草むしり
昨日は、大会が済んでからのひさびさの休日。
といっても、大量の事務作業や子供の稽古があったりして、終日のんびりとはなかなかいきません。
しかし、一日中家にいるのですから、こんな日は短パンにTシャツで過ごしていると、夏休みに入った下の娘がそれをいち早く見つけ、
「おとうさんお休みなの?」
とわくわく顔で近づいてきます。
「じゃあ今日は草むしりをしよう!」
と、日焼け止めを塗り、虫除けスプレーをかけ、麦わら帽子をかぶり、長靴履いていざ出陣!
小庭に生えた青草を、二人でせっせせっせと抜いていきます。
前の家から連れてきた枝垂れ紅葉の枝は今を盛りと生い茂り、凜太郎が小学校から持って帰ってきた朝顔は早くも青い種をつけました。
初夏に植えた千なり瓢箪は、隣のお宅に不法侵入。
ひっぱり戻してネットに絡めてやります。
バッタの子供たちが、ポップコーンのように飛び回っているのを捕まえて、ちょうど帰ってきた凜太郎が持ってきた虫かごに入れてやると、飼いたい、と。
バッタにもおとうさんとおかあさんがいることを話すと、
「じゃあ一晩だけ」と、草を入れてやります。
にわか雨。
夢のような1日。
またこの夏で、子供たちもひとまわり大きくなることでしょう。