謹賀新年

あけましておめでとうございます。

昨年中は、皆様には大変お世話になりありがとうございました。

本年も、良い舞台をお見せできるよう精進いたしますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

和久荘太郎


仕事納め

昨日の27日金曜日で仕事納めの方が多かったようですね。

 

私は、本日の岡崎・花朋会舞台にてのお弟子さんの稽古で仕事納め。一昨日から連日、今年最後の名古屋の稽古です。

 

明日からは、大掃除に精を出しますよ!それと、溜まりに溜まった事務作業の数々の処理。そして、自分の稽古。稽古に休みはありません。

 

皆さま、良いお年をお迎えください。


『羽衣』ご来場ありがとうございました

本日、横浜能楽堂にての能『羽衣』、おかげさまで無事舞い勤めることができました。大勢のご来場、誠に有難うございました。

 

今回は、地謡と囃子に助けられたことが大きいと感じます。

 

人口に膾炙した『羽衣』ですので、我々能役者にとっては却ってやりにくい曲で、私のシテではどうにかなるものではない、と当初より判断し、今の宝生流で最高と思える地謡を依頼しました。

 

囃子方、またワキ方も私の父親世代のベテランばかり。文字通り「舞わせていただいた」という感覚です。

良い経験になりました。

 

次は、新年1月26日(日)名古屋宝生流定式能にての能『絵馬』。これもなかなか手強い曲。明日から稽古に励みます。


『班女』有難うございました

本日、五雲会にての能『班女』おかげさまでなんとか無事舞い勤めることができました。大勢のご来場誠に有難うございます。

 

ちょうど1週間後には、横浜能楽堂普及公演にての能『羽衣』が控えております(こちらはは販売1ヶ月で完売しており、当日券が出るのか定かではありません)。続けてお越し頂くお客様には、暮れも押しつまったなかのご来場、心より感謝申し上げます。

 

これから1週間、体調に留意して、良い舞台をお見せできるように精進致しますので、何卒宜しくお願い致します。

 


いよいよ『班女』

いよいよ、今週土曜日の五雲会は、能『班女』を舞います。

明後日木曜日は申合せ(リハーサル)。

普段は慌しく過ごしていますが、お役の前は出来る限り休みをとって、万が一の場合(風邪や怪我などの回復の時間)に備えたり、曲に関する書物を読み込んだりして事にあたるようにしています。

もちろん稽古も充実させます。ただ、若いときのように、ガムシャラに稽古に勤しむと、身体を壊したり、本番にピークを迎えることがだんだん難しくなってきましたので、舞台での稽古に留まらず、イメージトレーニングをしたり、精神の充実をはかります。

他に、能『巻絹』木谷哲也、能『融』小倉伸二郎と狂言一番。ご来場をお待ちしております!


伊勢参り④(おまけ)

唐突ですが、拙宅の庭のカエル。石蕗(ツワブキ)の葉の下で雨宿りしています。

 

伊勢参りで禊した二見興玉神社では、カエル(作り物)が神様の使いとしていたるところにいるのです。

おみやげ売り場でもこのように宣伝しているので、

 

一匹連れて帰ってしまいました。ウチの庭石で偉そうにしています。


伊勢参り③

猿田彦神社内の、猿女(さるめ)神社。天鈿女命(アメノウズメノミコト)が祭神。能『絵馬』でも登場して描かれる、天岩戸隠れ伝説に登場する芸能の神様。多くの芸能人が参拝します。私も毎年のように参拝。

 

猿田彦神社の脇を流れる小川の紅葉。

そしていよいよ内宮へ!

天皇陛下の御即位参拝の為、鳥居もくぐれませんが、鳥居の前に遥拝所が臨時設営。ここでお賽銭を入れて、娘とお参りしました。天照大神を想い、「お役をさせて頂きます」と。

 

この後は、おはらい横丁とおかげ横丁で食べ歩き。赤福のぜんざいは最高。こういう楽しみもなくっちゃ。

ペンペン焼き。これ、オススメです。いつもあまり並んでいませんが、隠れた名物じゃないかと。

イカのペンペン焼き


伊勢参り②

夫婦岩近影。

 

能『絵馬』の成功祈願をしました。娘は、103歳の曽祖母がこれからも元気に長生きしてくれることを祈願。

 

外宮の正宮・豊受大神宮。天照大神のお食事を司る、豊受大御神が祀られています。

 

内宮へお参りする前に、猿田彦神社へ。宝生流の祖神で「道開き」の神様。演能空間の初回の折に初めて参詣し、その後度々訪れております。

(続く)

 


伊勢参り①

来月の、令和2年1月26日(日)名古屋宝生会定式能にて、能『絵馬』を勤めるにあたって、去る11月23日(土)に、娘を付き合わせて伊勢参りを強行してきました。

 

前シテは老人姿ですが、実は天照大神(アマテラスオオミカミ)の化身。姥(実はアマテラスオオミカミの弟神・月読明神)を伴って登場し、晴れの白絵馬か雨の黒絵馬をかけるかで夫婦が言い争い、最後は両方掛けることに。

後シテは天照大神が男神の姿で激しい神舞を舞います。

 

いつもの如く、神様や幽霊のお役を勤めるときは、必ずその地を訪ねてお参りしますので、今回は天照大神がおわします伊勢神宮の内宮へ!

と思って向かっていたら、そうだ!今日は折しも天皇陛下と皇后陛下が、即位のご報告に内宮に行かれる日だ!と気付いて、行きの近鉄電車内で調べたら、やはり内宮は入れないとのこと。

娘とがっかりしつつも、このような良き日に伊勢神宮にいられるのは素晴らしいこと、と思い直し、定番のルートでお参りして、内宮は鳥居の外から参拝することにしました。

 

二見興玉神社の海岸。遠くに夫婦岩が見えます。古来、ここで禊して、外宮、内宮の順に参拝します。

(続く)


久良岐能舞台 宝生流講座研鑽会

今日は、宮城県仙台市にての催しにて、仕舞2番の地謡と能『通小町』(シテ 武田孝史)の副後見を勤めてまいりました。

 

昨日は、久良岐能舞台にて、久良岐能舞台主催の「宝生流講座 研鑽会」が催されました。

 

珍しく晴天に恵まれました。

 

入り口。

この舞台に私は月3回稽古に参りますが、訪れる度に季節の移り変わりが感じられるところが素晴らしい。いかにも「能を稽古しに来ている」ことを、師匠も弟子も実感します。

 

最初は、素謡『鶴亀』。私の関わる発表会では、これを全員で無本で謡うことが恒例になっています。初め謡えなかった方も、毎回謡っていれば、いつのまにか謡えるようになるもの。

 

現在、久良岐能舞台の宝生流講座生は12名。最近新しくお2人がお仲間入りなさいました。

研鑽会にては、私のお弟子さんの会「涌宝会(ゆうほうかい)」の会員にもお声掛けして、総勢36名での出演となりました。

素謡と仕舞の会で、土屋 周子師をお招きしてご助演願い、素謡の地頭を数番勤めて頂き、皆さんの刺激になりました。

 

終演後は、フレンチレストランにて懇親会。土屋師や私のご挨拶、初舞台の方のご紹介などなど、和気藹々とした朗らかな催しでした。