新作能『鷹姫』に出演します

11月5日(金)国立能楽堂にて「第16回山井綱雄之會」にて新作能『鷹姫』が上演され、私はコロス役で出演致します(詳細は上記チラシをクリックしてください)。

 

異流合同で、シテ方5流派勢揃いし、コロス役はシテ方4流派に加えてワキ方・狂言方も参加。コロス役は、「岩」の役ですが、「コロス」→「コーロス」→「コーラス」すなわち「地謡」の役割も兼ねていて、同吟(合唱のこと)が大部分を占めています。4流派+ワキ方+狂言方で、それぞれがそれぞれの謡を主張すると全く調和が取れませんので、今回は金春流に合わせることにしましたが、私の宝生流とは全く節扱いが違いますので、これから苦労して覚えることになります。

 

先日、初めての顔合わせと稽古がありましたが、なんだか楽しくなりました。普段とは全く違う顔ぶれで作り上げる舞台。新鮮で刺激的です。

 

しかし、山井綱雄さんのバイタリティには毎度のことながら感服させられます。