カナブン①

最近、カナブンづいています。

 

「カナブンづく」

という日本語は、私の造語でしょうが、最近起こったカナブンに関する事件2つ。

 

先日の久良岐能舞台にてのお弟子さん(女性)の稽古中、大きなクマンバチ(実はカナブンさん)がお弟子さんの周りを飛翔し始めたので、

「動かないで。刺激すると刺されますよ」

という言葉を発する間も無く、お弟子さんは広げた扇で払い始めたので、

「いけない、このままではお弟子さんが刺される!」

と即座に判断し、お弟子さんの腕に止まった瞬間、若い頃武道で培った私の反射神経(脳を通さない一瞬の脊髄反射)が、勝手に反応し、閉じた扇で、

「スパーン‼︎」

と、打ち付けました。

見事命中、かと思いきや、カナブンは「ぶ〜ん」と飛翔して舞台天井のライトへ。

 

私は、うら若き女性の腕を、しこたま打擲しただけでした。(Sさん、申し訳ありませんでした_| ̄|○)

 

(続く)