掬水会・明治神宮薪能

昨日は、残念ながら雨のため、息子と娘の幼稚園の運動会は次の日に延期になり、私は舞台の為参加できなくなりました。
長男は幼稚園最後の運動会だったので、ぜひとも行きたかったのですが、残念。
しかし、早起きして自転車で会場に行き、場所取りだけはバッチリ。お父さんの責任を一つだけ果たしました。
さて、場所取りの後は、宝生能楽堂にて掬水会(きくすいかい・水上優師同門会)の助演。
水上優・輝和親子の番外仕舞に始まり、御次男の嘉(よし)くんの初仕舞『絃上』。4歳にして立派に可愛く舞いました。
能2番(『祇王』・『船弁慶』)、素謡・仕舞・舞囃子多数、10周年ということでますます盛会。
私の同門会・涌宝会も、見習って10周年目指して頑張っていこうと思います。
トメの能『船弁慶』の装束のお手伝いを最後に途中で失礼して、急ぎ明治神宮薪能へ。
間組主催の薪能で第31回。
私は、仕舞『祇王』を、東川尚史さんと相舞で勤めました。
こちらのトメの能も『船弁慶(後之出留之伝)』(前シテ 宝生和英・後シテ 辰巳満次郎)。私は地謡を勤めました。
来年開催の私の自演会・「和久荘太郎演能会」でも、能『船弁慶』を勤めますので、大変勉強になる舞台でした。
『船弁慶』を舞うと決めてから、不思議と『船弁慶』を自分で舞う機会や拝見する機会が増えてきました。もともと人気曲ですから、多くて当然ですが、その分、お客様にも容易に比較されてしまうので、ある意味難しい曲です。
帰宅後妻から運動会の報告があり、子供たち二人ともよく頑張ってきたようです。
来年は、小学校と幼稚園の掛け持ち・・・?