良い仲間

 今宵、「新旧助手会」という名の楽しい親睦会がありました。

当ブログには、今までほとんど書きませんでしたが、2年間、東京藝術大学音楽学部・邦楽科の助手を務め、この3月で任期満了します。

様々な専攻(長唄・長唄三味線・邦楽囃子・生田流筝曲・山田流筝曲・日本舞踊・尺八・雅楽・能楽観世流・能楽宝生流)にそれぞれ助手がいて、私がほぼ最年長でしたが、皆忘れ難い良い仲間です。

朝8時半から18時の勤務を週2日。それ以外にも様々な演奏会や、試験・入試などの助演・伴奏・事務仕事があります。日にちは取られましたが、ただ能の道に精進するだけでは得ることのできない経験をたくさんさせていただきました。

素晴らしい教授陣や講師陣とも交わる機会をいただき、大変勉強になりました。
また、先生方と身近に接して、いかに現在の大学の先生が大変なご苦労をなさっているかがわかりました。

まだ3月末まで、入試や御前演奏などの大仕事がいくつも残っていますが、何だか名残惜しい気もします。

このような機会を与えてくださった、能楽宝生流教授の武田孝史師に心より感謝いたします。