中近両様から

メガネ男子2人(凜太郎と荘太郎)で、池袋のめがね屋さんに行きました。

 

凜太郎はフレームの調整。成長期の為、顔もどんどんデカくなり、ツルが当たるようになってきました。

私は、遂に中近両様の眼鏡を作りに。要するに「老眼鏡」です。まだ、さほど老眼は強くないのですが、見え方に左右差があり、眼鏡を外しても、本を読むときや、謡を覚えるときにどうしても違和感を感じ、集中力が途切れます。

眼科医のご意見を伺うと、いきなり「遠近両用」にするよりも、「中近両様」から慣れていった方がスムースに移行できるとのこと。今までいくつか作った眼鏡は、車の運転用や外出用にして、読書や事務作業には中近両様を使用する方針にします。

10日ほどで完成とのこと、心待ちにしています。

老眼鏡の完成を子供のようにワクワクして待つ、というのも、なんだか複雑な心境です。


不機嫌は罪ですね

この本、身につまされました。

現代に蔓延する「不機嫌」を、丁寧に分析して、「上機嫌のススメ」を説いています。

世界平和への道も、「上機嫌」からではないかと思いました。大袈裟ですかね。


オヤノキモチ

今日は、飛鳥舞台の稽古の後、横浜に参り久良岐能舞台の稽古。

その飛鳥舞台の稽古の合間に、少しの休憩を取るべく階下に降りると、妻が色を失っているので何かと問えば、学校から電話があり、凜太郎が彫刻刀で指を切ったとのこと。

すわ、一大事とばかりに妻が学校に迎えに行き、そのまま外科に直行、何針も縫う処置にて、

「お父さん、ごめんなさい」

と帰宅したので、ギュウと抱きしめてやりました。

 

今まで、骨折や大きな怪我などしたことがないので、過保護かとは思いますが、これだけのことで妻も私もそれぞれが大変な心配をしました。私なんかお仏壇にお参りして、何とか無事であって下さい、乞い願わくは、私が身代わりになります、と。

全く心配かけやがって。あれ、まてよ。こんな心配序の口。俺なんて、こんな怪我と比べものにならないくらい、もっとヒドい心配を両親にかけていたじゃないか。親になってわかる、親の気持ち。

 

父が生きていれば、もっと親孝行したかったなあ。

母はまだ元気だから、今のうちに親孝行しておかないとなあ。


ヤル気が出ます

昨日は、名古屋宝生会定式能、本日は、引き続き名古屋能楽堂にて、小中学生能楽鑑賞会(名古屋能楽堂主催)が、午前の部・午後の部とありました。私は、能『殺生石』の地謡。予算の関係で4人(通常は8人)でしたので、その分大声を出してやや疲労しました。

しかし、本日から演能空間チケット販売開始。早速たくさんの方からお申込みを頂き、応援されていると実感。おかげさまで、何ごとに対してもヤル気が出ます!

やっと4日ぶりに東京に帰宅しますが、明日は文化庁の巡回公演で、小田原の小学校へ。能『黒塚』の主後見を勤めます。生徒たちの反応が楽しみです。


学生は宝

新幹線で名古屋に向かっています。

週明けの6月25日(月)から販売開始すべく、演能空間の自由席チケットとチラシを持って、名古屋市内プレイガイドを回ります。

そして、レンタカーを借りて、あるお弟子さんの代稽古(お一人)に向かい、名東高校の稽古、最後に愛教大の稽古。休むヒマがありません。

いよいよ明日は、全宝連の学生自演会。名東高校と愛教大の応援に参ります。もちろん、他の大学の発表も楽しみ。学生は宝です。


父の日に

昨日は父の日。日曜日ですから、当然のように舞台がありました。熱海のMOA美術館能楽堂にて、能『項羽』(シテ 宝生和英宗家)の主後見と、新作仕舞『覇王』のツレ・修理夫人役(シテ 辰巳満次郎)。

ただ、例年の父の日は、第3日曜日の為名古屋宝生会定式能に必ず重なっているので、10代の頃から父の日は家にいたことがありません。今年は、諸事情により、初めて名古屋宝生会定式能が第4日曜日に変更になったために、第3日曜日には代わりに別の催しが入ったというわけです。

しかし、名古屋と違って熱海は東京に近いので、早く帰ることが出来、夜は家族と過ごせることに!久しぶりに、家族で外食を楽しむことが出来ました。

腹も心もいっぱいで帰宅後、凜太郎の部屋を通りかかると、

「お父さん、これ」

と渡されたのがこれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎日大きい声で稽古をしているお父さんの喉を気遣って、なけなしの小遣いで用意してくれていました。

おまえの可愛さ加減には、父さん嬉しくて涙が出てくるわ。


電話野郎

 「電話野郎」

 

