡を外しても、本を読むときや、謡を覚えるときにどうしても違和感を感じ、集中力が途切れます。

眼科医のご意見を伺うと、いきなり「遠近両用」にするよりも、「中近両様」から慣れていった方がスムースに移行できるとのこと。今までいくつか作った眼鏡は、車の運転用や外出用にして、読書や事務作業には中近両様を使用する方針にします。

10日ほどで完成とのこと、心待ちにしています。

老眼鏡の完成を子供のようにワクワクして待つ、というのも、なんだか複雑な心境です。


不機嫌は罪ですね

この本、身につまされました。

現代に蔓延する「不機嫌」を、丁寧に分析して、「上機嫌のススメ」を説いています。

世界平和への道も、「上機嫌」からではないかと思いました。大袈裟ですかね。


オヤノキモチ

今日は、飛鳥舞台の稽古の後、横浜に参り久良岐能舞台の稽古。

その飛鳥舞台の稽古の合間に、少しの休憩を取るべく階下に降りると、妻が色を失っているので何かと問えば、学校から電話があり、凜太郎が彫刻刀で指を切ったとのこと。

すわ、一大事とばかりに妻が学校に迎えに行き、そのまま外科に直行、何針も縫う処置にて、

「お父さん、ごめんなさい」

と帰宅したので、ギュウと抱きしめてやりました。

 

今まで、骨折や大きな怪我などしたことがないので、過保護かとは思いますが、これだけのことで妻も私もそれぞれが大変な心配をしました。私なんかお仏壇にお参りして、何とか無事であって下さい、乞い願わくは、私が身代わりになります、と。

全く心配かけやがって。あれ、まてよ。こんな心配序の口。俺なんて、こんな怪我と比べものにならないくらい、もっとヒドい心配を両親にかけていたじゃないか。親になってわかる、親の気持ち。

 

父が生きていれば、もっと親孝行したかったなあ。

母はまだ元気だから、今のうちに親孝行しておかないとなあ。


ヤル気が出ます

昨日は、名古屋宝生会定式能、本日は、引き続き名古屋能楽堂にて、小中学生能楽鑑賞会(名古屋能楽堂主催)が、午前の部・午後の部とありました。私は、能『殺生石』の地謡。予算の関係で4人(通常は8人)でしたので、その分大声を出してやや疲労しました。

しかし、本日から演能空間チケット販売開始。早速たくさんの方からお申込みを頂き、応援されていると実感。おかげさまで、何ごとに対してもヤル気が出ます!

やっと4日ぶりに東京に帰宅しますが、明日は文化庁の巡回公演で、小田原の小学校へ。能『黒塚』の主後見を勤めます。生徒たちの反応が楽しみです。


学生は宝

新幹線で名古屋に向かっています。

週明けの6月25日(月)から販売開始すべく、演能空間の自由席チケットとチラシを持って、名古屋市内プレイガイドを回ります。

そして、レンタカーを借りて、あるお弟子さんの代稽古(お一人)に向かい、名東高校の稽古、最後に愛教大の稽古。休むヒマがありません。

いよいよ明日は、全宝連の学生自演会。名東高校と愛教大の応援に参ります。もちろん、他の大学の発表も楽しみ。学生は宝です。


父の日に

昨日は父の日。日曜日ですから、当然のように舞台がありました。熱海のMOA美術館能楽堂にて、能『項羽』(シテ 宝生和英宗家)の主後見と、新作仕舞『覇王』のツレ・修理夫人役(シテ 辰巳満次郎)。

ただ、例年の父の日は、第3日曜日の為名古屋宝生会定式能に必ず重なっているので、10代の頃から父の日は家にいたことがありません。今年は、諸事情により、初めて名古屋宝生会定式能が第4日曜日に変更になったために、第3日曜日には代わりに別の催しが入ったというわけです。

しかし、名古屋と違って熱海は東京に近いので、早く帰ることが出来、夜は家族と過ごせることに!久しぶりに、家族で外食を楽しむことが出来ました。

腹も心もいっぱいで帰宅後、凜太郎の部屋を通りかかると、

「お父さん、これ」

と渡されたのがこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日大きい声で稽古をしているお父さんの喉を気遣って、なけなしの小遣いで用意してくれていました。

おまえの可愛さ加減には、父さん嬉しくて涙が出てくるわ。