宝塚
昨日、宝塚デビューを果たしました。ヘミングウェイ『誰がために鐘は鳴る』。
全くの白紙でしたが、連れていって下さった方のお陰で、大変楽しめました。能を初めてご覧になる方の心境が少しわかりました。見たくてもなかなか自分でチケットを取る勇気が出ませんね。
シテ(主演)の大空祐飛さん、文句なしに素敵。惚れ惚れします。男より男っぽい。
ワキ(相手役)の野々すみ花さんは、小柄で可憐。役の為に髪をバッサリと伺い、役者としての気概十分、さすが。
ツレ(準主演)の蘭寿とむさんのダンスが素晴らしい!闘牛士の役がいかにもハマって、色香が漂います。
他にも、寿つかささんなどの脇を固める役者さん達の実力とチームプレーに感心します(当然のことなのでしょうが)。
世の女性が(男性も)はまるのがよくわかりました。
後半のショーがまた良かった!派手ですが、伝統を感じました。相当な稽古量でしょう。これらを一ヶ月間上演するのだから、大変な体力・精神力だと察します。
能の表現方法とは対極的かもしれませんが、これもまた良し。きっと近々参ります(ハマったらどうしよう)。