この言葉をご存知でしょうか。

アポ無しで、いきなり電話をしてくる人(主にオジさん)のことらしいのです。

つい最近この言葉を知り、

「え、アポって、どういうこと?」

と、一瞬考えましたが、電話する前に、「今から電話してよろしいでしょうか」、と、メールやLINEなどで予めアポを取って、相手の都合を確認してから電話をするべき、という価値観の若い方が増えていて、いきなり電話をしてくる上司や年配の男性は煙たがれているようです。

ああ、正に私は「電話野郎」。

思い当たる節は数多ありますので、きっとそう呼ばれていることでしょう。

昔は、「電話で失礼致します(本来お伺いして直にお話しすべきところ)。」とか、時代が下がると、「メールで失礼します(一筆啓上すべきところ)。」などと言ったものですが、メール(またはLINEなど)というツールの方が、相手の都合を考えていることになるのですね。

これらは、世代により色々な考え方があるかと思いますが、冷静に考えてみれば、若い世代の考え方に共感出来るような気がします。

「俺は電話野郎でいい!」

と開き直ることは簡単ですが、私は、柔軟に対応したいと思います。

でも、緊急時の「電話野郎」はお許し下さい!


何ができるか

ある舞台出演の為、札幌にきています。

飛行機はあまり好きではありません。年に1回乗るか乗らないかという頻度ですが、毎回空港の搭乗システムが少しずつ進化していくのについていけず、不安で仕方がありませんので、かなり早く空港入りします(若い頃、一度飛行機に乗り遅れて大失態を犯した経験があり、それもトラウマになっています‥)。

海外公演のときは仕方ありませんが、国内ならば出来る限り飛行機を使わず、新幹線や電車で参ります。きっと変わり者と言われていると思いますが、自宅(東京)から広島・福岡・仙台行くらいは、まず新幹線を選ぶほど電車が好きで、長時間乗っていても全く苦になりません。

 

東京・名古屋間の往復は、年間のJR東海への支払いが100万円を優に超えるほどとなります。

さて、連日報道されているように、先日、東海道新幹線車内で大変いたましく、許しがたい事件が起きてしまいました。

あの日のあの時間、私は京都にての舞台の帰りで、事件とは逆の登りの新幹線に乗り合わせており、横浜駅の手前で急停車しました。車内アナウンスでは状況説明は無く、何が起きたかは翌日のニュースで知ることとなりました。

女性の盾となって立ち向かった、勇気ある被害者には心よりお悔やみ申し上げますが、果たして、自分だったら何ができたのだろうか、と自問自答の日々です。

事件は「下りの」「12号車」で起きた、ということも、心に引っかかる要因で、私は下りの新幹線は、好んで12号車に乗ることに決めているのです。

今後は、公益性や利便性など(そして会社の利益も)を多少犠牲にしてでも、何らかの対策は必要、という流れになっていくことを期待します。やはり、何事も「もしも」という考えを前提に動くべきですね。我々乗客も、それを受け入れる体制・心構えが必要ということだと思います。


久良岐能舞台の紫陽花

梅雨に入り、久良岐能舞台の紫陽花が見頃です。


涌宝会大会 盛会にて

去る6月1日(金)2日(土)の涌宝会大会、おかげさまで無事開催することが出来ました。大勢のお客様にご来場頂き、心より感謝申し上げます。

出演社中の人数とそれほど変わらない、40名を超える能楽師(シテ方・ワキ方・狂言方・囃子方)に支えられ、社中皆熱演することが出来ました。

「お弟子さんは、私の作品」。

私自身、舞台上で客観的に自分の「作品」をながめて、大変勉強になりました。能は技術ばかりではなく、特に人間性が表れます。我々職業人としての能楽師が特に自戒しなければならないことですが、技術偏重や慢心になれば、それが舞台に出てしまい、鼻につくものです。私のお弟子さんには、1人もそのような方が見当たりません。これは、私も大変誇りにして良いことだと思っております。

 

さすがに、大会翌日は私も仕事を入れずに休みにしましたが、会の事務処理や着物・道具類の片付けに追われ、少し疲れを感じました。

そして翌々日の月曜日はなんと飛鳥舞台の稽古!皆さん休まずにお越しになり、大会の感想をお聞かせいただき、また新しい曲を稽古し始めました。飽くなき探究心とやる気に敬服いたします。

 

そして私は、大会が済んだかと思えば、続いて、本年9月30日(日)名古屋能楽堂にて開催の「第5回 和久荘太郎 演能空間」のチラシ・チケット・ポスター制作や販売手段の最終準備に取り掛かっております。

チラシは、今月下旬に完成予定。当ホームページに「演能空間専用ページ」を開設してチラシPDFデータをダウンロードできるようにし、ネット販売も開始いたします。

過去にアンケートをご記入いただいた方や、ご来場頂いた方には、チラシを優先的にご郵送する手はずを整えております。

どうぞご期待ください!