ドラえもん将棋
凜太郎(息子・6歳)のドラえもん将棋盤です。
昨年勤めた、能『花筐(はながたみ)』の子方のご褒美に、シテの小倉健太郎師からいただいた品で、おかげさまでこれをきっかけに息子が将棋にハマりました。
将棋は、駒の動きを覚えるのが意外と大変なゲームですが、ドラえもん将棋は写真のように駒ごとに動ける方向を表示してあり、子供ならずとも初心者にはありがたい代物です。
僕が家にいると思えば、すぐにこの将棋盤を手に戦いを挑んできます。
僕は、将棋をちゃんと習ったことはなく、定石なども知らず自己流で、決して得意ではありませんが、初めのうちは子供のこととて、軽くあしらって勝たせてやったり、手加減していました。
しかし、徐々に三手先くらいまで読めるようになってきて、これはいい加減なことを教えずにちゃんと習わせた方が良いと考え、週1回の将棋教室に(妻が)連れていくようになりました。
さすが餅は餅屋、行くたびに定石を覚えてきて、逆に僕が教わる始末。
毎週楽しく通っているようです。
今度の4月から小学生。能だけでなく、何でもやってみて、自分の好きなことをたくさん見つけてほしいと思います。
今のところ、能が大好きだと言っていますが、それはこの将棋盤のように、皆様からのご褒美やお褒めのお言葉目当てが半分でしょうか。
父は、アメとムチの使い分けが大変です。