能『志賀』を舞います(4月20日土曜日・五雲会・宝生能楽堂)

来たる4月20日(土)五雲会(宝生能楽堂)にて、能『志賀』を舞います。

『志賀』は、宝生流のみならず、他流でも稀曲のようですので、ぜひご高覧頂きたいと思います。

『高砂』『弓八幡』『養老』などと同様の本脇能。この曲も本脇能の常道を外れず、前シテは尉(老人)で、若い男(ツレ)を伴って登場。後シテは、やはり例にもれず、若い男神の姿で登場し、激しい神舞を舞います。

シテは、六歌仙の一人である、大伴黒主(おおとものくろぬし)が、没後祀られて神格化された、志賀明神。桜満開の志賀山に、颯爽と現れます。

正午開演の最初が『志賀』です。他に、能『巴』今井 基、能『小塩』渡邊 茂人、狂言『文荷』。

番組の詳細は、こちらをご覧ください。

入場料は、一般5,000円、学生2,500円。チケットのお求めは、当ホームページ内【お問い合わせ】または、宝生会(03-3811-4843)まで。

『志賀』を舞うにあたって、先々月に、志賀山の「大伴神社」にお詣りしてまいりました。

(続く)