大会無事終了
一昨日の7月13日(土)、「司宝会・涌宝会合同大会」が無事終了しました。
前日の申し合わせ(リハーサル)でほとんどの皆さんが厄を落として、本番は驚くほど上手でした。
大概、申し合わせで少し上手くいかない方が、本番で上手くいくものなのです。
終了後の懇親会では、司宝会会主の佐藤耕司師の挨拶に始まり、引き続き、涌宝会会主の私による、脳みその構造が疑われそうな挨拶の後、宝生和英家元の御発声の乾杯のお言葉でそれも浄化されて、和気あいあいと皆さん会話が弾みました。
途中、能を舞われた司宝会の芳賀カズ子様と涌宝会の岡田真理様のスピーチをいただきました。
お二人とも能を舞うのは今回で2回目。素晴らしい出来栄えでした。
また機会があれば舞ってみたいとのお言葉、そうでしょうね。面と装束をつけて「主役」を勤め、約20人の能楽師各役が自分一人の為に一曲を作ってくれる最高の贅沢。
再来年は我が涌宝会も、10周年を迎え、当流本拠地の水道橋・宝生能楽堂にて「涌宝会10周年記念大会」を催す予定ですから、我こそは能を、と手を挙げて下さる方が出てくれることをこれから待ち望んでおります。
(つづく)